平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(77)贅沢な旅行。鹿児島へ。

贅沢な旅行に憧れる。
しかし、何を以て贅沢かというと、人それぞれによって違うだろう。
海のリゾートホテルのプールサイドで、何もしないで寝そべっているなんていうのを贅沢と言う人もいるだろう。
それはそうかもしれないのだが、凡には出来ない芸当だ。
ファーストクラスでの海外旅行や、オリエンタル急行でのディナーなんていうのは、これはもう間違いなく贅沢だろう。
内田百閒さんの阿房列車のように、目的がないけれど列車に乗るというのは、意外にもすんなりと贅沢だなと頷ける。
しかし、色々言ったって、凡のような貧乏人にとってみれば、旅行自体が贅沢というものでありまして、どこへでも行けるものなら、それは贅沢な旅行と言うことなのだろう。
さて、そんな凡が、贅沢な旅行をしようと思い立ったのであります。
計画は、少し前からあったのですが、2日間の休みがとれると確信が持てたのが3日前でありまして、急いで旅の支度を始めなければいけません。
その計画とは、「九州新幹線」。
今年の3月に新大阪から鹿児島までの全線が開通したのです。
これは誰でも乗ってみたいですよね。
早速、京橋のJRのみどりの窓口に行きました。
予定していたのは、新大阪7時50分発の「みずほ」です。
鹿児島中央に、11時36分に到着します。
新大阪と鹿児島中央を、なんと最速の3時間46分で結びます。
早いですよね。
子供でなくても、ワクワクします。
「わーい、わーい。みずほだ、みずほーっ。」
しかし、駅員さんの返事は「残り1席しかありません。」
想像したより混んでいます。
乗り継いで行く方法も探してくれたりしのですが、やっぱり直通で行きたい。
ということで、6時50分発、11時27分着の「さくら」で行くことにしました。
約50分時間が掛かるのですが、仕方がありません。
とはいうものの、50分余分に新幹線を愉しむことが出来るということでもあるのでありまして、最速ではないですが、九州新幹線に乗るという贅沢な目的は達することができます。
なので、「さくら543号」に決定。
片道一人21300円
わーいなどと呑気に喜んでいましたが、結構するものですね。
さて、次はホテルであります。
これは、ネットの「ゆこゆこ」で、温泉があって、バイキングで、桜島を観光できるという条件から「鹿児島サンロイヤルホテル」に決めた。
ネットで調べたのですが、これは電話で予約をいれました。
電話の方が、その場でいろいろ聞けるので安心です。
1泊2日夕朝食付きで、1人9950円
そして、帰路の交通手段ですが、帰りも新幹線でとなると少し疲れそうです。
それに今回は贅沢をしようということでありますので、飛行機で帰ることにしました。
鹿児島から伊丹空港の普通料金は29000円で、今回は株主優待を利用して、14500円。
しかし、そこでふと、あるクラスに目が留まりました。
「プレミアムクラス」
プレミアムクラス株主優待19500円
前回ソウルに行ったときは、マイルを利用した特典旅行だったのですが、アシアナのビジネスクラスに初めて乗りました。
その時の興奮がまた今、凡の心をふつふつと高ぶらせるのを感じます。
そうだ、今回は贅沢旅行なのです。
プレミアムクラスで帰ってこよう。
プレミアムクラスでは、国内線でありながらアルコールも提供されるそうです。
ANAのプレミアムクラスで、サントリーのプレミアムビールなんて最高だ。
これで文句なく贅沢旅行と言えるだろう。
プレミアム、バンザイ!
出発の3日前に、往路、ホテル、帰路を予約して、いざ鹿児島へ。

コメント

  1. とっちゃん より:

    突然の贅沢旅行良いですね~
    ところでANAの株主なんですか
    株主優待ですか?
    羨ましい、実に羨ましい響きですね~
    プレミアムクラスですか?
    実に優雅な響きですね!
    九州新幹線のレポも楽しみにしていますよ~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    ANAの株主だったんです。
    だったということは、もう売ってしまって今は株主ではないのですが、しっかり優待券はゲットしました。
    航空券は早く予約をすると安いですが、直前だったので、優待券が役にたちました。
    プレミアムクラスは、素晴らしかったですよ。

  3. koji より:

    新幹線って、やっぱり高いですね!
    続き、読ませていただきます(笑)

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