平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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そうだ、ソウルへ行こう!(84)

ソウルの人は、何でも混ぜ合わせて食べるのが好きなようですね。
ビビンバなんか、もう混ぜて混ぜてぐちゃぐちゃにしてから食べるのをよく見かけます。
味が一体となって美味しいのでしょう。
先日、大阪の日本橋の牛丼屋で韓国から来られたであろう若い女性2人組が、牛丼をぐちゃぐちゃに混ぜているのを見かけました。
何となく日本の牛丼屋でそんな光景を見かけると嬉しくなってしまいます。
大阪に自由軒という洋食屋があって、そこは有名なお店なんですが、カレーを頼むと始めから混ぜたものが出てくるんです。
どうせ混ぜて食べるんだからということで、昔から混ぜて出しているそうです。
それだったら、ソウルのビビンバ屋さんもその方式でやったらどうなんだろう。
そんなことを考えたお店はないんだろうか。
始めからぐちゃぐちゃに混ぜたビビンバを出すお店。
あ、これは発明ですよ。
誰か韓国のお店でやってくれないかな。
発明者の名前を取って、「凡ビビンバ」なんてどうでしょう。でも、もう既にあったりして。
カレーに関しては凡は言いたい事があります。
始めから混ぜたカレーを出すお店があるのですが、凡は混ぜて欲しくない派であります。
カレーに関しては、ルーが美味しいのであります。
それでもって、大概のお店のカレーに掛かっているルーは、凡にとって、ちょっぴり少なめなんです。
カレーを食べていて最後に白いご飯が残って、白いご飯だけをスプーンですくって、「あ、なんか最後に物足りないな。何か福神漬けでも乗せようかな、それか白いご飯にウスターソースを掛けて食べようかな。」と思いながら食べる事ほど寂しい事はありません。
なので、凡はカレーを食べる時は先に白いご飯の部分を福神漬けでもって白いご飯のはみ出たほとんどの部分を食べてしまうのであります。
チキンカツ・カレーなんかの場合はチキンカツで白いご飯をほとんど食べてしまいます。
場合によってはカレーの掛かっている下にある白いご飯を掘り出して、チキンカツで食べてしまう。
そうして然る後に、もうこれで最後に白いご飯だけ残る事は100パーセントないぞというのを確認した上でカレーを食べます。
そして、最後にご飯がほんの少しでカレーがたっぷり掛かったカレーを食べるのであります。この最後の一口が大切なんであります。
最後の一口が白いご飯であってはいけません。
そうだ、ソウルのカレーはどんな味なんだろう。

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