平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(115)

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さあ、ソウルの街へ出かけよう。
そして、その前にミニボンがどうしてもしておきたいことがある。
ミニボンはキノコを食べない。
嫌いというよりはキノコの存在自体を恨んでいるようだ。
なのでキノコを食べれないという韓国語が必要となるのである。
出口の前のコンシェルジュに、キノコを食べれないとメモ帳に書いてくださいとお願いする。
コンシェルジュさんも、しいたけなどの言葉は知っていたのですが、キノコという言葉をしらない。しいたけでも良さそうなんだけれど、キノコはしいたけだけじゃない。
「キノコというのは「木」の「子供」、、、ですよね。」
キノコは木の子供。
それはそうに違いない。
でも、果たして木の子供という言葉が韓国語でキノコを意味するかどうかは知らない。
でも、親切なコンシェルジュさんで、コンピュータで調べてくれたり、宿泊している韓国人に聞いてくれたり、またその韓国人もバスの時間を気にしながらも協力してくれたりで、周りを巻き込んで、何とか「私はキノコが食べられません。もし、入っていたらキノコを抜いてください。」という韓国語をメモ帳に書いてもらうことができた。
よし、これで万全だ。
ニボンもようやく安心して食べにいけるというものだ。
時間は午後の2時半過ぎ。
ここは何か少し食べに行こうということで、かねてより行きたいなと思っていたトッポギを食べにいくことにする。
目的の「トッポギ・タウン」は新堂洞(シンダンドン)というところにあり、泊まっているホテルから歩いていける距離だ。

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ぶらぶら、ソウルの風に吹かれながらトッポギタウンに向かう。
今日は天気で良かったね。
やや歩いていくと、トッポギタウンの入り口の反対側に着いた。
テレビなんかで見たときはお客様で賑わっていたのですが、凡が行ったときは丁度中途半端な時間だったのかガラガラだった。
車が通れる道路の両脇に10軒ちょっとのトッポギのお店が続いている。
凡が歩いていると、両脇から呼び込み合戦が始まった。
始めはブラブラ歩いて様子を見てからお店を決めようと思っていたのですが、この呼び込みがあまりに激しいというか熱心なので、その熱心さに負けて一番近いお店に入ることにした。
凡は熱心な商売人は嫌いではない。
入ってという気持ちに少しは応えてあげたいのである。
このトッポギタウンには「マボンニム・ハルモニ・トッポギ」という有名なお店がある。
ちょうど凡が今いるところと反対側の入り口付近にある。
ガイドブックなんかで知っていたが、ここはひとつ今の出会いに乗ってみよう。

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店に入ると、おっちゃんが来て、テレビにも出たとか有名人が来たというような内容のことを言って、その色あせたパネルなんかも見せてくれた。
日本には大分県に来たと言っていたな。
結構気さくに、本当に片言の日本語で話しかけてくれる。
注文はもちろんトッポギだ。
いろいろ種類はあるのだろうけど、一番シンプルなものを注文
2人前で10000ウォン。
さて、どんなトッポギが出てくるのだろうか。

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コメント

  1. とっちゃん より:

    韓国ではキノコという言葉が無いようですね
    松茸や椎茸などと個々の名前で呼んでいるのでしょうか???
    それにしても凡蔵さんのブログは、だんだん続き物のドラマっぽい展開で、なかなか結末を教えてもらえなくなってきましたね

  2. 凡蔵。 より:

    とっちゃんさん。
    キノコという言葉はあるとは思うんですが、このコンシェルジュの人が、キノコという日本語を知らなかったのかもしれません。
    日本語以外だと、ちょっとしたニュアンスを伝えるのって難しいですよね。
    ソウルレポートはまだまだ続きますよ。
    ちょっとしたことで一喜一憂しているので、なかなか先に進みません。
    これからもよろしくおねがいいたします。

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