平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(198)台湾慕情。國父記念館。

帰路の飛行機は、15時55分の出発です。
空港までの移動やチェックインの時間などを考えて、13時にはホテルに戻って空港へ向かうことにしよう。
シティスイーツ城市商旅には、朝食がセットになっている。
とはいうものの、今日は最後の1日だ。
折角だから、外のお店で食べたい。
とはいうものの、折角朝食が付いているんだから、少しだけ、ちょこっとだけ食べないと、何か損をした気分だ。
というような事を考えるところが、貧乏人の悲しさであります。
フルーツか何か、ちょっとだけ食べるつもりで朝食会場に行くと、メインの3種類ぐらいのおかずが昨日と違うではないですか。
これはある意味ナイスです。
連泊する人にとっては有難い。
「あれ、これはどんな味かな。」なんて思って料理をお皿に盛っていると、昨日と同じぐらい沢山食べることになってしまった。
アナゴのかば焼きがあったので、今日はご飯で食べよう。

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おじいさんと思われる年配の男性を連れた家族連れが、朝食のメニューの話をしながら楽しそうに食事をしている。
親孝行をしている風景をみると、ほっとする。
今日の台北の朝の、このひと時が優しい空間となって凡とミニボンを包み込んだ。
さて、朝食を済ませたら、チェックアウトをして、最後の観光にでかけよう。
バッグをホテルに預けて、まずは迪化街へ向かった。
ミニボンが初日に買ったフルーツ茶を、お土産用にもっと買うためです。
迪化街に着くと、誰もいなくてガランとしている。
朝が早かったので、どのお店もまだ開いてない。
仕方ないので、どこかに行こう。
ここ台湾には、お寺が多いので、朝早くても、お寺なら観光できる。
ただ、ガイドブックを見ると、有名なお寺は結構今までに行ったことがある。
そこで、今まで行ったことがない場所を探すと「國父記念館」があった。
MRTの駅までぶらぶら歩くのも今日が最後だと思うと、寂しい。
國父記念館は、広い敷地を渡る風が心地よく、観光客が衛兵と記念撮影をしたり、地元の人がダンスの練習や太極拳などをして、賑わっていました。
孫文の資料をゆっくりと見た後、外へ出ると、台北101が見える。

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出発する前は、台北101へは行かないつもりだった。
何故なら、凡は極端な高所恐怖症なのでありまして、台北101なんて絶対インポッシブルであります。
しかし、今歩いて行くことが出来る距離に101が見えている。
ここは、意を決して101に行くことにしよう。
インポッシブルに挑戦する凡は、ロッキーのテーマ曲が頭の中でフルオーケストラで鳴り響き、モハメッド・アリのアディダスのCMの言葉を思い出していた。
「インポッシブル、イズ、ナッシング。」
國父記念館から101へ向かうために出た道には、街路樹が続き、髭のような枝のようなものが垂れ下がっている。
この垂れ下がっているものは何だろうと、いつも思うのですが、これを見ると南国に来たなっていう異国情緒を感じる。

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歩いてすぐに台北101に到着。
下から見上げる101は、先端がかすんでいて太陽の光で幻想的な影を見せていた。

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いざ、台北101の展望台へ。
心のなかで、1ラウンドのゴングが鳴った。
「カーン。」
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以前、アディダスのCMで流れていた、モハメッド・アリの言葉。
「不可能」とは、
自らの力で世界を切り拓くことを放棄した、臆病者の言葉だ。
「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。
「不可能」とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
「不可能」とは、誰かに決めつけられることではない。
「不可能」とは、通過点だ。
「不可能」とは、可能性だ。
不可能なんて、ありえない。
Impossible is just a big word thrown around by small men
who find it easier to live in the world they’ve been given
than to explore the power they have to change it.
Impossible is not a fact. It’s an opinion.
Impossible is not a declaration. It’s a dare.
Impossible is potential.
Impossible is temporary.
Impossible is nothing.

コメント

  1. とっちゃん より:

    後ろに映っている台北101が良い感じだなぁ~って思っていたら、行かれたんですね~
    良いなぁ~
    自分は行けなかったんですよね・・・
    行く予定だったんですが、あまりの暑さとローカル線で菁桐(ちんとん)まで行った疲れが出て、一旦ホテルに戻って休んじゃったんです
    それはそうとこの日の朝食に穴子のかば焼きがでたんですね!
    違ったおかずが出るなんて、実に嬉しいですよね~
    これでは外で食べるより、ホテルでの朝食が正解でしたね~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    行く前は、絶対に行かないって思っていたんです。
    奥さんにも、行かないって言っていたんです。
    でも、目の前にあったので、行ってみる気になりました。
    ホテルの朝食は、そんな豪華じゃないですが、それでも、おかずの内容が変わったりと、うれしい配慮がなされてました。
    かば焼きも、うなぎじゃなくて、アナゴなのが面白かったです。
    とっちゃんさんは、台湾でローカル線に乗られたというのが、うらやましいです。
    今度行ったら、挑戦してみようかな。

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