平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(122)

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貫鉄洞のドンキホーテを出た凡とミニボンは清渓川に向かって歩いた。
清渓川はカップルや家族連れで賑わうスポットらしいが夜はあまり人がいなかった。
ところどころレーザー光線の演出なんかがあるのだけれど、4、5人が見ている程度だった。
でも、ご飯を食べた後の腹ごなしにぶらぶらするのには丁度いい。
このまま明洞まで歩いてみることにする。
途中、ほとんど男性しかいないエリアというか、道を歩いている人も、食堂にいる人もほとんど男性しかいない場所を通る。
ここは何やら意味のある場所なのだろうか。
男性しかいないエリア。
むふふ。凡の想像はあらぬ方向に膨らんでいく。
まあ、たまたま歩いていた時に男性しかいなかったということなのかもしれない。
気にはなったが通り過ぎて、明洞付近に着く。
さあ、明洞についたぞ。
ソウルに来たら1回は来てしまうのは凡だけではないだろう。
ここでウロウロしてもいいのだけれど、これから屋台でもう少しビールなどを飲みたいし、どうせ東大門の方面に行くので、もう東大門へ行ってしまおう。
明洞では、ロッテホテルのトイレを利用しただけだ。
ロッテホテルは1度も泊まったことがない。利用するのはいつもトイレだけだ。
いつかはトイレのお礼に宿泊しなきゃね。
東大門へは地下鉄で移動。
地下鉄は今は前に行ったときより非常に便利になっているかもしれない。
なっているかもしれないというのは、以前はきっぷの自動券売機もあったが窓口もあったので凡にとっては便利だった。窓口で地図を見せながらきっぷを買うのも楽しいし間違いがない。
窓口というと映画のきっぷ売り場を思い出した。
香港映画で「インファナル・アフェア」という映画が来た時があった。
凡はどちらかというと会話する時に舌が回らない。
窓口で「インファナル・アフェア」が言えずに、「えっ、あー。インフェ、インフォ、インインフェフェ、あ、いや、インフェフョ、、、。」と5回ぐらい言いなおしても言えなくて、係りのお姉さんが、「インファナル・アフェアですね。」と解ってくれることもあった。
こんな会話も自動発券機なら楽しめない。
ソウルの地下鉄は、今は自動券売機でもきっぷではなくエコの政策で、カード式になっている。
しかも、タッチパネルで日本語も表示されるのだ。
便利といえば便利だ。でも、1枚買うのに何度もタッチパネルを押さないといけない。
混んでいるときは後ろの人が「遅いな。」って思っていないか気になる。
そして、そのカードは利用した後は、券売機の横にある機会にいれると保証金の500ウォンが帰ってくる仕組みだ。韓国はエコが進んでいますね。
それにもう一つ気が付いた事がある。
地下鉄のエスカレーターの3分の1が止まっているのだ。
昇り降りに関係なく止まっている。
そこをソウルの人は何の疑問を表すこともなくエスカレーターを歩いて昇っている。
凡が想像するに、これもエコだろう。
それにしても韓国のエコは徹底している。
地下鉄で東大門に移動して有名なミリオレあたりをブラブラ歩く。
ここは前回に来た時は深夜に来たのですが、今回はさらに人の数がパワーアップしていますね。
若い男女がこれでもかと歩いていました。
ファッションビルの1つに入ってみる。
前回はいくつもビルを回ったのですが、今回は1つだけ。年のせいとデザインに好みのものがないのが理由だ。
前回買った皮のお店が沢山入っている光熙市場へも行ったが日本人の多さにびっくりして退散。
それより、東大門に来たのは、最後に屋台でビールをキューっとというのが狙いだ。
しかし、歩いても歩いてもそれらしいものはない。
物を売る屋台はあっても食べるところに行き着かない。
前もって調べて行けばいいのだろうけど、凡は大体において、いきあたりばったりだ。
前回に行った東大門運動場の屋台は再開発中で、そのエリア自体工事中だ。
これ以上、歩き回ってミニボンが疲れて、血圧が上がったりしたら大変だ。
諦めてホテルへ帰る。
ホテルへは歩いてぶらぶら丁度いい距離だ。
やはりグランド・アンバサダー・ホテルにして良かった。
でも、まだ飲み足りないので、ホテルの近くのコンビニでビールを購入。
それで、ホテルの近くの道端に出していた軽トラの饅頭のテイクアウトの屋台でおつまみを購入する。
明日、水原へ行くのにエネルギーを残しておこう。

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コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん、すごくソウルを楽しんでいる感じが伝わってきますね~
    手軽に地下鉄に乗ったり、明洞行ったり東大門行ったり、屋台でビール飲もうとしたり、旅を楽しんでいるなぁ~
    羨ましいなぁ~って、素直に感じますよ~
    東大門の近くの広蔵市場、リースから割りと近くだったからすでに行ったかもしれませんけど、そこが屋台ストリートみたいになっていますよ~
    飲み足りないのは分かりますが、またまた肉饅頭?みたいなのも仕入れたんですね~

  2. 凡蔵。 より:

    とっちゃんさん。
    そうですよね。
    リースの周辺はいいですよね。
    私もあの周辺一帯は好きです。
    どこのお店も雰囲気のいい感じですよね。
    今回も行けばよかったな。
    饅頭は売っていて良かった。
    でも、あんな場所に軽トラのお店を出して買う人いるのかな、ヒマそうにしていたけど。

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