7月8日(火曜日)。
北陸の大江戸温泉プレミアムよしのや依緑園さんに来ている。
朝は、まず温泉に入りに行く。



そして、7時なってレストランへ。
朝も空いている。
ということは、やっぱり宿泊客は少ないのね。
朝食の目玉は、のっけ丼だろう。
これ、夜のメニューに欲しいよねと思うが、朝食で提供されるホテルが多いよね。
ご飯を、ちょっぴり、そして、海鮮の具材を、たっぷり、とこんなことをしてしまうのが、貧乏なのだろう。
でも、やっちゃうよね。



そして、お替りは、のっけ丼のマグロだけを浅鉢に入れて、そこに、とろろを、たっぷりと掛けて、三つ葉をのせる。
凡は、マグロも、とろろも、そして、三つ葉も大好きなので、これは美味しかったです。
三つ葉の香りが良い。
そして、カレーも食べちゃうんだよね。
ご飯を、ちょっぴり、そして、カレールーを、たっぷりとね。
また、こんなことをしてしまうのは、仕方がないだろう。
ということで、美味しく朝食を頂きました。
まだ、少し送迎バスの時間まであるので、ホテルの周辺を散策。



ホテルの裏には、大聖寺川という川が流れていて、その川に沿って、鶴仙渓遊歩道というのがあるので、そこを、こおろぎ橋から、あやとりはしまで歩いて、ホテルに戻ってこようと思う。
朝の遊歩道は、大阪に比べると、かなり過ごしやすくて、気持も良い。
何か、山中温泉で、気分転換できた気がした。
チェックアウトをしてから、部屋で、ゆっくり身支度をして、フロントで待っていると、スタッフの女の子が、凡に声を掛けてきた。
朝も駅までの送迎バスをお願いしていたのですが、凡だけなので、もしよかったら、すぐに出発できますよというのだ。
この北陸地方には、大江戸温泉物語のホテルが散在していて、普通なら、凡の泊っているホテルから、山中彩朝楽、山中グランドホテル、山下家、山代彩朝楽と廻ってから、加賀温泉駅に送ってくれるのだが、今日は、凡だけ、自家用車で駅まで送っていただいた。
加賀温泉駅から、新幹線で、敦賀駅まで移動。

今日は、ここ敦賀を、少しだけ散策してから、家に帰ろうかと思う。
まずは、観光案内所で、お姉さんに、昨日、紹介していただいたランチのお店が美味しかったと報告。
いくつかある観光スポットの廻り方などをお聞きして、いざ出発。
まずは、バスで、金崎宮に移動。


石段を上って本殿にたどり着くと、「恋の宮」というピンク色の提灯が吊り下げられている。
これは、念入りにお参りをしなきゃいけませんね。
さて、バス停まで戻ると、時間がかなりある。
ぶらぶら、旧敦賀駅駅舎に向かって歩いて行きましょうか。
と歩き出したら、道路を横切る廃線に出合う。
急にテンションが上がる凡。




この敦賀と言う場所は、鉄道については、かなり古い歴史を持っている。
しかも、ただ古いというのではなく、非常に重要な路線だったのだ。
この廃線は、敦賀港線と呼ばれて、北陸本線から分岐して、昔の敦賀港まで伸びていた。
明治時代、東京を出た列車は、この敦賀港まで直通で走っていて、この敦賀港から、ウラジオストックまで船で繋がって、ウラジオストックからシベリア鉄道、そして、ヨーロッパまで繋がっていたんだよね。
「欧亜国際連絡列車」、夢のある話だよね。
青春18きっぷを改悪した人に、このロマンを教えてあげたいよ。いや、教えても分からないだろうね。(青春18きっぷは、連続した日程でしか乗れなくなったり、非常に使いづらいように改悪されたんだよね。)
今のJRじゃ、絶対に実現しない列車だよね。
そう思うと、あの中曽根というアメリカ言いなりのバカがしでかした国鉄民営化が、鉄道の可能性を壊したともいえるよね。国鉄なら、まだ、可能性はあったのかも。
と、この廃線の原因と、国鉄民営化は、まったく関係ないのだけれど、こんな愚痴もこぼしたくなってしまう。
それと、この路線の重要性は、リトアニア・カウナス日本領事館の杉原千畝が、ユダヤ人難民に発行した「命のビザ」で逃げてきた人が、この敦賀港を経由して、それぞれの国へ逃れていったんですよね。あのビザは、通過ビザだったので、この日本を経由する必要があって、その港が敦賀港だったわけなんです。
ということで、そんな素晴らしい歴史を持つ敦賀港線も、もう復活することはないだろうけれど、せめて、線路だけは残しておいて欲しい。
今、道路で、ブツリと切断された錆びかけた線路に、夏草がそよいでいる。
なんとも、切ない風景である。

その廃線を越えてあるいていくと、キハ28を静態保存されていて、その横に、赤レンガ倉庫ある。
そこから、港を見ながら少し歩くと旧敦賀港駅舎(再現したもの)がある。



入ってみると、さっきの敦賀港線の話の東京からヨーロッパまでのきっぷや、時刻表なども展示されていた。
さて、これから、清明神社に行ってみようと思う。
清明神社とは、安倍晴明をお祀りする神社だ。
京都や大阪には、何社かあるけれども、何故、この敦賀で安倍晴明かというと、晩年、この敦賀に住んで、研究をしていたらしい。




街中に、ぽつりと小さな神社があって、鳥居をくぐって、参殿まで行くと、年配のお姉さんが座っていた。
少しお話をさせていただいて、上がらせていただく。
この神社のご神体は、中央の祭壇の下に、清明が占いに使用したと言われている「祈念石」が安置されているのだが、その石である。
占いに使用したと言われてはいるのですが、実際に、どう使用したのかは、謎のままだ。
祭壇の下に、小さな窓が開けられていて、その祈念石を見ることが出来る。
資料パンフレットの写真は、その石だけが写っているのですが、実際には、その石の上に、沢山のお賽銭が乗っかている。
お姉さんが、お賽銭を投げて、その石に乗ると、お願い事が叶うらしいという。
いやいやいや、誰が、そんなこと言い出したのよ。
資料の写真には、お賽銭は写っていないので、それに、清明が、そんなことをする筈はないので、考えるに、最近になって、誰かがやりだしたのだろうね。
それにしても、祈念石という聖なるものに、お金という、云わば、邪気や雑念を帯びたようなものを乗っけて良いのだろうか。
神社の年配のお姉さんは、優しそうな人だから、みんなが楽しければそれで良いと思ってさせてるんだろうね。ほんと、親切な方でした。
と、言いながら、凡もミニボンも、石に向かってお賽銭を投げた。
乗っからなかったけどね。
んでもって、さて、お暇しましょうかという時に、お姉さんに、このあたりで、お昼ご飯を食べるところありますかと訊いたら、ヨーロッパ軒とかあるけど、今日は閉まっているという。
そういえば、この道を左に行ってね、、、あれは、川だったかな、いや、海だったかな、、、、そこにね、料理料理のお店があるらしい、、、で、あれは、川だったかな、いや、海だったかな、、、いや、川、あ、いや海、、、。」
と、川か海かを悩みながら、お店を教えてくれた。
まあ、簡単に言うと、川が海にそそぐあたりのことらしい。
漁師料理で、最近人気らしいと教えてくれる。
漁師料理というと、思い出すのが、宗像神社に行ったときのことだ。
漁師料理と言われるお店に入ったら、大丈夫なのかという、ちょっと抜けた大将がいて、凡が、刺身を見せて、これは何ですかと訊いたら、「ぶり、ぶりの天ぷら。」と答えたお店を思い出す。
いくらなんでも、刺身がぶりのてんぷらな訳ないし。
料理も、生臭いこと半端無いおすましと、硬くて箸が通らない魚と、そんな料理のお店だった。
本当の漁師料理というと、普段、漁師もしていて、昼間とか、夜は、料理を提供する。
無骨な料理だが、新鮮な魚が売りというイメージだ。
ぶらぶら歩いて行くと、それらしきお店を発見。
「うお吟」さん。


隣には、待合い兼、喫茶店みたいなお店があるところから、よほどの人気店に違いない。
ドアを開けて入ると、カウンターに2席空きがある。
漁師料理とはかけ離れた、お洒落な造りである。
割烹みたいな雰囲気だ。


既に、盆に、箸などがセットされている。
メニューを見ると、お店のイチオシが、海鮮丼のようである。
如何にも、写真映えするような丼で、最後に、残ったご飯で出汁茶漬けなのか、玉子のぶっかけなのか、そういう仕掛けで食べさせるようである。
ほとんどの客は、海鮮丼を食べている。
ただ、ミニボンは、刺身系は食べない。
なので、天ぷら丼のセットにした。
凡は、朝のホテルで、このお店とは、具材のランクが違うけれど、一応、海鮮丼を食べた。
なので、日替わりのあら煮定食にした。
それと、もう一品欲しいなと思い、生サバの燻製みたいなのと、それにビール。

生サバの燻製みたいなのと、ビールで、まずは、一息つく。
昼間のビールは旨いね。
そして、しばらく待って、あら煮定食。


小さな魚の切り身があったので、これは、丼にするのか、そのまま食べるのかと聞いたら、やり手みたいな、どう見たって漁師に見えないご主人が、どちらでもいいという。
なので、刺身として頂く。
そして、荒煮だ。
ボリュームもあって、味も、しっかり濃く、凡好みだ。
美味しいので、日本酒も追加したら、ワイングラスで来たよ。
ということで、2人で6000円ぐらいだったかな、少し高い値段設定だが、満足度は高い。
ミニボンと、この店にして良かったねと話す。

店を出ると、入り口に「人生で、1番旨い海鮮丼」と書かれてあったので、余程、自信があるのだろうね。でも、凡もミニボンも、その海鮮丼は食べてない。
さて、この後、気比神社まで歩いて行って、お参りをする。


ついでにという書き方もなんだが、気比神社の横の小学校の校庭の隅に、「土公」(どこう)と呼ばれるこんもりと土が盛り上げられて木が植えられている場所がある。
ここは、気比神宮の御祭神が、最初にご降臨された場所で、神聖な場所らしい。
なので、念入にお参りさせていただく。
さて、そろそろ帰りましょうか。
バスを待って、敦賀駅まで移動。
夜食べる駅弁を、大急ぎで買って、新快速に乗り込んだ。
これがまた、途中で、待ったりして結構な時間が掛かったが、何とか大阪駅まで帰ってきて、そこっから、環状線、京阪線と乗り継いで、自宅に帰ったのであります。
今回の旅は、ゆっくり温泉とお料理という旅だったのですが、ホテルが空いていたので、それが1番の良かったことだろうか。
まあ、ホテルには、申し訳ないけど、空いているのが楽だ。
そして、2日目の廃線や、清明神社の祈念石なども見れたし、お昼は、教えてもらった漁師料理も大満足。
ということで、悪いことの、何ひとつ無かった旅でありました。最後まで、おつきあいくださいまして、ありがとうございました。



コメント
いや~、朝からのっけ丼、タップリ海鮮で美味しそうですね
その他にもナポリタンがあったりコロッケがあったり、鯖の塩焼きもあったりしてご飯がかなり進んじゃいますね(^O^)/
それから宿泊客が少な目ってのもまた良いですね
大江戸温泉は別府で一度だけ泊った事がありますが、けっこう混んでいたし若者や子供も多くてイマイチ落ち着かなかった記憶があります
>「恋の宮」というピンク色の提灯が吊り下げられている。
これは、念入りにお参りをしなきゃいけませんねと言う件に大笑いしてしまいましたよ
ピンク色の提灯は珍しいし、伊勢佐木町の裏通りにあったらムフフなお店かと間違えそうですよね(笑)
人生で一番旨い海鮮丼のお店で海鮮丼を食べないお二人、あら煮と天ぷら御膳を食べられたんですね
自信たっぷりの海鮮丼を見てみたかったです
美味しそうでしたか???
そうそう、廃線になった敦賀港線ですが、そんな歴史があり、重要な路線だったとは知りませんでした
小樽の手宮線跡地のように、もっと観光名所的アピールをしても良いような気もしますけどね
それから大江戸温泉物語、凡蔵さんのブログを見ていたらなんだか行きたくなってきましたよ~
ありがとう、ゆけむりさん。
別府の大江戸温泉は、混んでたということで、やっぱり、そこだなと頷いてしまいましたよ。
温泉も食事も、空いてるのが1番ですね。
というのも、この後に、グランメルキュールというオールインクルーシブのホテルに泊まったのですが、
もう超混雑してたので、夏休みシーズンに、安いホテルに行くのは、止めた方がいいなと実感しているところです。
んでもって、恋の宮のピンクの提灯は、ピンクにもほどがあるやろというぐらい、ピンク色してますよね。
もっと、やわらかいピンクじゃないと、ムフフ系になっちゃいますよね。
んでもって、お昼の海鮮丼のお店は、ほとんどの人が、海鮮丼を食べてましたね。
ボリューム系じゃなくて、上品系の海鮮丼でした。
小さめの切り身が、種類豊富に乗っているみたいな。
でも、朝ごはんに、安物ですが、ホテルの海鮮丼的なものをいただきましたしね。
それに、あら煮定食が美味しそうに感じたんですよ。
あら煮って、家では作らないし(普通の家庭では作るのかもしれませんが)、見ると、厨房の隅に、大きなシュウ酸の鍋が置いてあって、
そこで、あら煮を炊いてるみたいだったので、これは美味しいに違いないと。
敦賀港線もそうだし、この敦賀というところも、面白そうなところでしたよ。
湯快リゾートも、大江戸温泉物語も、安いのが良かったのですが、最近、高いところも出てきたので、行かれるのでしたら、値段チェックが必要ですよ。
それと、夏休みを外すのも必要かも。