平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(33)三木鶏卵さんの黄身餡パン。

冨美屋鍋を食べて幸せになった凡は、錦市場をブラブラ寺町の方に向かって歩いていた。
出し巻きの「三木鶏卵」さんの前で足が止まる。
出し巻きは大好きである。
玉子焼きもいいけど、出汁をたっぷり入れて焼く出し巻きは、ふっくらとしていて口に入れた瞬間、鰹や昆布で取った出汁の旨みが広がり、単なる玉子という食材を京料理の域にまで引き上げてくれるのを感じさせてくれる。
居酒屋で出される出し巻きも美味しいけど、三木鶏卵さんは、この出し巻きと玉子焼き一筋でやってこられたので、美味しいのは間違いがない。
でも、出し巻きも惣菜だ。
錦市場に入ってきた時も、地元の人よりも祝日は観光客が多いなと思った。
観光客が多いと、鮮魚店や惣菜店はその日の内に食べないといけない商品なので、少し分が悪いだろう。
そんなことを三木鶏卵さんも気が付いたのでしょうか。
出し巻きのケースの上に、「黄身餡パン」という新商品を並べられていた。

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玉子の黄身を使った餡が入った可愛らしい餡パンだ。
新しいもの好きの凡であるからして、買わないといけないでしょう。
京都をぶらぶらする楽しみはこういうところにあると思う。
ちょっとしたお店を発見して、ちょっと買ってみる。
そんなところが楽しい。
さて、これからどうするか。
凡は冨美屋さんの鍋焼きうどんを食べた後は、何か甘いものが食べたいなと思っていた。
最近、甘いものが欲しくなる。
そして、最近、喉が非常に渇く。
そして、最近、疲れやすい。
ひょっとして、糖尿?
そんな不安もあるが、とにかく甘いものだ。
甘いものが食べたい。
京都には甘いものを提供するお店も多い。
鍵善のくずきりもいいし、いつも行くイノダのフレンチトーストもいい。
でも、今日はもっと、こってりとしていて、庶民的なものが食べたい。
そうだ、いつもお店の前を通るけれども、男性には入り難いお店に入ろう。
そこで、三条にある「リプトン」に行く事にする。
リプトンとはあの紅茶のリプトンである。
いつも若い女性で賑わっているので、男性には入りにくいお店だ。
今日は、ミニボンもいるので、具合がいい。
何を食べるかはもう決まっている。
「パフェ」にしよう。
紅茶のリプトンであるからして、紅茶のパフェだ。

コメント

  1. とっちゃん より:

    リプトンがやっている紅茶パフェですか?
    どんな美味しいパフェが出てくるか楽しみですね
    凡蔵さん、自分もなんだか糖尿の症状が当てはまる気がします
    ヤバイかな???

  2. oriver より:

    リプトンのお店のパフェは興味あります!
    報告はありですか?
    パンのお味も気になるのでよろしくです(^^♪
    皆さん、糖尿病には気を付けて下さいね。
    美味しい物が食べられなくなっちゃいますぅ。

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    リプトンは、京都には何軒かあるのですが、大阪では見たことがありません。
    東京にはあるのでしょうか。
    糖尿はおたがいに気をつけましょう。
    折角の美味しい料理が食べれなくなりますよ。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    パンは、可愛い形で美味しかったですよ。
    でも、パンという感じです。
    リプトンのパフェは、甘くて冷たいものが食べたかったので、大満足でした。
    下の部分は、カキ氷のような、クリームのような、ちょっと何かと言えない?ようなものが入ってましたが、それが美味しかったです。
    何か分からずゴメンナサイ。
    また、食べに行きたいです。
    でも、京都なので休みじゃないといけません。
    糖尿は、怖いです。

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