平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(196)高雄で六合夜市と瑞豊夜市のハシゴ。

六合夜市には、まだ日が落ちていない時間に到着した。
すでに夜市は始まっていて、あちらこちらから、美味しそうな匂いが漂ってくる。
幅の広い道路が歩行者天国になっていて、時間が早いせいもあってか、人も少なく感じた。
でも、それが却って、のんびりとブラブラ歩くのにはいい。
今度も吉例に従って、端から端まで歩いてみることにする。
観光旅行者向けなんて台北ナビなんかに書いてあったので、もっと外人向けなのかなと思ったが、地元の人も多いように思う。
ここは、丁度いい。
そんな感じだ。

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道路もゆったりとしているし、お店の数も多い。
お店の料理も、どこも美味しそうだ。
こんな夜市が街の中心にあったら、最高ですね。
仕事が終わった後に、ちょっと寄って気分転換をして帰る。
ゆっくり腰を据えて飲んだり食べたりというよりも、ちょっと寄ってというときには、丁度いい。
胡椒餅35元
これは美味しいですね。
一番始めに台北に来たときに士林夜市で食べた時から、大好きになりました。

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担仔麺 30元×2杯

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ご飯茶碗ぐらいの大きさなので、ちょっと味見なんて感じで食べられる。
屋台の椅子に座ると、中央のオジサンが無言で次から次に入る注文の担仔麺を作ってはお客さんに渡していくのを見ながら待っているのも屋台ならでは。
そして、またお店を変えて、こんどは水餃子。
ちょっとずつ、食べて回るのも楽しいものですね。
水餃子 1個4元×15個
酸辣湯 30元

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席に座ると、後から日本人の夫婦が同じテーブルに座ってきた。
こんな場所で日本人に合うのも、また面白い。

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さて、のんびり出来る夜市なんですが、今日はまた台北まで帰らなきゃいけません。
新幹線の時間があるので、次の夜市に移動することにした。
MRTで巨蛋まで移動。
駅に着くと、乗客の殆どの人が、ぞろぞろと歩いてどこかに行こうとしています。
何かコンサートか何かのイベントがあるのかなというぐらいの人が、同じように歩いていくのです。
凡も、同じように歩いていくと、交差点の角に「瑞豊夜市」の看板が見えました。
看板の星の絵が、地方の夜市を演出しています。

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それにしても、大変な数のお客さんです。
地元の人が行く夜市と聞いていたので、どこかのんびりとした、ひっそりとした夜市なのだろうなと思っていったのですが、まったく予想したイメージとは違いました。
瑞豊夜市は、四角形の形をしていて、交差点はその角にあたります。
その夜市の入り口まで来ると、すごい人で、夜市から人が溢れ出ているのです。
夜市の中の通路は縦と横に整然と区切られているのですが、その細い通路に人人人。
歩くことも出来ないぐらいの人が、一つひとつの屋台を物色しながら、歩くもんだから余計にぎゅうぎゅう状態になっています。
来ている人は、家族連れや、若い人が多いです。
高校生や大学生と思われる人が楽しそうに食べたりしているので、料金的にも安いお店が多いということが判る。

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夜市には、食べ歩きするような料理や、椅子に座って食べる料理、輪投げなどのゲームや、雑貨など、バラエティーに富んでいて、見て歩くのも楽しい。

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取りあえず何か食べようと、ステーキ屋に入る。
凡はステーキ80元、ミニボンは、お腹が空いていないというので、麺のみ40元。
それと、やっぱりここはいるでしょう。
「お姉さん、ビール。」
でも、通じないのか、ないのか、首を横に振る。
再度、ビールを注文すると、分かった、こっちへおいでという感じで凡をお店の入り口まで連れて行って、好きなだけ入れろと深めのボールを手渡した。
見るとスープの鍋がある。
いや、違うんだけどなと思いながらスープを入れた。
何人かの店員さんに聞いてみたところ、ビールは置いていないとのことだった。
ステーキ屋にビールがないなんて、思ってもいなかった。
これは、少なからずショックであります。
何故なら、六合夜市でもビールは飲んでいないし、ここ瑞豊夜市でも飲んでいない。
そして、目の前にはステーキ。
仕方なく、スープとステーキを食べた。

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そして、また夜市の続きを見て回って、「しもた。」と思う。
この「しもた。」は標準語の「しまった。」であります。
夜市の端には、すごく美味しそうなイタリア風の匂いのさせている鉄板焼きのお店や鍋のお店があったのであります。
この瑞豊夜市では、吉例に従って端から端まで見て回る前に、途中でお店に入ってしまったのが、しまった原因です。。
もう、ミニボンはお腹いっぱいやというのと、時間もないので、美味しそうなイタリア鉄板焼きと鍋は諦めた。
それにしても、ビールがないというのは、残念。
その後、他のお店を見て回っても、ビールを飲んでいるところを見かけなかった。
ひょっとして、禁酒の夜市なのか。
そのあたりを確かめる時間もないので、そろそろ駅まで戻ることにした。

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、意外とビールを置いていないお店や屋台が多いようですよ!
    自分も台北の髭張で魯肉飯を食べた時、ビールが置いていないと言われビックリした事があったんですが、後に、飲み物は別のところで買って持ち込むのも珍しくないと台湾通の人に教わりました
    ところでチンケイウォー ピーチョーで通じませんでしたか?

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    始めにコンビニでビールを買ってから、夜市に繰り出せばよかったですよね。
    海外に行くときは、ビールや、簡単な言葉を、2つや3つは覚えて使ってみるのですが、今回は、それをしなかったので、通じなかったのかな。

  3. とっちゃん より:

    凡蔵さん、自分は必ずビールを下さいと、トイレはどこですか?を最低限覚えますよ~
    あと挨拶やありがとうも現地の言葉でするように心掛けています!
    そうすると旅が一層楽しくなりますよね~
    今回は出発前が忙しかったのでしょうか?
    旅をとことん楽しむ凡蔵さんらしくなかったですね・・・

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    やっぱり、現地では現地の言葉ですよね。
    台湾は日本語が通じるという感覚で行ってしまったので、ちょっと間違いでしたね。
    前に行ったときは、日本語教育を受けた年配の方と沢山話したので、今回も何も考えずに行きました。でも、前よりは日本語が通じませんでした。
    世代が変わってきているのでしょうか。

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