平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩(3)蒜山高原センター

バス旅行の途中に立ち寄るトイレ休憩といえば、ショッピングをしてもらう目的で停まることが多いようですね。
そして、そんなショッピング施設に何十分か滞在させられるのです。
そんな時、ぶらぶら商品を見ながら時間をつぶすのですが、今回の「蒜山高原センター」では、面白い物を発見。
瓶入りの牛乳です。

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ここ蒜山はジャージー牛乳が有名のようです。
しかし、普通の牛乳だったら気にならないでしょう。
目の前にある瓶入りの牛乳には、「原乳」と書かれているではありませんか。
凡はこういう変わったものが好きだ。
原乳とは、絞ったばかりの牛乳のことだろう。
早速、購入すると係りのお姉さんが「よく振って飲んでください。」といった。
蓋を開けると、その蓋に乳脂肪が固形になって引っ付いていた。
それほど、乳脂肪が多くて濃厚なのだ。
牛乳の中にも少し固形化したものが浮かんでいるが、口に含むとすっと解ける。
これは気に入ったので、往路も復路も買って飲んだ。
持って帰ってバターを作ろうかなと考えたが、荷物になるのでやめた。
帰路でも立ち寄ったが、やはり買いたいなと思うものがない。
こういうショッピングセンターのようなところは、どこもそうだ。
ぶらぶら店内を何週もしていると、ふと可愛い目の牛さんと凡の目が合った。
「こんにちは、モー。」

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愛らしい目で凡を見つめている。
その牛さんとは、せんべいの缶に書かれた牛の絵だ。

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円柱形の缶に入っているのは、温泉地で売っている炭酸煎餅のようなもので、「牛乳煎餅」と書いてある。
原料に牛乳を使っているんでしょう。
その缶の牛さんが何となく可愛いので「牛乳煎餅」購入。
帰ってから牛乳を飲みながら牛乳煎餅を食べた。
ショッピングをさせる為に入ったトイレ休憩の施設ですが、ゆっくり商品を見て回るのも、また楽しいものですね。

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、原乳ですか?
    かなり濃いって事なのでしょうか???
    お腹を直撃しないのでしょうか?
    自分も牛乳好きですし、高原などの搾り立て牛乳など大好きなので飲むんですが、油断すると直撃してしまいます
    牛乳煎餅はなんとなく懐かしい感じがしますね!
    牛の串焼きやチーズ&バターは売っていなかったのでしょうか?
    日光などの高原牧場のドライブインは、美味しい物の宝庫なんですよ~
    牛串で一杯っていきたいところですが、なんせ車なんでいつもジャージーソフトで我慢しています!
    調子に乗ってソフト&牛乳をいっちゃうとヤバイ事のなるんですね~

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    原乳って絞ったそのままということなんですが、飲んだ印象はそれほど濃くはなかったですよ。
    でも、脂肪分が蓋や瓶の淵に固まっていたので、乳脂肪分はかなり高いのじゃないかと思います。
    でも、おいしかったですよ。
    スーパーで売ってたら、買いたいです。
    その他にもチーズやなども売っていたのですが、結構値段もしたし買わなかったです。
    牛の串焼きは売ってなかったですよ。
    あれば食べていたかもしれませんね。
    日光の高原牧場も楽しそうですね。

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