平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1533)弾丸っぽいソウル旅。(1)

旅(海外)

先月は、ピーチ航空の弾丸旅行で、香港に行ってきました。

街中での滞在時間10時間と、短かったのですが、そして、ただ街中を歩き回って、食べたり飲んだりしただけなのですが、なかなかに楽しかったのであります。

その時に、香港以外にも、ソウルの弾丸も検討していた。

なんせ、往復の料金に、空港税などを入れても、15000円弱で、行って帰ってこれるからだ。

これは、安いよね。

なので、今月も、香港に引き続いてソウルにも、弾丸で行ってこようと思った。

ということで、検索してみると、もう弾丸の設定の空席は無くなっている。

弾丸旅行の枠も、意外と少ないのかも知れないね。

でも、そこで、もう行く気になっているので、値段はアップするけれども、そのままソウル旅行を決行しようと思う。

ということで、始めに弾丸を見たときは、朝の7時台の往路の便があったのだけれど、それは席が無くなっていて、12時25分発しかない。

これで、ソウルに着いたら、14時20分である。

まあ、仕方がない。

往路の料金は、11800円。

んでもって、復路は、翌日の15時20分発で、関空に、17時10分に戻ってくる。

料金は、6580円。

まあ、これは、安いと言えるだろう。

ということで、空港税などを含めて、往復合計、24790円となった。

弾丸よりも、1万円高くなったが、まあ、それでも安い方だろう。

いつもなら、なるべく楽をしたいので、座席だけは別料金で予約をしていた。

凡は、後方の通路側が、空いているので好きだ。

でも、今回は、安くあげるということで、座席の指定は止めておこう。

飛行機の移動で、その快適さに影響するのが、座席の位置と、隣に座った人である。

座席の位置については、ソウルの場合、フライト時間も短いので、そこまで気にならないか。

問題は、隣に座った人である。

ピーチのシートは、3-3の配列になっている。

最悪なのは、この真ん中のシートに、凡が座ることになって、両脇に、肥えた汗かきのおっちゃんが、脚をおっぴろげて座るような人物である場合だ。

まあ、肥えているというのは、仕方がない。

でも、脚をおっぴろげたり、アームレストから腕を押し出してきたりしたら、これは苦痛でしかない。

こんな時に、凡の脚の外側に、ウンコでも付けておいてやろうかと思う。

おっちゃんの脚が、凡の太ももの外側に触れたら、おっちゃんに、ウンコが付くという仕組みだ。

でもまあ、そんなことをして、1番損をするのは、凡であるからして、なんのことか意味が分かんなくなってしまう。

願わくば、凡の両隣は、若い女の子であって欲しいな。

んでもって、離陸すると、女の子が、ウトウトとしだす。

んでもって、凡に、身体を預ける様に、しなだれかかってくるのだ。

そして、頭が、凡の肩に、コトンと乗っかる。

んでもって、手の力も抜けて、凡の膝にポトンと落ちる。

詰まり、凡の両肩には、両隣の女の子の頭が乗っかっている。

サラサラロングヘアーが、空調の風で、凡の首筋を撫でる。

「ああん。くすぐったい。」なんて身もだえする凡。

かすかなジャスミンの香りが、媚薬に変わろうとしている瞬間だ。

そして、凡の両膝には、両隣の若い女の子の、ポトンと落ちた掌が乗っかっている。

女の子の体温が、掌を通じて、凡の太ももに伝わってくる。

その掌が当っている部分だけ、凡の太ももが、少し汗をかいているのに気が付く。

「きゃー、どーすんのよ、この状況。」

なんて、ドキドキしていると、女の子が目を覚ます。

「あ、ごめんなさい。」なんてね。

「あ、いや、大丈夫ですよ。」なんてね。

「ソウルへ行かれるんですよね。お詫びに、ソウルの美味しいサムギョプサルのお店にご案内します。あ、年下のあたしが、こんなお誘いをしちゃって、いやーん。あたし、恥ずかしい。でも、もし、よろしかったら。」という展開もあるかもしれない。

すると、もう片方の女の子も眼を覚まして、「あたしも、お詫びに、ご案内させてください。」なんてさ。

「いやだ。あたしが、先に、お誘いしたんだもん。あたしと、一緒にいて欲しいです。」

「やだやだ、うちも、一緒にいたいもん。」なんて、ちょっと、唇を突き出して、すねたようになる。

「分かりました。それじゃ、今日は、アケミちゃん、(この時点で、名前を聞いているという設定だ。)明日は、ケイコちゃんと一緒っていうことで、どうかな。」

ということで、凡のソウルの2日間は、若い女の子とデートをすることになってしまったのであります。

、、、、と、ここまで書いたら、凡の涙が、ポトンと落ちた。

この文章の下書きを書いている今日なのだが、65歳の最後の日でありまして、明日は、66歳になっている。(ブログをアップするのは、66歳になってからになるだろう。)

そんな日に、こんなアホな妄想をしているなんて、どうも、凡は、如何にも、進歩してないね。

さっきの涙は、凡自身を憐れむ悲しい涙なのであります。

ということで、飛行機で、隣に誰が座るのかが、その空の旅の快適さに大きくかかわってくるのでありますが、若い女の子が隣に来るかどうか、その運をピーチに委ねることにしましょうか。

ブログの後日談に、女の子と一緒に店に行ったら、女の子の友達を名乗る怖い兄ちゃんが現れて、お金を巻き上げられたって結末にならないことだけは、祈っておきましょうか。

ということで、当日であります。

5月12日(月曜日)。

12時25分発なので、ゆっくりめで自宅を出発。

8時ごろだったかな、それでも、十分に余裕だ。

んでもって、途中の地下鉄で、何気なくメールを見たら、凡の乗る便が、機材繰りのため、遅延とあった。

しかも、2時間の遅延で、14時20分予定とあるじゃない。

となると、ソウルに着くのは、午後の4時半とかになるだろう。

それから、ホテルにチェックインしたら、もう夕方じゃない。

それでなくても、短い滞在時間なのに、この2時間は、悲しいな。

でも、仕方がないので、関空まで移動。

ここで、時間もあるので、無料期間中のプライオリティパスで、ラウンジNODOKさんで、朝食でも頂ましょうか。

ということで、スパゲッティと、缶ビール。

朝から飲むビールは、効いた。

ということで、ここでもう少しゆっくりしてもよいのだが、気の焦っている凡は、第2ターミナルに移動して、チェックインも済ます。

んでもって、手荷物検査をして、制限エリアに。

とはいうものの、まだ、出発まで、3時間ぐらいある。

マッサージ機をしたりしても、まだ、時間が、有り余っている。

お昼ごろになったので、おにぎりと、トイレ対策の大福もち。

ここで、両替などをしてみようかとも思うのだが、いつも、海外旅行に行くときに、そのレートに戸惑ってしまう。

あのボードの見方が、イマイチ、分からないというか、苦手なのだ。

勿論、関空で両替するのは、率が悪いことは知っている。

でも、高額を両替するわけでも無し、今しておく方が安心という気持もある。

関空で見たら、韓国ウォンは、1.2とか、そんな数字だ。

んでもって、ソウルの仁川空港のレートは、0.88とかだそうだ。

なんか、だいぶん違う気がして、関空での両替は、止めた。

さて、関空の第2ターミナルを、十分に堪能しまして、いよいよ、搭乗であります。

MM705便。A320-200neo。

3席あるシートの窓際に凡、そして、1席空けて、年配の女性。

ほぼ、機内は満席に近いのだが、奇跡的に、隣が空席だった。

ということは、自動的に、女の子とのソウルでのデートは無くなったということであります。

そして、シートは、プレリクライニングなので、前の座席の人が背もたれを倒さないので、精神的にも快適である。

久しぶりの窓際で、船窓の景色も楽しめた。

ソウルが近づいてきました。
仁川空港のどこか。

そして、午後4時半ごろ、ソウル仁川国際空港に到着。

両替をして、訳も分からないまま、普通の列車に乗って、ソウル駅に移動。

まずは、今日のホテルにチェックインしましょう。

ソウル駅は、ややこしいので、出口の番号を調べておいて助かりました。

10番出口を出たら、すぐそこにホテルがある。

お世話になるのは、ホテレッテソウル駅さん。(Hotelette Seoul station)

最近は、どこもホテルの値段が高騰している。

1泊1万円以上なのが、ほとんどだ。

でも、そこは、ピーチの格安航空券を利用して行くのであるからして、安くあげたい。

しかも、連泊するのなら、快適な広さも必要だが、寝るだけなら、清潔で安全であれば、それで良い。

とはいうものの、ドミトリーや、カプセルは、些か、シンドイ。

ということで、見つけたのが、ホテレッテソウルステーションさんだ。

ソウル駅のすぐちかくという好立地。

空港に帰るのに、これは便利である。

ただ、部屋の広さが10平米と、かなり狭い。

写真を見ても、その狭さが分かる。

こんな時に、やっぱり、チェックするのが、口コミだ。

結構、日本人が泊っていて、その感想は、どれも、狭いということだ。

ただ、悪いところのコメントに、ほとんど、悪いことが書かれていない。

まあ、安い値段なので、そのつもりで泊っているから、始めから期待していないのかもしれないが、それでも、泊った人は、おおむね、好印象を持っているようなのだ。

よし、このホテルにしようと思う。

始め予約サイトを見ていたら、大体、3800円から5000円ぐらいの値段設定が多い。

んでもって、直前に、いよいよ、ホテルを決めなきゃねとなったときに、普段、使ったことのないアゴダのサイトを見てみたら、サービス料込みで、3076円となっていた。

すぐに、予約しました。

安いよね。

左手にあるのがフロント。(これは翌朝撮ったもの。)

ということで、ホテレッテソウルステーションさんだ。

ドアを開けると、所謂、ホテルのフロントみたいなのが無い。

ただ、入り口に、マンションの管理人さんがいるような部屋があって、小さな窓が壁に付いている。

中をのぞくと、若い女の子が、座っていた。

その管理人室みたいなのところに案内されて、チェックイン。

凡の部屋は、2階の角部屋。

下駄箱に靴を預けて部屋行く。

エレベータを降りると、そこで、靴を脱いで、部屋の番号が書いてある下駄箱に靴をしまう。

んでもって、裸足で部屋に入るというシステムである。

部屋のドアは、カード式なので、セキュリティは、万全である。

右手に写っているのがドア。
シャワーは、洗面の上に付いている。
棚には、サービスの水が2本置いてあった。

ドアを開けると、すぐにベッドがある。

中に入ると狭くて写真が撮れないので、半分、廊下に身を乗り出して、パチリ。

部屋の中には、シングルベッド1台があって、部屋のスペースの半分が、そのベッドだ。

空いたスペースに、テレビと、備品が置いてある棚がある。

そして、ガラスの扉があって、その奥に、洗面と、トイレ、そして、シャワーがある。

それが、一体なので、シャワーを浴びると、洗面も、トイレも、水浸しになるという、韓国の安いホテルのあるあるである。

しかし、しばらく、部屋を観察してみて、そう悪くは無いなと思う。

ベッドも、清潔だし、床も板なので、カーペットのようにダニなどを気にすることもない。

これで、3000円なら、大満足である。

さて、時間も遅くなってしまったので、ソウルの街で、夕食でも頂ましょうか。

ホテルの玄関で、バッテリーを忘れたのを取りに帰ったら、エレベーターの前で、20歳ぐらいの日本人だと思われる女の子とすれ違った。

このホテルなら、KPOPのコンサートに来た時に、女の子1人でも泊っても安心だろうなと思う。

ということで、あらためて、夜のソウルの街に、レッツラゴー。

ホテルを出たところから、ソウル駅を望む。

コメント

  1. ゆけむり より:

    久しぶりに自宅に戻り、PCを開いております
    弾丸ソウルなのに2時間遅れとは厳しいですね
    機内の座席の両側におっちゃんが来ると言う落ちかと思っていましたが、空席だったとはラッキーでしたね
    隣に誰かいるのといないのとでは雲泥の差ですもんね
    ソウル駅の近くのホテルで3000円ちょっとは安いですし、これなら少々狭くても我慢できますね
    いよいよソウルの街へ繰り出されるようですが、どんなものを食べたのか楽しみにしています

    • tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      往路の便は、それでなくても、遅めだったので、2時間は、勿体ないですよね。
      着いたら、もう晩御飯みたいな感じですもん。
      とはいうものの、12時過ぎまで、夜の街を、うろついてましたんで、それでも、楽しめました。
      ピーチは、混んでたんですが、偶然、隣が空席だったので、楽ちんでした。
      んでもって、ホテルの3000円は、安いでしょー。
      他のサイトでは、4000円ぐらいだったのですが、偶然、アゴダで、3000円で出てました。
      ベッド周りも、清潔っぽいので、寝るだけなら、いいかなっていう感じでしたよ。

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