平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(344)日光と東京ツアー。(1)

23日、24日と連休が取れたので、ミニボンと何処かへ行こうと思う。
その計画を立てたのが、4日前の金曜日だった。
休みが取れると確実に分かるのは、いつも直前なのであります。
ということで、もう数日前に帰って来た旅行の話でございます。
さて、じゃ、何処なのということになるのでありまして、1泊2日なので、凡もミニボンも、ここだっていうところが思い浮かばない。
沖縄も昨年行って、もう1度行きたい場所だ。
でも、今は天候の不安定なニュースも聞く。
何かあった時に陸路を選択できる場所のほうがいい。
大分の別府温泉も良かったなあ。
1万円以下で行ける温泉もいい。
でも、やっぱり東京か。
と考えていると、「日光」という観光地が思い浮かんだ。
ミニボンに尋ねると、行ったことがないし、日光東照宮も見てみたいという。
じゃ、行先は決まった。
でも、大阪からだと意外と遠い。
なので、往路は伊丹空港から飛行機で羽田空港まで行く。
そして、浅草まで移動して、そこから東武特急で日光までというルートを考えた。
東照宮を見てから、鬼怒川温泉で1泊。
次の日は、東京まで戻って、東京の空気を吸いながらブラブラと散策をして、飛行機で帰路に着く。
とまあ、こんな具合だろう。
そうなると、問題は宿泊施設となる。
これが都会なら、清潔で便利なら、寝るだけなので、どこでもいい。
ミニボンも、そこには拘りはない。
でも、温泉のある観光地の場合は、宿泊すること自体が楽しみでもある。
温泉に入ったり、料理を食べたり、お土産屋を覗いたりと、宿泊施設の中で過ごすことが、観光と言うか、遊びでもある訳で、今回のように鬼怒川温泉に泊まるなら、少しは楽しい宿に泊まりたいと思うのであります。
早速、楽天トラベルで検索をした。
勿論、手許のことを考えなければ、鬼怒川金谷ホテルに泊まりたい。
でも、それは分不相応とういうもので、これは諦めるしかない。
さて、いくつも素敵なホテルがヒットしたのですが、まずその中でバイキングの夕食の宿をピックアップした。
何しろミニボンは、極端な偏食でありまして、2人とも楽しく食事をするにはバイキングが1番都合がいい。
それで、候補を選んだのが、「鬼怒川温泉あさや」さんと「鬼怒川観光ホテル」さん、「鬼怒川温泉ホテル」さんの3つだ。
まず、「あさや」さんだ。
ホームページを見ても、その口コミを見ても、ここは文句ない。
部屋や食事、それに規模も大きくて館内をブラブラするのも楽しそうだ。
凡の泊まる日の価格も15000円と、何とか出せる金額だ。
ほぼ凡の気持ちの中では、「あさや」さんに決定しそうである。
であるのだけれど、1つだけ気になることがあるのです。
ロビーが12階の吹き抜けになっている。

画像

(見上げるのには、綺麗ですよね。)
「何で、なんでこんなことするのよ。」
すべてが理想なのに、吹き抜けとは。
この建物を設計した人の、想像力を疑うね。
全国の高所恐怖症の人を、始めから拒否しているスタイル。
凡には耐えられるのだろうか。
インターネットの写真を見ながら、想像してみる。
チェックインして、部屋に向かう凡とミニボン。
そこに恐怖のあまり四つん這いになって震えている凡が、ありありとイメージできた。
「大丈夫ですか?」
部屋に案内してくれる女性も困惑して、声を掛けるが動けない。
「あのオッチャン、変な人?」
横を通る子供が母親に聞いている。
「しっ。黙っとき。見たらアカン。」
何てさ。
どうも、凡には吹き抜けになった廊下を歩くなんてことは、不可能だ。
折角、楽しい思いをしに泊まっているのに、廊下で四つん這いは悲しい。
それでも、凡はポジティブだ。
一応は、ホテルに電話で確認をしてみた。
「あのう。そちらのホテルに泊まりたいんですけれど、吹き抜けになってますよね。私、高いところに行くと、四つん這いになっちゃうんですよ。客室で1番低いところにある部屋は、どのタイプなんでしょうか。」
と尋ねると、和室だという。
とはいうものの、何階の部屋になるかは、はっきりとは答えられないとのこと。
それに、ロビーが6階なんて、どうなのですか。
チェックインできるのだろうか。

画像

(上から見ると、こんな具合だろうか。)
しかも、温泉宿の楽しみである露天風呂は、ご丁寧に最上階の12階にある。
「空中庭園露天風呂」だって。
空中って、危ないじゃない。
それに、じっくりと写真を観察すると、エレベーターは、シースルーだ。
こんなの、絶対に無理。
でも、泊まりたいじゃない。
なので、今度はブログを見てみることにした。
「あさや。吹き抜け。高所恐怖症。」で検索。
すると、やっぱりね。
「背筋がスーッとする。」だとか、「写真を撮るのに必死だ。」とか、「下を見るとゾクゾクとした。」などの記述がいくつも出てくる。
やっぱりね、やっぱり、ここは高所恐怖症の泊まる宿じゃない。
次を探そう。
「鬼怒川観光ホテル」
ここも、口コミの書き込みをチェックすると、部屋も広くて、料理も美味しいと書かれたものが多い。
料金的にも1番安い。
これもいいね。
でも、ここは大江戸温泉物語のチェーン店で、この系列のホテルは最近関西でも増えつつある。
往復3000円程度で往復のバスもあるところもあり、10000円ぐらいの納得できる金額で温泉とバイキングを楽しんで帰ってこれる。
1度行ってみたいなと思っていたホテルだ。
とはいうものの、せっかく大阪から行くのだから、チェーン店じゃなくていい。
大江戸温泉を利用するのは、関西から安いバスでいけるところに行こう。
それに、その気持ちを決定づけたのは、部屋の写真だ。
どの書き込みも部屋が広いと書いてあるのですが、フォトアルバムを見てみると、洋室の1例としてアップされている写真が、どうも安物っぽかったからだ。
たぶん、普通に行っても広い部屋になるのだろうけれど、たぶん、ほとんどの場合が書き込み通りの広い部屋なんだろうけれど、凡は飛びっきりのクジ運の悪さをもっている。
こんなときに限って、その洋室になるってことも考えられる。
それは悲しいな。
ホテルの人も、あの写真はアップしない方が良いと思う。

画像

(安いビジネスホテルみたいな洋室の1例。広い洋室の写真もあったけれど、この写真は気になるよね。)
なので、大江戸温泉物語に泊まるのは、関西から近いホテルのときにしよう。
すると残るのが、「鬼怒川温泉ホテル」だ。
古くからあるホテルのようで、バイキングも美味しそうだ。
それに和室だから、温泉に来たっていう雰囲気も嬉しい。
凡の泊まろうとしている日の価格設定は、お部屋はお任せのプランで、1人12000円。
まあ、これぐらいかな。
ホームページの写真も、上手く写ってるしね。
ということで、鬼怒川温泉ホテルに決定。
早速、楽天のページで予約を入れた。
でも、ここのホテル。
よく考えてみると、、、
お子様歓迎、赤ちゃん歓迎と書かれている。
凡は、子供は苦手だ。
なのに、お子様歓迎のホテルに泊まる。
大丈夫なのかな。
大丈夫、、、だろう。
とはいうものの、もう夏休みに入っているのを気が付かなかった。
本当に、大丈夫なのかな。

コメント

  1. ゆけむり より:

    ご無沙汰しております
    日光に行かれたようですね!
    あさやには一度だけ泊まった事があります
    かなり規模も大きいホテルですが、自分はもう予約する事はないでしょう・・・
    部屋も一番下の画像みたいな部屋だったし、子供は運動会でもあるのではないかと言うぐらい多かったし
    バイキングも・・・

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    ゆけむりさんは、今年も精力的に色んなところへ行っておられますね。
    私も見習おうと思っているのですが、思うようにはいきません。
    さて、ゆきむりさんは、あさやに泊まったことがあるんですね。
    でも、コメントの様子だと、イマイチだったようですね。
    特に、バイキングも、、、、が気になりますよ。
    楽しみはやっぱり食べることですもんね。
    ネットの写真や、口コミはすごく良かったんで、泊まりたかったんですが、それじゃ止まらなくて良かったのかもですね。

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