平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(28)混ぜるな危険?カレーのカッコイイ食べ方。

カレーが好きだ。
本格的なインドカレーでも、家庭で作るカレーでも、そば屋さんの和風のカレーでも、その味は全く違うのに、どれも美味しいから不思議である。
あの香辛料の香りが一瞬でも鼻腔に入ると、忽ち猛烈な食欲をもよおして、たとえ人前であっても凡の腹部でグーという音まで発せさせてしまうのだ。
若いときはコッテリとしたカレーが好きだったけど、年のせいか最近はあっさりとしたカレーの方が嬉しい。
凡はカレーを食べる時は、カレーがたっぷりと掛けて食べるのが好きです。
自宅では、まずカレーの掛かっているお皿の端や、カレーのてっぺんをご飯3割カレー7割ぐらいの割合で混ぜて食べる。
当然、白いご飯が残るので、そこに更にまたカレーを掛けてもらう。
そんでもって、またまたカレー7割で食べると、またまた白いご飯が残る。
そんでもって、またまたカレーを掛けてもらう。
こんなことを、3、4回繰り返して凡のカレーの儀式は終了する。
しかしながら、外で食べる時は勿論そんな事は出来ない。
何が悲しいといってカレーを食べていて最後に白いご飯が残る事ぐらい悲しいことはないのだ。
なので、運ばれてきたカレーに向かっていろいろ細工をしなければ悲しい結果になる。
まず、運ばれてきたカレーにスプーンを垂直に突きたて、カレーとご飯の量のバランスを探る。そして、カレーのルーに対するご飯の量を決めるのです。
そして余分な白いご飯と判断した部分に福神漬けを乗せて、先に白いご飯を食べるのであります。
福神漬けがない場合は、ソースを白いご飯に掛けて「ソーライス」として食べます。
ここで、厄介なのが、ご飯全体に満遍なくカレーが掛かっているときだ。
この時は、カレーの下のご飯をスプーンでほじくり出してお皿の端に寄せて福神漬けを乗っける。
こんな苦労をしながら最後にカレーたっぷりのカレーライスを食べるのです。
見ている人がいたら「あのオッチャン大丈夫かな。ちょっと精神病んではるな。」なんて思われるだろう。
どちらにしても綺麗な食べ方じゃない。
恥ずかしい食べ方だ。
そして、悲しい食べ方だ。
大阪の難波の「自由軒」という洋食屋では、始めからルーとご飯を混ぜてあるカレーを食べさせる。
このお店は織田作之助の「夫婦善哉」にも登場して大阪では有名です。
織田作も、凡と同じように最後に白いご飯が残るのが嫌いだったのではないだろうか。
そんな凡が「負けた。」と思った瞬間がある。
それは学生時代のことです。
凡はお昼時間に、少し日差しの柔らかくなった初秋の学食のテーブルに座っていました。
そこに同じクラスの友人がカレーライスを持って来て座った。
ゆっくりと足を組んで、少し長めの髪をかき上げた彼は、別にカレーをじっくりと見るでもなく、皆と話をしながら、スプーンを手に取りました。
そして次の瞬間です。
スプーンを無造作にカレーに差し入れたかと思うと、混ぜることなく、すくい上げて口に運んだのです。
当然スプーンの中は、白いご飯の上にカレーが乗っかった状態です。
しかも、すくうたびに、そのカレーと白いご飯のバランスが違うのです。
でも、その時思いました。
「カッコイイ。」
何気なく食べるその姿がカッコイイのです。
凡は友人に聞きました。
「カレー混ぜへんの。」
「だって、どうせ口に入ったら混ざるやん。それに、面倒くさいし。」
そうなんだよね、どうせ混ざるし、何といっても、たかが昼食なんだ。
そんな気合を入れて食べなくてもいい。
「昼食だから、ちょっとお腹に治まればそれでいい。」なんて余裕があるのがカッコイイんだよね。
「完敗だ。」
それでも凡は、自分のカレーの食べ方のカッコ悪さを気にしながらも、今日も白いご飯をほじくり出しては、混ぜまくって食べずにはいられないのであります。
ああ、格好悪い。
そして恥ずかしい。
そして、悲しい。
最近、韓国の女性グループが注目を浴びていますね。
凡も、ひかりTVで、前から「ミュージックバンク」などの番組で「少女時代」や「KARA」などの女性歌手を、ビールを飲みながら「可愛いーー。」って叫びながら見ていました。
でも、急に日本で注目されると、嬉しい反面、彼女を取られたようで少し寂しいのものでありますね。
そんな凡が珍しく男性グループにハマってしまいました。
ミニボンも、これまた珍しく気に入ったようです。
それは、「NORAZO」(ノラジョ)という男性2人グループで、今「カレー」という歌がヒットしています。
凡も始めて動画をアップしてみることにしました。
踊りといい、歌といい凡のツボです。
それから、もう1曲好きな歌。「Help me」これも面白いですよ。
2週間の連続勤務と連続飲み過ぎが終わり、やっとブログを書くことができました。
その為少し長くなってしまいました。
動画のリンクが切れてましたら、ごめんなさい。
※映像は、リンクが切れていましたので、削除しました。

コメント

  1. koji より:

    ボクもカレーのルーはたっぷりが好きです。
    昨夜、食べました。
    自分で日曜日に作ったヤツ。
    店で食べるときは、『福神漬けご飯』もやります。
    白いご飯だけが残るのはなんとしてでも避けなければなりません!(笑)
    でも、ご飯とカレーは混ぜない派だなあ(^^)
    白いご飯があった側にカレーのルーが付いてないのが、ボクの理想的な食べ方。(^^)。
    ご飯をルー側に寄せながら食べます。
    こんなこと、初めて発表しましたよ(笑)

  2. とっちゃん より:

    凡蔵さん、自分もカレーのルーが少ないのは嫌いなのですが、それを解消するカツカレーが大好物です!
    カツにかかったルーが、普通のトンカツとは違った美味しさなのですが、少々ルーが少なかったとしてもご飯を美味しく食べられます!
    そしてカツカレーにはキャベツの千切りが不可欠です!
    カツ、カレー、キャベツ、ご飯のハーモニーがたまらなく美味しいと思います!
    凡蔵さんはカツカレーは嫌いですか???

  3. oriver より:

    家で食べる時は、ご飯少なめカレーたっぷりにします。で、空になったお皿にルーをだけ入れて、頂いて、ご馳走様です♪
    カレーは食べ過ぎちゃうから、困る~
    ノラジョ、知ってる♪ブロ友さんに教えてもらったの。二人とも歌が抜群に上手なのに、あの面白さ♪

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、kojiさん。
    kojiさんもルーたっぷり派なんですね。
    でも、食べ方は混ぜない「かっこいい派」とは、かっこいいーーー!
    自分で作るのも楽しいですよね。
    みんなそれぞれ、こだわりがあったりして。
    市販のルーでも、トマトを入れたり、好みのものを入れて自分流にできるところが、カレーの楽しいところですよね。
    私も、何か面白いカレーを作ってみたくなりました。

  5. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    カツカレーも勿論好きですよ。
    カツにカレーが全体に掛けてあるお店と、半分掛けてあるところ、カツにはカレーを掛けていないお店がありますが、私は半分掛けているところが好きです。
    カレーのかかっていないところに、ソースを掛けてカツとカレーの両方を楽しむのが好きですね。
    でも、関東のカツカレーにはキャベツがのっているんでしょうか。
    大阪では、だいたいのお店ではご飯とカツとカレーだけです。
    以前、金沢カレーというお店が出来た時に、キャベツの入ったカレーを見かけましたが、そのお店もなくなりました。
    キャベツのさっぱり感が、いいんでしょうね。
    こんど、横浜のカレーも食べてみたいですね。

  6. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    oriverさんは料理上手なイメージがあります。
    なので、oriverさんの作るカレーも美味しそうですね。
    最後に空になったお皿にルーだけのせて食べるっていうの、解ります。
    でも、カレーってカロリー高そうですよね。
    食べ過ぎには注意しましょうね。
    ノラジョ知ってるなんて、韓流にかなりハマっているんですか。
    でも、面白いし、歌も上手いですよね。
    じっと立ったままギターを弾いている横で、ダンスをしている雰囲気がいいです。
    それに、あのダンスが独特で。
    何か癖になってしまうんですよ。

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