平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(135)沖縄弾丸のんびり旅。国際通りの秘密のお守り。

首里城公園と玉陵の観光を終えて、とりあえずは沖縄観光と言うものをした凡は、すっかり満足してステーションホテル牧志に戻った。
フロントで、朝食券と売店の割引券とブルーシールのアイス券を受け取る。
入り口横には小さな小さな売店があった。
凡は、これから沖縄の夜にビールを痛飲しなければならない。
そこでフロントの男性スタッフのお勧めの「琉球ばくだん」を10%OFFで購入。

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もろみ酢が主成分で、飲む前や飲んだ後に服用すると良いそうです。
よしこれで準備万端であります。
ホテルの部屋は4階で、ビジネスホテルにしては十分な空間がある。

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窓はあるのだけれど、すりガラスのようになっていて、外の景色を見ることはできない。
帰って寝るだけなので、これは別に構わないだろう。

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トイレとバスはコンパクトなユニットで、トイレはウォシュレットにはなっていない。
口コミであらかじめチェックしていたので、「おしりセレブ」を用意している。
切れ痔気味の凡のお尻は、かなりの過保護なお坊ちゃまである。

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さて、これから国際通りをぶらぶらと歩いてみることにしよう。
フロントでオススメのステーキ屋と沖縄料理のお店を聞いたら、親切にパンフレットを見ながら教えてくれた。
始めての国際通り。
まだ時間が早いせいか人通りはそれほど多くない。

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通りの両側をずらっとお土産物屋やレストランが続く。
これは楽しいですよね。
いかにも沖縄のお土産っていう物を売るお店なんかも、普段見ることのないものが並んでいて、見ているだけで観光地に来た気分になって、満足感がある。
若い女性の服を売る店ばかりの、大阪の心斎橋通りなどを歩くよりはるかに、入りたいお店がいっぱいだ。
半ばあたりまで歩くと、「秘密のお守り」と書いたお店があった。
秘密。
何やら素敵な響きの言葉である。
「ねえ、今日仕事が終わったら秘密の部屋で待ってるね。」
サラサラロングヘアーの南国美人が、色っぽい唇をチューの形にして言った。
「えっ、秘密の部屋?それってどこにあるの。」
「それはヒ・ミ・ツ。」
「ちょっと待ってよ。それじゃ行けないよ。何で教えてくれないの。」
「それも、秘密。うふっ。」
「秘密、秘密って、そんなん秘密すぎるやん。」
凡の頭の中で、秘密という言葉がグルグルと回りだした。
秘密も秘密すぎるのは、疲れる。
秘密のお守りは、見ているとすごく綺麗なので、店内に入ってみることにした。

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(スターランドさん)
若い男性の店員が、説明をしてくれる。
お守りは、真ん中がガラスで出来ていて、その周りを銀の渕で巻いています。
ガラスの中には、沖縄の塩(島マース)と星の砂、琉球ガラスが入っていて、そのどれもが沖縄では魔除けや幸せの意味を持つそうです。
そして巻いている銀細工もヘビガメや波やシーサーなどをモチーフにしていて、これも縁起がいいのです。
そんなご利益よりも、その見た目がすごく綺麗で可愛い。
記念に凡とミニボンお揃いで購入。
凡は携帯ストラップにして、ミニボンはネックレスにして。

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1個2990円×2。
そして、このお守りは、その色によって意味があるようで、凡はブルーなので出世、モテ運がアップするそうです。
ミニボンは、グリーンなので長寿と健康運がアップするようです。
これはいい買い物をしました。
沖縄に来た記念になるし、何より、商品自体が綺麗で可愛い。
店員さんとも楽しくお話をして、いい気分でお店を出た。
そしてまた国際通りを県庁の方に向かって歩き出す。
歩いていると、ミニボンがグリーンのお守りを見ながらポツリと言った。
「何で長寿の色にしたんやろ。」
楽しく話をしているうちに、訳が分からなくなって長寿を買ってしまったようだ。
でも、ホントにミニボンには、健康で長生きをしてほしいと思う。

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コメント

  1. とっちゃん より:

    琉球ばくだん30粒入りですか?
    飲んだ感想はどうだったのか気になります!
    沖縄でも凡蔵さんの大好きなこの手の薬と出会えて良かったですね~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    二日酔いにメチャ効くという感じじゃなかったかな。
    二日酔い予防というか、気分的なものも大きいかもしれません。
    でも、もろみ酢が原料なので、体には良いようですよ。

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