そうだ、ソウルへ行こう！（21）

そうインターネットの話です。
凡は健康オタクなので、海外からサプリメントをインターネットで注文して飲んでいます。
もうかれこれ30年近く飲んでいるでしょうか。
そう30年前から外国から個人輸入しています。
こう書くとカッコいいですね。
でも、この30年前は大変でした。
インターネットでポンという訳にはいかないからです。
まず、海外にあるメーカーに手紙を書かなきゃいけません。
それで、日本からの注文に応じてくれるかを問い合わせるのです。
オーケーだったら今度はカタログから欲しい商品の番号を、また手紙で書いて、あと船便と航空便の送料などの見積もりをしてもらうのです。
それで、メーカーから返事が着たら、またまた手紙で注文書を送ります。
この際、クレジットカードの番号を書いて送ることもありますが、郵便局で為替を作ってもらって送る事もあります。
それで、ようやく商品が届くのですが、船便だとここまでくるのに半年掛かります。
それでも、海外から商品が届くときの嬉しさは、ちょっとした海外旅行の気分だったかもしれません。
その後、ファックスというものが凡の家にも付くようになり、時間がぐんと短縮されました。
そして、今はインターネットです。
画面でクリックするだけで、1～2週間後に商品が届きます。
便利になった分、届いた時のうれしさは半分かもしれません。
凡は海外に行ったときは、その国の薬か健康食品をよく買って帰ります。
香港に行ったときは必ず「ワトソンズ」とかで、保濟丸　(PO CHAI PILLS)という胃腸薬のようなものを買って帰ります。
この「ようなもの」というのは、巷では、ちょっと具合が悪い時に飲めば大体の病気は治ると言われてたりするからです。
凡はおもに飲みすぎ食べ過ぎのときに飲みます。
パッケージも可愛いのでオススメです。
ソウルに行ったときは、「ウルソ」というものを買いました。
これは漢方薬の熊胆の有効成分を合成したもので、肝臓にいい薬です。
ソウルの人は、二日酔い予防にウルソを飲むそうです。
そうだ、ソウルではウルソがあるから思いっきり飲み食いするぞ。