平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(134)沖縄弾丸のんびり旅。首里城と玉陵。

沖縄空港に着いて到着ロビーに出ると、お土産物などを売るお店が広がっている。
これだけで観光地に来たんだという高揚感が湧いてくる。
まだチェックインには早いので、モノレールで一旦ホテルに行って荷物を預かって貰うことにした。
沖縄都市モノレール1日乗車券600円
この乗車券は結構使い道があった。
普通1日乗車券というと、その日1日が有効期限だが、これは24時間有効だ。
なので12時に買った乗車券は、翌日の12時まで使える。
小ぶりのモノレールに揺られながら、初めて見る沖縄。
日本なんだけど、何となく台湾やソウルを感じる風景だ。
家の作りが三角の屋根じゃなくて、四角い形をしているせいだろうか。
牧志ステーションホテルは、モノレールの駅からすぐのところにある。

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フロントで荷物を預かって貰うときに、禁煙室を希望したら、1室だけ開いているとのことで変更してもらえた。
さて、これからいよいよ沖縄を歩いてみよう。
今日の予定は、まず首里城へ行って、それからホテルに戻ってチェックイン。
そして、国際通りをブラブラしてから、どこかで食事をするつもりだ。
まずは、モノレールで首里駅まで行って首里城公園を目指した。
歩く途中も沖縄の町の風景と言うか、家々の形などが、説明はできないのだけれど、本土とは違う雰囲気を醸し出していて、遠くへ来たんだという感慨がゆっくりと湧いてくる。
首里城公園近くに沖縄県立芸術大学があった。

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(実際はもっと雰囲気がいいのですが、写真ではその良さが写っていないのが残念)
この学校の校舎がなんとも素敵なんです。
南国の雰囲気を持つ芸術的な造形の校舎は、沖縄の風に溶け込んでいて、そこを歩いている学生が何とも羨ましかった。
アカデミックで、芸術的で、どこか現実社会から距離を置いた、非日常の空間。
今から学生になって、ここで創作活動をしたくてたまらなくなった。
しかし、凡にはなにも生み出すものはない。
そして現実の社会生活を生きていくためにしなければならない。
校舎の中に入ってみたい衝動を抑えながら、首里城に向かった。
首里城公園は綺麗に整備されていて、快適に昔の琉球王朝のあった時代を再現してみせてくれる。
訪れる人も多くて、韓国や中国の方も多い。
首里城は沖縄戦で焼けてしまったのですが、首里城はその遺構を残して、その上に建てられています。
城壁の石垣も下は遺構で、上が復元したもののようです。

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首里城公園を見学したら、一安心。
これでとりあえずは、沖縄の観光を1つ達成した。
あとは、のんびりと行きましょう。
次はここから歩いて「玉陵」へ行く。
ここは琉球王国の歴代の国王のお墓です。
ここも世界遺産に指定されているんですが、首里城に比べると急に観光客が少なくなる。
そして、ここは観光と言うよりも、今も神聖な場所として位置づけられているようです。
玉陵の前には、遥拝所というお参りをする場所がありました。
そして、中に入ると年配のご婦人が地面に座って長い間お祈りをしています。

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それにしても、このお墓の作りが壮大で、その当時の国王の権力の凄さを見ることができます。
玉陵とかいて、沖縄の言葉では「たまうどぅん」と読むそうです。
名前を聞いただけで沖縄。
お腹も空いてきたので、沖縄のそばでも食べようということになり、ガイドブックに載っているお店にいったら、閉まっていた。
ぶらぶら歩いていると、沖縄そばののぼりが立っていたので入る。

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(とぅくむら家さん。沖縄そば550円とそーきそば680円を食べたのですが、にんにくもやしそばというのが人気だそうです。)

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入り口は、「あれ?普通の家?」という感じで、入り口が家の庭になっていて、子供の滑り台が置いてあったりする。
中に入ると靴を脱ぐのですが、やっぱり普通の家のテーブル感覚のお店で、沖縄そばとソーキそばを食べる。
優しそうな奥さんで、そばの違いなどを教えてくれた。
さて、もう一度、ホテルに戻ってチェックインをしよう。

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玉陵の敷地にある木。こんな木を見ると南国へ来たなと思う。

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玉陵の砂利は小石じゃなくてサンゴだ。

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沖縄空港。バスで到着ゲートに向かう。

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