平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(121)おはらい町と二日酔いの薬。

伊勢神宮の内宮まで来たら、ここに寄らない観光客はいないだろう。
「おはらい町」
内宮の門前町で、昔のこの地域の伝統的な妻入りの木造建築で統一された、観光スポットだ。
通りの両脇には、飲食店や土産物屋さんなど沢山のお店が並んでいて、凡が訪れた日は祝日とあって大勢の人で賑わっていた。
観光地は、神宮とは違って、ある程度の賑わいがあった方が楽しい。
さっそく、ぶらぶら歩いてみることにしよう。
楽しそうな家族の会話や、若い女の子のはしゃぐ声を、心地よく聞きながら進んでいく。
さてここで、やらなければいけないことがある。
今回の旅行は、JTBエースの企画で、「伊勢志摩ご当地クーポン」というものが付いている。
1枚は、鳥羽のミネルヴァさんで真珠アイスを貰って、1枚は取ってあった。
なので、今日中に残りの1枚を使わなければいけない。
おはらい町で使えるお店はいくつかあるけれど、その中で「伊勢海老コロッケ」を選択。

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伊勢海老コロッケなのだけれど、伊勢海老を全く感じさせないのが、観光地的でいい。
しかも、これが無料だ。
そして、伊勢に来る途中で行きたかったけれど、高いから断念した「和田金」の松坂牛の返り討ちとばかりに、屋台のテイクアウトで松坂牛の串焼きを購入。
1串650円。

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霜降りでなく、歯ごたえのあるところが食べやすい。
さて、もうお昼時分なのだけれど、何を食べようか。
そう思ったときに目の前にあった食堂に入ることにした。
「ゑびや大食堂」さん。
観光地にある普通の食堂という雰囲気で、入ると意外と広い店内には、どうみても観光客という人で賑わっている。
伊勢志摩定食1800円。

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サザエのつぼ焼きや、手ごね寿司、伊勢うどんなど、伊勢志摩の名物が揃っている。
柔らかい太目の麺に甘辛いタレを掛けて食べる伊勢うどんは、柔らかい麺が好きな凡には、外せない一品。
一通りの伊勢志摩を食べた後は、ブラブラ歩きを続けることにしよう。
お店を出ると、小さな屋台のような台で薬を売っていた。
「萬金丹」1000円。

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鼻くそ丸めて萬金丹と言われていることでも有名な薬。
食べ過ぎや飲みすぎ、二日酔いに効くそうなのですが、ミニボンが商品の袋の見た目が気に入ったのか購入。
凡も薬は大好きなので、これは嬉しい。
しかも、二日酔いに効くのですから。
おはらい町に来たら、どうしても寄ってしまうお店。
「赤福」
大阪の百貨店などでも買えるのだけれど、やっぱり本店に来たら、誰でも行ってしまうだろう。
赤福はいつものように、大勢の人で賑わっていた。
ふと見ると、その赤福の道を挟んだ隣に、薬局がある。
これは覗いてみなくてはいけないのではないでしょうか。
店内には、年配の男性のご主人がいらっしゃった。
ショウケースには、あまり大阪では見たことがないメーカーの薬がならんでいる。
ご主人に尋ねた。
「二日酔いに効く薬はありますか。」
箱の裏を見ながら選んでくれた薬。

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ウコン入り胃腸薬。1000円。
その他にも、御嶽風邪薬1000円。クマノイ1000円を購入。
購入後、箱の裏を見ると、これらの薬は伊勢ではなく、長野や富山で作られているようです。
どこでも手に入る薬なのかもしれないのですが、伊勢のとある薬屋で買ったということが楽しいのであります。
赤福本店で赤福餅を食べてから、おかげ横丁を覗いていみることにしよう。

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赤福餅1人前280円。
普段は、ほうじ茶なんて好んで飲まないのだけれど、ここ赤福では無造作に淹れられたほうじ茶が妙に美味しい。
食後の甘味も食べたので、おはらい町の中心的なスポットの「おかげ横丁」を覗いてみることにしよう。
赤福横の薬屋さん。

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赤福本店

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コメント

  1. とっちゃん より:

    いやいや、これが本物の萬金丹ですか!
    初めて見ました
    自分もおかげ横丁に行ったら買いたいなぁ~
    それと、もし行ったら食べたいと思っていた、松阪牛の串焼き!
    良いなぁ~
    美味しそうですね!
    それと伊勢うどんや手ごね寿司など、それと何と言っても赤福本店で食べるってのは旅ならではですよね~
    いや~、ますます行きたくなってきましたよ~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    おはらい町には、美味しそうなお店が沢山あって、祝日だからか、どこも流行っていました。
    何か変わったものもあるのでしょうが、やっぱり定番の赤福とかには行ってしまいますよね。
    また、行きたくなる場所でしたよ。

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