平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(114)

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食事が終わったらトイレに行きたくなった。
しかし、凡は慌てない。
何故ならビジネスだからだ。
トイレはコックピットのすぐ後ろにある。
ここは一応ビジネスのトイレも経験しておこう。
さあ、どんな豪華なトイレだろう。
と思って行ってみたが、普通のエコノミーと同じだった。
むしろ、飛行機が小さいので壁が飛行機の曲線に沿って内側に曲がっている為、大きな飛行機のエコノミーよりも狭いぐらいだった。
でも、一応、ここでもビジネスのトイレを経験した満足感に浸って用をたしのでありました。
そんなビジネスを味わっている時間もなく、ソウルへ着いてしまった。
出入り口は飛行機の先頭にあるため、今度は一番に飛行機を降りる事ができたぞ。
とはいうものの、いつもはみんなの後を付いていくだけなので考えた事もなかったが、一番で降りると何処に向かって歩けばいいか解らない。後ろの人と歩調を調節しながら歩いていると無事入国審査に到着。
審査を終えて、ソウルに入国する。
「デン。」やった、ここがソウルだ。
これで、もう一つの目的である「ソウルに行く。」を達成したぞ。
両替はソウルナビでプリントアウトしたクーポンを持って国民銀行へ行くが果たして手数料は割引されていたのだろうか。この辺はチェックがいい加減だ。クーポンを渡したことで満足してしまっている。
さあ、これから先にホテルに行ってチェックインしよう。
リムジン乗り場に行くと、係りのお兄さんが2分前に出たとこやって教えてくれた。
でも、お蔭で空港のコンビニとかをうろうろしたり、トイレ行ったり(また?)丁度良かった。
今日泊まる「グランド・アンバサダー・ソウル」へは、リムジンバスで直接行けるので楽だ。
14000ウォン。さすがに数字だけ見ると高いんじゃないかって思ってしまう。
まだ、ウォンに慣れていないからね。
リムジンバスは、ものすごく快適でした。
座席は横に2席と1席で横幅もゆったりしているし、縦にもゆったりしているのでかなり豪華な空間を味わう事ができる。

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車窓の風景を楽しみながら、快適な座席でこれからのソウルに胸を膨らませていた。
約1時間20分という移動時間もまったく苦にならないどころか、もっと乗っていてもいいぐらいだった。
ホテルに着くと丁度チェックインの午後2時だ。
ホテルの内部は、今までソウルで泊まったホテルに比べると、かなり豪華だ。
今回は「豪華ソウルの旅」である。
室内にはデスクもあり、インターネットの回線や電源も100Vのコンセントがあったりと何の心配もない。
それに、コーヒーメイカーがあって、1日2杯までは無料で美味しいコーヒーが飲めるようになっている。

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トイレも、前回泊まった「リースホテル」では、トイレットペーパーはトイレに流さず横のゴミ箱に入れる「ソウルスタイル」であったが、今回はトイレットペーパーが流せる上にウォシュレットも付いていた。
よし、これからのソウルの旅の快適さを象徴しているようだ。
さあ、荷物を置いてソウルの街へ出かけよう。

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