5月17日(金曜日)。
凡とミニボンは、凡の65歳の誕生日のお祝い旅行に、三浦海岸のホテルにやってきた。
今日は、横須賀で、軍艦クルーズを楽しんだところだ。
横須賀って、何とも、カッコイイ音の響きだよね。
陳腐だけど、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」なんだよね、未だ以って、65歳の凡のイメージは。
宇崎竜童さん、カッコイイよね。
というか、宇崎竜童さんと、阿木燿子さんのご夫婦、前にテレビ出演しているところを見たけど、素敵な御夫婦だよね。
♪♪ 一寸前なら、憶えちゃいるが、一年前だと、チト判らねエなあ
笑顔に癒される女だって そんな女いるわけないだろう
悪いなあ 他をあたってくれよ
、、、アンタ、みゆき(さん)の何なのさ
港のみゆき(さん)、ヨコハマ・ヨコスカ~ ♪♪
なんてね、でも、みゆきさんって、凡の勝手なイメージだけど、横須賀に似合わない気がするんだけど、みゆきさんは、横須賀と接点はあるのだろうか。
ということよりもね、今回、ブログを書いている時に、間違っちゃいけないと思って、宇崎竜童さんをウィキペディアで見てみたんだけど、みゆきさんの事を、批判するようなことを、昔、言ってたみたいだね。
1980年の著書『突っ張って生きてみないか―俺たちの明日はあっちだ!』で、「全編ワルツ、3拍子の表現。女の最もいやらしい部分をくすぐる歌い手だな。中島みゆきファンの女の子は想像できる、ほんとはボーイフレンドが欲しい。でも自分からは進んで男に接しようとははしない。男が近づいてきそうになったら、サッと身をかわして家に帰っちゃう。だから傷心なんて体験したことがない。体験したことはないけど、中島みゆきの歌で代理体験してるわけだ」なんてことを書いているそうだ。
書いているそうだというのは、著書を読んだのではなくて、ウィキペディアをそのまま引用したから、こういう言い方になってます。
これを読んだ、みゆきさんのファンは、どう思うのだろうね。
凡は、むしろ、嬉しかったね。
だって、これがもし、宇崎さんが、みゆきさんの事を、大好き~、ラブ~、みたいな事を言ってたなら、そっちの方が、腹が立つよ。
だって、宇崎さんみたいな人が、みゆきさんラブを叫んだら、この凡なんて、太刀打ちできないじゃない。
と、どこまでも、情けない理由だけどね。
それに、批判っぽいことを書いているのは、みゆきさん自身の事じゃなくて、みゆきさんの歌についてだからね。
みゆきさんの本質は、歌じゃないんだよ。
見た目が可愛い、声が可愛い、スタイルも良い、性格も可愛い(たぶんだけど)、みたいなところが、みゆきさんの本質なんだ。
歌は、歌だよ。
と、こんなことを書いているけれども、みゆきさんは、自分の歌を、どう思っているのだろうと思う。
凡は、ひとつの創作物として、捉えているのじゃないかと思うんだけどな。
自分が、生み出した子供、ぐらいには、愛おしく思っているのかもしれないが、凡は、みゆきさんは、自分の歌を、自分の分身とか、自分の魂とか、そんな風には思っていないような気がするんだけどな。
歌に興味が無い凡でも、そこは、みゆきさんに確かめてみたいところだ。
それと、著書の中で、みゆきさんの女性ファンのことについても、批判的なことを書いているけど、男性ファンのことは、書いているのだろうか。
今のところ、読むつもりはないので、どうだろうかという程度の話になってしまうが。
凡は、みゆきさんの男性ファンは、凡と同じじゃないかなと思う。
歌が好きというよりも、みゆきさんが好き。
やっぱり、みゆきさんは、女で、男性ファンは、男だものね、そう言う感情で好きなんじゃないかと思う。
と、横須賀に来ている凡とミニボンでありますが、横道に話が行ってしまったので、ここで、凡の65歳のお誕生日お祝い旅行の話に戻さなきゃ。
横須賀と言ったら、ハンバーガーという、これまた月並みな凡のイメージなのでありまして、今から、それを食べに行こうかと、ドブ板通りを歩いているのであります。
バーなどは閉まっているし、賑わっていると言っても、繁華街ほどでもないし、というような通りを歩いて、お店を冷やかしている。
ハンバーガーのお店も、いくつかあるようで、どこが良いのか、さっぱりわからない。
ただ、人が集まっているお店があって、パンフレットにも載っているようなので、取り敢えず、順番待ちの番号を取る。
発券した時点で、12時14分。
まだまだ順番が来ないみたいなので、もう少し、散歩してみよう。
それに、あまり、ウエルカムのようでもないので、他に、良いお店があれば、そっちに入ってもいい。
少し歩くと、「艦マニア横須賀」というお店があった。
入ってみると、おや、若い女の子が多い。
鼻の下を伸ばす65歳。
しかし、冷静に考えると、女の子と、何の接触もないのに、勝手に鼻の下を伸ばすのは、明らかに、ヘンタイであろう。
気を取り直して、「横須賀カレーチョコレート」なるものを購入。
家に帰ってから、これを頂いたが、想像以上にカレー風味なので、ビックリした。
普通、観光地で、何々チョコレートと書いてあっても、実際に食べてみると、ほとんど、チョコレートが勝っていて、何々は、そう言えば、、、ぐらいにしか味がしないものだが、このカレーチョコレートは、食べた後に、ずっと、カレーの風味が口に残っている。
なのだが、意外と、美味しかったです。
そして、横須賀海軍カレーラーメンも購入。
さて、ハンバーガー屋さんに戻ってみよう。
まだ、順番は来ていない。でも、他に当ても無いので、待つことにした。
そして、13時頃に、店内に案内される。
「TSUNSAMI」さん。
ミニボンは、ジョージワシントンバーガー(2396円)、凡は、もちろん、トランプバーガー(2726円)だ。
バイデンバーガーや、オバマバーガーなんてのもあったけど、トランプさん、プーチンさん大好き人間としては、これは、絶対に食べたくないな。
そして、ビールは、東郷平八郎ビール。(880円)
横須賀には、軍艦「三笠」も、停留されているからね、それに因んで注文。
テーブルに座ったものの、先に、グループが注文したせいもあってか、なかなか、来ない。
とはいうものの、急ぐこともないので、のんびりと、横須賀を楽しんでいた。
そして、提供されたハンバーガーは、値段も、そこそこ高いが、ボリューム満点。
ハンバーガーだから、手に持ってかじりつく。
ただ、最後は、具が多くて、ぐちゃぐちゃになりかけたので、ナイフとフォークで頂いた。
ビールは、XXラガーというメキシコのビールを追加。(880円)
ここでは、瓶ビールは、ラッパ飲みするのが定番のようだ。
しかし、このラッパ飲みという表現は、今の若い子にも通じるのだろうか。
ラッパってさ、まあ、横須賀なら、ピッタリの表現なんだけどさ。
ということで、お腹いっぱいになりました。
さて、どうしましょうか。
ここで、ミニボンが、大切に大阪から持って来たものがある。
横浜の氷川丸の観覧のタダ券だ。
横浜なら、帰るのに便利だし、これから横浜に移動して、氷川丸を見学しよう。
ということで、横須賀から、横浜に移動して、そこから、山下公園までやってきた。
一般入場料300円。
この300円の為に、大事にチケットを取っておいて、今日、見学に来たという訳だ。
ミニボンは、金額を見て、あれ、なーんだ、という表情をしている。
1000円ぐらいだと思っていたんだろうね、だから、大切に取ってたんだね。
氷川丸は、日本郵船の1930年に、シアトル航路用に建造された貨客船だそうだ。
改装されてはいるが、当時の船旅の様子が窺い知れて、いいなあとため息が出る。
これでシアトルまで行ったんだね。
しかも、内装などは、アールデコ調のロマンあふれるデザイン。
とはいうものの、それは1等客室の話だけどね。
当時のシアトルまでの運賃は、1等で、500円だったそうだ。
その頃の、日本郵船の初任給が、70円、家1軒が、1000円だと説明が書かれている。(今の、金銭的なバランスとは、違うので、この500円が、どのくらいなのかは、感覚としてピンとこないが、兎に角、高額であることは間違いないようだ。それと、記憶で書いているので、金額が、間違ってたら、ごめんなさい。)
客室は、1等と雖も、狭いが、それでも、ちゃんとした内装だ。
他に、食堂、社交室などがあって、パーティーなども開催されていたそうで、船旅を楽しむ工夫がなされている。
しかも、豪華なんだな。
んでもって、先に進むと、今度は、3等室の客室がある。
2段ベッドの8人の相部屋だ。
これは、窮屈だなと思うが、当時は、和気あいあいとして楽しかったようだ。
、、、あれ?
氷川丸は、りっぱな船なので、見て回るうちに、だんだんと、興味が湧いて来るというか、知りたいと言う気持ちが出てくる。
となると、自然と、疑問が、いろいろと出てくる。
いや、難しい疑問じゃなくて、ごくごく単純な疑問なのだけれど、探しても、その答えは提示されていない。
なので、ちょっと、ストレスが溜まってしまう。
例えば、1等客室は、豪華だし、3等客室は、2段ベッドの相部屋。
じゃ、2等客室は?そもそも、あるのかな。
これは、最後に船を降りる時に、氷川丸の断面図があったので、2等室もあるんだと分ったけれど、途中は、2等には、触れてないんだよね。
んでもって、3等客室も、これは見学出来たけれど、それって、一体、なんぼなん?
大阪人なら、金額を知りたいよね。
そして、3等の食堂は、1等と、どう違うのかとかさ。
そんな、疑問が湧いてきたけれども、その答えは、見つけることが出来なかった。
とはいうものの、船内の見学は、楽しかったです。
エンジンは、その迫力は、なかなか、見ただけでも、感動ものである。
ということで、思った以上に、楽しむことができました。
さて、これから帰路につこうかということなのだけれど、中途半端に時間があるので、中華街に寄ってみる。
寄ってはみるが、まだ、ハンバーガーでお腹がいっぱいなのと、時間も無いので、ちょっと歩いただけで、駅に向かうことにした。
JR横浜駅から、新横浜駅に移動。
横浜に来たら、やっぱり、一応は、買わなくちゃということで、崎陽軒のシウマイ弁当。
17時58分発、のぞみ245号。
帰路は、ANAのマイルを使った特典旅行は、特典部分の席が埋まっているようで、取れなかったので、飛行機よりは、少しだけ安い新幹線にしたのだ。
家に帰って食べようかと思ったが、やっぱり、新幹線の中で、ゆで玉子、それにビール。
そして、シウマイ弁当を食べてしまった。
まあ、食べちゃうよね。
んでもって、20時06分に新大阪駅に着。
んでもって、んでもって、門真市の自宅に帰って来たのであります。
今回の旅は、リゾートマンションから変更になった面白いホテルに泊まったし、出川哲郎さんのお兄さんの海苔も買ったし、ハンバーガーも食べた。
のんびりと、何をするということもない旅なので、まあ、65歳の誕生日の旅には、良かったのではないだろうか。
と、自宅に帰った数日後。
凡が、仕事から帰ると、1通の小さな封筒が届いていた。
何かなと思ったら、「介護保険被保険者証」だった。
、、、やっぱり、凡は、65歳なんだと、介護される側なんだと、ため息が出るのであった。
というかね、どんな得をするのかなと、説明書きを読んでみると、まず書かれているのが、介護保険料を払えということだった。
なんでやねん。
65歳になって、介護される側になったのに、まだまだ、お金を払えっちゅうんかいな。
しかも、その保険料、なかなか、高い。
とはいうものの、介護されないように、そして、払うと言う事は、凡も、まだまだ大丈夫なんだと、そう思うことにした65歳の凡なのでありました。
コメント
横須賀でトランプバーガーを食べたんですね
自分は確かジョージワシントンバーガーだったと記憶しています
気になって過去のブログを見たら1600円+税金でしたから、だいぶ値上がりしましたね
トランプバーガーは更に高いのでビックリです
横須賀から一気に氷川丸とは、けっこう移動されましたね
そう言えばもう何十年も氷川丸は見学していませんよ
遠くから見るだけですね(笑)
そうそう、天吉の天丼は一度食べた事があるんですが、味は忘れちゃったです
機会があったら食べに行きますね
それと特典航空券は残念でしたが、帰路新幹線ってのもこれはこれで楽しいですよね
シウマイ弁当を食べながらってのも乙なもんです
自分は大阪食べ歩きの旅をしたいと密かに思っているんですが、宿が高いのとインバウンドが多いってのがネックですね
前にも話しましたがケンコバの番組で京橋を見て、これはウロウロすると楽しそうだなって思ったんです
まぁ他にも食べたい物があり過ぎて困るぐらい的を絞れませんが、とりあえず吉本新喜劇とセットで楽しめたらなぁって思っています
凡蔵さんの誕生日旅も充実していたようですね
またいつか横浜へ遊びに来て下さいネ
ありがとう、ゆけむりさん。
ハンバーガーは、結構なお値段ですよね。
ビールも、880円と、これまた、強気な値段設定でした。
でも、折角だからと、食べましたよ。
美味しかったですけど、お値段がねえ、しょっちゅう食べられるものでは無いかもです。
シウマイ弁当はね、横浜から新幹線に乗るとなったら、やっぱり、買ってしまいますよね。
東京もそうですが、大阪も、ホテルの値段が、かなり高くなってますよね。
5、6千円だったホテルが、1万円とか。
それでも、外国の人とか泊まるので、高騰してるのでしょうね。
大阪食べ歩きで、京橋ですか。
京橋は、近いので、外食もしやすいのですが、他のエリアの繁華街より、飲食店は少ないイメージなんですよね。
いつも、ひとりだと、夕食難民になってしまう。
ケンコバさんが、どんなお店を紹介したのか、興味ありますよ。
大阪には、京橋以外にも、いろいろ、お店があるので、是非、大阪へ来てくださいませ。
京都や、神戸や、奈良も、いいですよー。