平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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散散歩歩。(99)むかで人間。そして、高槻セレクトシネマ。

最近ミニボンと一緒に映画を見に行くことが増えた。
今までは、見たい映画が違うので、別々に行くことが大かったんです。
ミニボンは、ラブストーリーや好きな俳優が出ている映画が好きなようです。
でも、私は、香港映画やマイナーな映画が大好きです。
なので、いつも別々に見に行く。
でも、最近知って利用するようになったのですが、夫婦のどちらか一人が50歳以上だと、いつでも一人1000円で映画を見ることができるんです。
なので、時間が出来た時など、じゃあ映画にしようかってなることも多くなった。
とはいうものの、興味がない映画だと、やっぱり退屈なようです。
先日、凡が行きたいということで「上海」という映画を見に行きました。
チョウ・ユンファが出ているので見たかったんです。
上演30分ぐらいでミニボンは眠りに落ちたようであります。
でも、この時は静かに寝ていたので気が付きませんでした。
もう何年も前ですが、題名は忘れたのですが、戦争映画を見に行った時の事です。
上演してしばらくすると、ミニボンは退屈でウトウトしてきたようです。
首がコックリコックリと動いています。
緊迫した、そして静かに進められるストーリーに、観客みんな息を凝らして、劇場内がシーンとして、映画に見入っています。
突然、「クカッ!」という大きな音がしました。
ビクッと体が反応するぐらいビックリです。
そして、その音の発信源は、なんとミニボンでありました。
ウトウトが熟睡に変わって、鼻の奥がクカッと鳴ったのであります。
その突然の大きな音にビックリしたのは、凡だけではありません。
周りの5、6人が「ビクッ」として、一斉に凡とミニボンを見たのです。
「あー、恥ずかしい。」
とはいうものの、恥ずかしいのは凡だけで、ミニボンは熟睡のため注目を浴びたことを知りません。
「恨めしや、ミニボン。」
ミニボンには、こんな目に合されることが多いのであります。
そして、先日、凡はある映画のタイトルに釘付けになりました。
「むかで人間」

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解説を読むと、ドイツの狂った医者が、3人の肛門と口をつなげて、3人繋がったむかでの形をつくるという、とてつもなくB級なストーリーです。
とてつもなく、しょうむない。
「しょうむない」とは、つまらない、くだらないという意味の大阪弁だ。
とはいうものの、こんなB級は嫌いではないのであります。
「悪魔の毒々モンスター」なんてB級すぎるぐらいB級なんだけれど。
根強いファンがいるもので、関根勉さんもファンのようで、なんと出演もされています。
B級にはB級のファンがいる。
このむかで人間も、そんな根強いファンが増えて、上演も増えているそうです。
これは行きゃなきゃいけません。
ミニボンに「行く?」と聞くと、「そんな映画いやや。」ということで、凡のみ行くことになった。
映画館は、梅田や難波といった繁華街からは少し離れた場所にあります。
高槻センター街という商店街の中ほどに「高槻セレクトシネマ」という小さな劇場がありました。
1階はパチンコ屋なのかゲームセンターなのかがあって、その2階にカラオケ屋があり、そのカラオケ屋の手前に、もう直に映画館の受付があります。
カラオケ屋に行く通路に映画館の受付があるんです。
これは、なかなかのマイナーさですね。

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(入り口には、こんな顔出しパネルが置いてありました。)
そのすぐ横に入り口が2つありました。
むかで人間が上演されるのは向かって右の劇場です。
こんな映画を見る人って、どんな人なんだろう。
そこにも興味があります。
きっと、オタク風の若い男性が来るんだろうな。
汗をかきかき凡の横に座ったら、嫌だななんて思っているうちに、少しずつお客さんが集まってきました。
劇場は、思っていたより整備もされていて、綺麗でした。
映画好きが見に来る映画館という雰囲気が分かります。
そういえば、学生時代は、よく映画を見に行きました。
その当時は、名画座や、2番館がもっと沢山あって、梅田の大毎地下や、京都の祇園会館とかに何度も通ったものです。
ミュージカルに凝ったときは、Lマガをチェックして行きましたよ。
クラシックな映画も結構やっていたんですよね。
因みに、凡はLマガ派です。ぴあは何故か読みづらかったんですよね。
劇場の前の方の椅子に座って上演を待つ。
後ろを振り返ると、98人定員の劇場に、17、8人だろうか。
夜の7時25分の上映とあってか、お客さんは少ない。
でも、気が付いたのは、女性が多いのである。
男女のカップルが2組ぐらいと、女性同士のカップルが1組。
その他に男性1人で来ているのは凡と2名ぐらいで、他は女性1人で来ているのです。
しかも若い女性。
これは何か出会いの予感?
むかで人間を一人で見に来る女性。
凡と気が合うかもしいれないな。
と思っている間に、映画は始まった。
映画の内容は、拉致した男性1名と女性2名の肛門と口をつなげるという聞いていたストーリーそのままです。
でも、エロさやグロさは、さほどありません。
B級ですが、ちゃんと映画として作ってあるので、むしろ、どっちつかずの消化不良になった感が残りました。
それにしても、こんなところに、こんな素敵な映画館があったなんて、発見です。
学生時代の2番館を見に行っていたころの、映画熱がまたぶり返しそうな気分になりました。
なのですが、残念。
なんと、この高槻セレクトシネマは、この9月末で閉館になるそうです。
こんな映画館が閉館になるなんて、映画文化の衰退に他ならないのでありまして、寂しい限りであります。
学生時代に、隣の席の女の子の横顔を見て、「あれ、この子以外と可愛かったんや。」とちょっと気になるなあと思っていると、先生が「今月いっぱいで転校になります。」ってホームルームで言われた時のような、どこかむず痒い寂しさを感じながら、映画館をでた。
夜の商店街を歩きながら、「また、映画見に行きたいな。」ぽつりとつぶやいた。

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(もう閉館とあって、映画館所有のパンフレットを自由に持って帰れます。)

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(この白黒写真も持って帰れます。そういえば、むかし映画館の正面には、映画のシーンの白黒写真が貼ってありましたよね。懐かしいなあ。)

コメント

  1. 松本靖代 より:

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  2. oriver より:

    ムカデ人間!?邦画なんですか~?
    拉致してきて・・・えぇぇぇ――
    めっちゃ怖ッ。
    で、ムカデにされちゃうの?
    古い映画館はどんどんなくなって、今流行りの映画館に変わってきましたネ。上野や浅草辺りはまだ古い映画館があるようですが、少なくなってきているようです。
    白黒写真、好きな方にはたまらないでしょうね♪

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    これは、ドイツ映画です。
    ドイツ人もこんな映画好きなのかな。
    古い映画館が少なくなるのは、寂しいですよね。
    最近は、大きな映画しか上演しないし、しかも、映画館の形態自体が変わってきている。
    昔は、大きな映画館も多かったですよね。でも最近は、中ぐらいの映画館ばかりで。
    白黒写真は、子供のころは、ゴジラとかの写真を映画館の前で、食い入るように見てましたね。

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