トマトキムチ鍋の発明は、まだまだ遊びに過ぎない。
凡は一時、発明というものに凝っていたことがある。
トマトキムチ鍋のことをブログに書いた後、ふと本棚を見ると少し黄ばんだ書類のコピーが出てきた。
「実用新案登録願」である。
凡は「抱きまくら付きまくら」というものを発明し、11000円という印紙まで貼って、実用新案に登録しようとしていたのであります。
登録するまでは時間が掛かるので、今ではその熱も冷めてしまいました。
しかし、その当時は試作品を作りいろいろな寝具メーカーに提案書なんかを送付したりしていたのであります。
時間が掛かるので熱が冷めたというよりは、採用されなかったので熱が冷めたとういのが本当かもしれません。
ここで思い出してほしいのです。
少し前に「抱きまくら」のブームがありませんでしたでしょうか。
テレビショッピングや新聞広告でも、抱きまくらを販売していました。
今では抱きまくらを知らない人はいないでしょう。
でも、凡が発明したころは抱きまくらに関心を持っている人はいなかった。
勿論、抱きまくら自体は昔からあったのですが、それに注目する人はいなかった。
書類の日付を見ると、平成4年だ。
「凡の方が早く目をつけていたもんねー。」
テレビショッピングを見ながら呟いてみても、涙が頬をつたうだけだ。
「ぼーん、の、ほーが、はーやくめぇをー、、、。」
節を付けて歌ってみても同じだ。
むしろ、更に虚しい。
しかし、これはやむを得ない。
凡の発想が10年早過ぎたからだ。
そう、天才とは孤独なものなのである。
そんな凡は旅行に行っても変な発明があると気になってしょうがないのです。
ソウルのお土産物屋で思わず買ってしまった「健康用品」。
銀色のコンパクトの様な形をしていて、片面はブツブツの突起があり、中には磁石が入っている。
どうやって使うのか、いまだ判然としないのですが、たぶん突起のある方で体を摩擦するのじゃないかと想像して使用しています。
いつか、日本のテレビショッピングでブームになるかもしれませんね。
そうだ、またソウルで変わった発明品を探さなきゃ。
コメント
凡蔵。さんの文章、かっぱえびせんみたい♪
じっくりとゆっくりと押し寄せてくるんですよネ~ 一人笑ってしまいました(*^^)v
体のあった抱き枕が欲しいんです
抱き枕はオーダー品で(^^♪
oriverさん、ありがとう。
そんな風に言っていただけると、本当に嬉しいです。
こんな文章読んでくれる人がいるだけで、励みになりますよ。
抱き枕は是非、自分で試作してみてくださいませ。市販の枕をキャンディ状のカバーでつなぐと市販の抱き枕よりグッドなものが出来上がりますよ。市販の抱き枕は軽いでしょ、自作のものは重さもあるので安定しますよ。、、、のはずですよ。