平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(139)犬鳴山の七宝瀧寺とみ奈美亭の温泉。

さて、金運を求めて、いざ犬鳴山へ。
南海電鉄の泉佐野市に着くと、既にバスが停まっていたので飛び乗った。
動き出したバスは、市街地から細い道を抜け、山道に入る。
右に左に揺られながら40分ほどすると終点に着いた。
ここから七宝瀧寺に向かって歩いて行く。
道沿いに旅館や食事のできるお店が数件、平日のせいか、ひっそりと営業していた。
バスから降りたのは、凡とミニボンとお年を召した女性のみだったのですが、お寺に向かうのは凡たちだけである。
しばらく歩くと、急に道が険しくなる。
川沿いの岩石の幾つも積み重なった道を、すごい道やねなどと話しながら登っていく。
途中には瀧がいくつもあり、お寺参りというよりは、ハイキングをしているという気分になってくる。

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ほどなくすると、お寺の関連施設や、小さな神社や小さな祠が見えてきた。
この小さな神社や祠が、この道の傍には何十もあって、始めはお賽銭を上げて丁寧にお参りをしながら登っていたのですが、やがてコインが無くなってしまい、あとは拝むだけとなった。
パワーを貰いにお寺に来たのですが、これはなかなか道が遠い。
とはいうものの、山の中をハイキングなんて、体には良さそうだ。
途中に、犬鳴山の名前の由来となった義犬の墓や、志津の涙水などの有名なスポットを通る。
そして、やっと本堂に到着。
御本尊は、役行者の自作による倶利伽羅大竜不動明王で、利剣に龍が巻き附いた形をしており、始めて見ました。
本堂は撮影禁止なので、ブログにアップは出来ません。
薄暗い内陣に、どしんと鎮座していたのが、多分そうなんだろうな。
後で分かったのですが、ここでは申し込めば、護摩も焚いてくれるそうです。
凡が訪れた時も、中で護摩を焚いてもらっている人がいました。

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本堂を抜けて奥に行くと、滝があります。
ここで滝修行をするようです。

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本堂で、ロト6当選をお願いして、来た道を下って降りた。
さて、お昼も回っているので、何か食べて帰ろうかと思うのだけれど、何しろ道を歩いているのは凡たち2人だけなので、途中にある喫茶店のようなお店も電気が消えているのか薄暗く、これと決められずにバス停近くまで戻ってきた。
バス停の近くには旅館があって、日帰りプランなどもやっている。
ただ、どれも1万円近くするのです。
でも、ふと看板を見ると「日帰りプラン3900円」と書いてある。

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少し贅沢だけど、1万円などというプランを見た後なので、それに温泉もついているので、まあいいかと旅館「み奈美亭」に入ることにした。
入ってみると、ちゃんとしたという言い方はおかしいが、犬鳴山のこんな場所なのに、綺麗で落ち着いた旅館だった。
フロントのお姉さんも優しく出迎えてくれて、説明をしてくれる。
「冬のおしゃべりプラン」をお願いすると、3時までの利用時間には、あと1時間ぐらいしかないのだけれど、6時まで利用できるように便宜も図ってくれた。
そこまでいるつもりはないけれど、その配慮に、早く食べなきゃとかいう気持ちの焦りもなくなって、ゆったりと過
ごすことができました。
まず、食事の前に温泉だ。
山道を歩いていて、体がすっかり冷え切っている。
フロントでタオルを貰って、温泉へいく。
冷え切った体が、ちょうどいい暑さのお湯でほぐれていくのが分かる。

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露天風呂もあって、日帰りだけれど、旅行に来た気分だ。
ゆっくりと温泉に入った後は、食事をする部屋に案内される。
てっきり日帰りだから、レストランのようなテーブル席で食べるんだろうなと思っていたら、8畳のテレビやトイレなどの施設の整った宿泊用の部屋に通された。
温泉に入って、旅館の部屋での食事。
もう、これは旅行だ。
泊まりはしないけれど、旅行に来ている気分なのです。
窓を開けると、雪が降り出していた。
どうりで体が冷えた訳である。

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仲居さんが、ビールを注いでくれて、食事が始まった。
すでに御膳の上にはお刺身などが並べられている。
これも旅館ならではの和食である。
ミニボンには、食べられるものが少ないけれど、ここはちょっと我慢してもらうしかない。
梅酒
小鉢二種
蛤のお吸物
鮪、烏賊のお造り
穴子と春野菜のすき焼き

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食べ始めてから、暖かい茶碗蒸しや天ぷらを持って来てくれる。
茶碗蒸し
海老天麩羅
竹の子御飯
香の物
西瓜

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すっかり満足をして、食事を終えた。
しばらく、窓の外を振っている雪を見ながら時間を過ごす。
とはいうものの、そこはやっぱり日帰りだ。
帰る時間が気になる。
バスの時間に合わせて、チェックアウトしたら、もうお帰りですかと驚かれた。
本当はもっとゆっくりしたいんだけれど、大阪人はじっとしている時間に限界がある。
バスにゆられてまた、40分。
泉佐野市から難波まで帰って来た。
ああ、今日は美味しかったね。
と普通はなるところである。
普通はそうなるのですが、凡とミニボンは少しばかり違うようで。
ミニボンは、食べられないものもあって、凡が代わりに頂いたので、それほど食べていない。
凡は凡で、遅めの昼食とは言え、このまま帰って夕食なしでお休みなさいとは行けないのであります。
地下鉄の心斎橋で降りて、早めの夕食にシェーキーズ心斎橋北店に入った。
ディナーバイキング990円
飲み放題500円

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生ビールが飲み放題で500円なんて、これは素晴らしい!
何度も何度もお変わりをして、満足度は頂点に達した。
とはいうものの、尿酸値と中性脂肪も頂点に達していたかもしれない。

コメント

  1. とっちゃん より:

    旅館で豪華な温泉&お料理を楽しんだかと思ったら、その帰りにピザ&生ビール飲み放題ですか?
    いや~羨ましいなぁ~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    帰りのピザとビールがメタボの原因でしょうね。
    とはいうものの、行っちゃうんです。
    でも、500円で麦酒飲み放題は、良かったです。

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