平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(63)口コミの功罪。

2日から忙しくて帰りも遅く、少々疲れ気味でありますが、やっと今日お休みをとることができました。
アラームを掛けずに寝ることができたことが、まずは心地よかった。
朝、トーストを食べようと、オーブントースターに6枚切りの食パンを入れて、ジーっていうタイマーの音をぼんやりと聞きながら待っていたのですが、5分ぐらい経っても一向に焼ける気配がありません。
その時気が付きました。
コンセントを差すのを忘れていました。
まだ、少しばかり疲れが残っているようです。
それにしても、気が付くのが遅すぎですね。
トーストにバターをたっぷり塗って、薄く焼いた玉子を乗せて、塩を振ってマヨネーズをたっぷりかけて、甘く淹れたマサラチャイで食べました。
体脂肪には悪そうですが、少し元気になったようです。
2週間ぶりの休みなので、今日になったら何処かへ遊びに行こうかなと思っていたのですが、予定変更、ゆっくりゴロゴロすることにしました。
旅行やお店へ行くときは、インターネットで口コミをチェックするのは楽しいものですね。
凡は旅行へ行くときは、泊まるホテルの口コミを見て、行く前から旅行に行った気分になって、行く前と行った当日と2度楽しむのが好きです。
台北の華華大飯店に泊まった時も、バスタブの底が丸くなっていて滑りやすいなんてことも書いてある。
当日、お風呂に入ってシャワーをすると、バスタブの底がやっぱり丸くてツルツルと滑って転びそうになる。
あ、これだ。
そんなちょっと困ったことでも、楽しいことに変えてくれる。
ブログなんかもそうで、色んなお店やホテルの記事を読んでは、行った気分になって楽しんでいます。
私も、いくつかのお店やホテルの記事を書いたことがあるのですが、果たしてこれで良かったのかなと思うこともあります。
そのお店に何度も行って記事を書くのではなくて、1回行っただけで書くこともあります。
その時は楽しかったのだから、それは自然な行為ではあるのだと自分を擁護したいのですが、その記事に責任を持てるのかという自問もでてきます。
こんなことを書いたのは、昨年の暮れに、ある居酒屋に行った時のことです。
以前、その居酒屋に行って、そのお店の文章を書いたことがあるのですが、それを読んで、このお店に行ってみようと思った人がいたら、申し訳ないことをしたなということがあったからでありあます。
去年の暮れに、以前楽しかった記憶のある守口市にある居酒屋に行きました。
さかなを中心としたお店です。
店内な入るとアルバイトの若い女の子や男の子が元気に走り回っています。
さっそくビールを注文。
キンキンに冷やしたジョッキに冷たいビールが美味しい。
さっそく料理を食べよう。
見ると「八戸せんべい汁」と書いてある。
そういえば、テレビ番組のケンミンショウで見たことがある。
そうだ、これを注文しよう。
お鍋というのも楽しい。
それから、「まぐろ大漁盛り」だ。
凡はマグロが大好きです。
冷たいビールを飲みながら待っていると、鍋が届いた。
固形の燃料の火を見ながら煮えるのを待っていると、あることに気が付いた。
写真では、しいたけが乗っているのだけど、今凡の目の前の八戸せんべい汁にはしいたけは乗っていない。
しいたけは、ミニボンが大嫌いなので、こんな時にしか食べることができない。
写真に偽りあり。

画像

でも、まあこんなこともあるだろう。
写真より実物の方が良かったということは少ないものである。
ようやく煮えたので食べ始めると、あることに気が付いた。
写真に乗っている鶏肉が入っていない。
写真では確かに鶏肉が写っている。
しかし、今凡が食べている鍋には白菜とせんべいしか入っていない。
これは、あまりにも違いすぎる。
ちょっとショックを覚えながら、凡は仕方なく白菜とせんべいのお鍋を食べた。
かなりの時間待たされてやってきた「まぐろ大漁盛り」を見た時は、また写真との差にしょぼんとなりながらも男性アルバイトに聞いた。

画像

(メニューの大漁盛り)

画像

(実際の大漁盛り)
メニューを指さしながら、「これはこれ?」
すると男性アルバイトは、爽やかな声で元気に答えた。
「はい、そうです。」
あまりの爽やかさに、文句も言えず、食べたマグロは解答の仕方が悪いので、水っぽくてズクズクだったが、凡が子供の頃に食べた近所の市場のマグロに似ていたので、懐かしさに免じて、まあ仕方がないとしよう。
それにしても、メニューの写真と実物が違いすぎる。
前に来たときは、楽しかったのに、今回は残念な結果となってしまった。
これはアルバイトの店員が悪いのではなくて、お店のオーナーが悪いのだろう。
せっかく一所懸命働いているアルバイトが可愛そうである。
もうこれ以上注文する気にはなれなかったので、お店を出た。
しかし、以前ブログで書いたことを思い出した。
願わくば凡のブログを見て来た人がいないことを。
とはいうものの、凡のブログのアクセス数を考えたら、そんな心配は無用のようですね。
なので気にしないで、これからも気楽に書いていこう。

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、自分はメニューの写真とあまりにも違う時は違いすぎるって言っちゃいますね
    こないだ話題になったネット販売のおせち料理なんて、酷すぎますよね・・・
    先日回転寿司で鉄火巻を注文したら、さんざんグルグル回って乾いたのが注文用のトレーに乗っかってきました
    当然優しく文句を言いましたよ!
    店長が出てきて平謝りでしたが、「これでは信用を無くしますよ」と言って代わりに持ってきた出来立ての鉄火巻は食べずに帰りましたよ
    自分の中の許容範囲を超えると、つい一言言いたくなっちゃうんですよね・・・

  2. koji より:

    ボクも口コミは参考にしますね。
    特に複数の方からの書き込みがあると安心します。
    年代や家族構成で印象は違いますからね。
    それからボクがブログ記事にする時はよかった時だけ、ほめちぎります。
    感謝の意味もあってね。

  3. oriver より:

    私は口コミはあんまり見ないんだぁ。
    だからすっごく幸せになったり、とっても残念だったりします。
    でも、メニューの写真をあまり違うのはダメでしょ~普通はメニューに載せる時は実際に使う器で作った写真を載せるのが良いと思うんだけど♪
    次の休みは美味しいもの探しに出ますか♪

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    私も腹が立って、文句を言ったりしたこともありますが、最近そう言ういい加減なお店が増えたせいでしょうか、全部文句を言っていたら、こちらが疲れてしまうので、ちょっとぐらいだったら、そのままにしてしまうことも多くなりました。
    でも、文句を言われないというのは、お店にはよくないのかもしれませんね。
    どこが悪いのかお店が気が付かないですから。

  5. 凡蔵。 より:

    ありがとう、kojiさん。
    口コミは、沢山の人が書いてある方が、楽しいですよね。
    それに、内容も信用できそう。
    でも、沢山の口コミが書いてあって、良いことを書いてある人も多いし、悪いことを書いてある人も多いしとなると、迷います。
    でも、結局、対応した人の印象によるんでしょうね。
    それと、タイミング。
    でも、読んでいると面白いので、いつも見てしまいます。

  6. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    oriverさんは冒険家ですね。
    その時、行った時を大切にするんですね。
    それも楽しそうですね。
    私も、旅行へ行ったら、結局行き当たりばったりになるので、失敗することも多いです。
    でも、それも楽しいものですよね。
    メニューの写真と実際が違うのは寂しいですよね。
    ものすごくダメといことはないんだけれど、何となく、ちょっと損みたいな微妙な残念感。
    でも、またそんな残念感を楽しむのがいいのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました