平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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散散歩歩。(123)伊勢の倭姫宮。

休みの無く残業続きの1月が、やっと終わりでありまして、そろそろブログも更新しなきゃなのでありますが、話は11月の伊勢志摩旅行にタイムスリップするのであります。
おかげ横丁から、今度はどこへ行こうか迷っていると、地図上に「神道博物館」の文字を発見。
ガイドブックには紹介されていないけど、面白そうだ。
まわりゃんせで無料のバスに乗って徴古館前で降りる。
神道博物館の文字を発見したのは、駅で貰った簡単な地図なので正確な場所が解らない。
迷った末に見つけたのは、皇学館大学の中にある施設で、辿り着いたら休館日だった。
これからどうするかと思うのだけれど、すぐ近くに徴古館(ちょうこかん)という大きな博物館がある。
なのだけれど、4時半で閉館なので、もう無理だ。
そして、その近くに「倭姫宮」(やまとひめのみや)がある。
倭姫命は、今の場所に伊勢神宮を決めた御方だ。
参拝をしようと倭姫宮の鳥居を入ろうと思ったのだけれど、ちょっと足が止まった。
まだ日が落ちてはいないのだけれど、倭姫宮のこんもりとした杜の入り口にある鳥居を境界線として、その奥の参道は急に暗い闇につつまれ、この世から別の世界への入り口のように、訪れるものを威圧している。
怖いなあ。
凡は暗闇というものが怖い。
というか、何にでも恐れを覚える怖がり屋なのでありますが。
まあ、都会はいいのであります。
でも、誰もいない田舎の夜の道なんて、怖くて仕方がない。
そんな道を1人で歩くときなんかは、幽霊が凡の後ろを歩いていないか何度も振りかえってしまう。
振り返ると誰もいない。
でも、振り返っている間は、今見えていない凡の前方に幽霊が回ってきて凡を見ているんじゃないかって怖くなって、キュッとスピードを付けて前を見直す。
前を見直すと誰もいない。
気を取り直して、歩き出すんだけど、また後ろが気になる。
後ろを振り返ると、前が気になる。
そんな気の弱い凡が情けなくなるんだけれど、情けなくなりながらも振り向いてしまうのであります。
これを解消するのには、クルクルと体を回転させながら前に進むしかない。
回っている間は、常に後ろと前を見ることが出来るからだ。
とはいうものの、それだと目が回って気持ちが悪くなってしまう。
どうも、怖がりと言うものは大変なのであります。
皆さんは夜寝る時に、部屋の電灯は消して真っ暗にして寝ておられるのでしょうか。
凡は子供のころから10年ぐらい前までは、必ず豆球を点けて寝ていました。
真っ暗にすると怖いじゃないですか。
それに、あの豆球という電球は、そもそも夜寝る時に点ける為の電球なのでありまして、点けるのが普通で誰もがそうしていると思っていました。
でも、真っ暗にした方が、脳が休まると聞いたので、今は真っ暗にして寝ています。
これは自分の家の中だから出来るのでありまして、知らない杜の暗闇は、どうも怖いのであります。
誰もいない杜の参道を「怖いね。」って言いながら歩いていると、灯りのついた小さな社務所が見えたので、ほっとした。
倭姫宮では、誰もいないので静かにお参りをする。
参拝を終えた帰り道、向こうから歩いて来る人に気が付いた。
すれ違うときに見ると30代ぐらいの若い女の人で、たぶん旅行者だろう。
女性の一人旅は珍しくなくなってきたが、こんな薄暗い道に、よく入ってこれたものだなと思った。
勇気あるなあ。
しかも、後ろを振り向きもしないよ。
彼女はきっと、豆球を点けたことがなんだろうな。
そう思いながら、倭姫宮を出た。

画像

(写真では明るそうに見えるのですが、実際は結構暗いんですよ。)

コメント

  1. oriver より:

    私は真っ暗にして寝ますぅ。
    カーテンは遮光にしていないの、朝は何となく明るい感じになるのがいいです。その方が体が「朝だよ」って思うんですって。
    妹夫婦が帰省中。伊勢に行ったらお醤油のお土産お願いしちゃいました♪

  2. koji より:

    おはようございます。
    お久しぶりです。
    ボクは基本的に寝るときは真っ暗にします。
    それはビジネスホテルでも一緒です。
    ホテルではあまりにも真っ暗な時は足元灯を付けますが。
    豆電球でも眠れるのですが、夜中や明け方に目覚めたときに、明かりあると眠れなくなっちゃうんですよね。
    お伊勢さん、一度は訪れたい場所です(^^)

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    oriverさんも勇気ある女性なんですね。
    幽霊が怖くないんだ。
    カーテンは、遮光だと朝になっても暗いから寝過ごしちゃいますよね。
    私も朝はだんだん明るくなる方がいいです。
    伊勢醤油は、ちょっと濃いめなので、私は気に入りました。
    oriverさんは、どんな感想だろう。
    責任ちょっと感じるな。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、kojiさん。
    kojiさんも勇気ある人なんですね。
    幽霊が出るかもって思わないですか。
    まあ、豆球でも幽霊はでるのかもしれないのですが。
    よる豆球を点けずに寝るようになってから、部屋の明かりが気になるようになりました。
    少しの明かりでも結構気になるものですよね。
    伊勢は、もし時間があれば、内宮と外宮だけじゃなくて、色んな神社があるので、ゆっくりと回るのもいいですよ。

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