平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1429)弾丸香港旅。んでもって、マカオもね。(3)

旅(海外)

11月13日(月曜日)。

1泊のピーチの弾丸旅で、香港に来ている凡とミニボン。

今日の予定は、出発前から考えていた。

マカオに行こうと思う。

理由は、ミニボンが、行ったことが無いからだ。

ただ、今日の夕方には、日本に帰らなきゃいけない。

ということで、ホテルを5時過ぎにチェックアウト。

朝食は、予めネットで調べてある。

ホテルの近くに、翠華餐廳という24時間営業している食堂があるので、そこへ行ってみようと思う。

サンドイッチと、昨日から飲みたいけれども飲めないでいるコーヒーを飲むのも良い。

早朝のホテル周辺。

と、地図を頼りに探すのですが、見つけることが出来ない。

今回の旅は、お店を見つけることの出来ない旅なのだろうか。

なので、予定していたお店は、諦めて、先にマカオ行きの高速船が出ている上環まで移動しておこうと思う。

上環に行って、フェリーターミナルに行くも、まだ、オープンしていない。

なので、また駅まで戻って、その周辺のお店を探して見よう。

とはいうものの、お店も見つけられないので、テイクアウトのサンドイッチ屋さんで、サンドイッチと、コンビニで、飲み物を買って、フェリーターミナルに戻る。

すると、ターミナルビルのマクドナルドがオープンしていて、もう少し待ったら、ハンバーガーもあったねと思ったが、路地で売っているサンドイッチも、これは、香港してるのであって、サンドイッチにして良かったのではある。

高速船のチケットは、予め、ネットで買っていた。Klookというアプリを使ったのですが、チケット予約確定まで48時間かかるのと、決済の画面が分りづらいのと、たぶん、外国のサイトだからなのかな、表現が分り難くて、ちょっと使いづらかったかな。

そのチケットのQRコードを入口で見せて、そこから、出国手続きと進んで、フェリー乗り場の待合まで移動する。

待合の前のベンチでサンドイッチを食べる。

なかなか、美味しい。

飲み物は、港式ミルクティ。

さて、いよいよ、高速船のターボジェットに乗り込んで、マカオに出発。

7時30分発。

1時間ぐらいで、マカオフェリーターミナルに到着。

入国手続きをして、外に出る。

マカオのフェリーターミナルにて。

凡は、マカオには、前にも来たことがあって、その時は、ターミナルの駐車場には、ホテルへの送迎の無料バスが、いくつも停まっていた。

それを利用して、セナド広場まで行ったのだが、今回は、ちょっと様子が違う。

凡の記憶の風景と違うのだ。

取り敢えず、ホテルの送迎のバスを探すも、見つけられないので、何かの試合のあるスタジアムのチケット売りのお姉さんに聞いたら、むこうの何番だかの路線バスに乗れと教えてくれた。

バス停に行ったら、案内ブースみたいなのがあったので、そこにいる男性に確認したら、また違う番号を教えてくれる。

どうしたら良いのかと思ったが、そこにあった路線図を参考に、来たバスに乗り込んだ。

んでもって、運転手に、降りたいバス停を言ったら、そこに行くというので、ほっとする。しばらくして、もう1つ後のバス停の方が便利だなと思って座っていたら、運転手が、大きな声で、ここだ!と叫んだ。

いや、実は、降りたいバス停が、その次のバス停に変わったんだよねと思いはしたが、折角、運転手が教えてくれたのだから、ここで降りよう。

目の前に、リスボアホテルがあった。

それにしても、すごいホテルだね。

規模も大きいし、兎に角、見た目がスゴイ。

ドームのような、花のようなエキゾチックな形で、しかも、金ぴかで、これは、1度は泊まってみたいな。

帰りに、ロビーだけでも寄りたいけれど、時間がないだろうな。

近接するビルには、カジノもある。

深夜特急という小説に登場するらしい。

バス停から歩いて、セドナ広場に向かうが、マカオもまた薬屋が多いね。

それに、街自体が、色んなお店もあって、歩いているだけで楽しい。

前にも来たのだけれども、こんな楽しい街だったとは、凡の記憶とは、いい加減なものである。

バス停から、セドナ広場に向かう途中に、エッグタルトのお店は、こちらという看板があったので、路地を入ってみると、お店で買って、その前のテーブルで食べるスタイルのお店があった。

1個ずつ買って、テーブルで頂く。

11香港ドル×2個。(220円ぐらい)

出来立てなのか、熱々で、生地はサクサク、クリームのところは、とろりと、これまた、今まで食べたエッグタルトの中で1番美味しいかもしれない。

有名店なのか、観光客も結構いたが、どうなのだろうか。

セドナ広場に着いたら、観光案内所で、地図を貰って、お薦めのランチのお店を聞いた。

すると、これから観光しようと思っているエリアから、ちょっとズレたところに、下環街というストリートがって、そこには、飲食店や、市場もあるという。

それは、良い情報を聞いた。

マカオも広いので、全部を廻ることは出来ない。

滞在時間は、4時間ぐらいだ。

マカオは、古い町並みが残るマカオ半島と、巨大なカジノのホテルがあるコタイ地区と、2つの大きな観光スポットがあるが、今回は、時間が無いので、マカオ半島の、それも、マカオの中心部だけ散策するということにしよう。

というか、その中心部の一分だけと言う方が正解か。

セドナ広場から、凡が前に行った媽閣廟(マーコミュウ)の間を中心に歩いて周ろうと思う。

歩き出して、坂道を上ったり、下がったり。

ただ、歩くだけで楽しい。

というか、もう、風景だけで、いいなあとため息が出てしまう。

映画のロケ地。
映画に登場する家。

途中、前にも行ったのだけれど、凡の大好きな香港の映画監督ジョニー・トーさんの映画、「エグザイル放逐」に使われた家の前で、これまた、写真を撮る。

ここで撮影が行われたんだよね。

カッコヨカッタナア。

そのまま、街の風景を楽しみながら、歩いて行くと、媽閣廟に到着。

大陸から来られた団体ツアーの年齢層の高い観光客で溢れかえっている。

凡も、ぐるりとお参りをしながら山の斜面になったお寺の中を見て回る。

楽しいね。

すると、大きな岩の前で記念撮影をするご夫婦がいて、そのオッチャンが、カメラに対して斜め上を見上げた姿勢で写真を撮っている。

それが可笑しくって、その後の、凡の写真は、同じ姿勢で、何枚も撮ってしまった。

おっちゃんのマネをして、斜め上を見上げてパチリ。
これも、おっちゃんのマネだけれど、ちょっと横向き過ぎかな。線香大きいね。

さて、ちょっと道を変えて、案内所のお姉さんに教えて貰った飲食店の多い道に行ってみましょう。

お店や、市場を見て回る。

地元の人の街という感じが嬉しい。

案内所のお姉さんが教えてくれたエリア。
観光案内所のお姉さんの言ってた市場。

さて、ランチは、どうしようかなと、通りの端っこの方まで来た時に、1軒の食堂があった。

ガラスの窓から、中を窺うと、テーブルや椅子、客の様子から、まずは、悪くない印象である。

凡の勘で入ることにした。

ランチをしたお店、城市美食さん。

cidare城市美食さん。

相席用の大きなテーブルに座って、メニューを見る。

どれも、美味しそうだけれど、決められない。

というのも、メニューの種類が多すぎるのだ。

写真のあるメニューもあって、食べられそうな料理を指さしたら、シンガポール料理だいう。

漢字から想像すると、そうだろうなとは思ったが、他の写真のは、苦手なものだったらどうしようかという消極的な思考になってしまって、迷ってしまったのだ。

なので、お姉さんに、マカオ料理はどれ?と聞いたのだが、どうも、言葉が通じない感じで、これは、シンガポールだと繰り返した。

なので、マカオ料理は諦めて、それでお願いしますと、シンガポールを指さした。

ミニボンは、料理の名前は忘れたが、写真の横にあった牛肉の麺料理を注文。

そして、飲み物は、アイスレモンティーと、ミニボンは、タピオカドリンク。

アイスレモンティーは、間違いが無いよね。

ただ、氷に暑い紅茶を注いだのだろう、氷は入っているのだけれど、紅茶は、それほど冷たくはない。

若いお姉さんが、シロップを持って来てくれた。

すると、ちょっとあって、別の年配のお姉さんが来て、このシロップは入れないよ、みたいな感じのジェスチャーをしたのだけれども、さっきの、若いお姉さんが来て、いや、要るのよ、みたいな、やり取りをしている。

結局、入れるということになったのだけれど、あれは、何のやりとりだったのかな。

兎に角、凡のことを気にかけてくれて、何かをやってくれていることには、間違いがなさそうだ。

ミニボンが注文した料理。

ミニボンの牛肉の麺料理は、インスタント麺のようなものの上に、牛肉が乗っけられている。

シンプルな味付けなので、まあ、普通。

凡のシンガポール料理は、メニューには、星州炒米とあるので、チャーハンかと思うのだけれど、写真では、どうも麺料理に見える。

而して、サーブされたのは、麺料理だった。

米とあるのは、ビーフンということらしい。

カレー粉の味付けで、これは美味しかったです。

正面のおばちゃんが、サンドイッチを食べていて美味しそうだったので、追加しようかと思ったが、やめた。

今から思うと、食っておけば良かったな。

それにしても、それぞれの客が、思い思いのものを食べている。

それは、至極、当たり前の事なんだけれど、何かいいなあと思ってしまった。

他の人の食べている物が気になったが、もう少し、調べて来ても良かったか。

なんせ、行き当たりばったりなものですから。

いつも、中途半端になってしまう。

店を出て、ちょっと歩くと、何やら美味しそうなものを売っているお店があった。

最香餅家さん。

そういえば、マカオのお土産に、杏仁餅(アーモンドクッキー)があって、有名だそうだ。

その杏仁餅を売るお店らしい。

折角だから、買って帰ろうかと思ったら、長い行列が出来ていて、その行列が、道の反対側まで伸びている。

こりゃだめだ。

と、通り過ぎて行ったところに、杏仁餅の有名店じゃないというのも失礼だが、地元のお店があったので、まずは、買った。

こっちは、待ち時間ゼロだもんね。

帰って食べたけれど、素朴な味わいでございました。

凡は、気に入りましたが、ミニボンは、もう買わなくて良いという評価。

さて、ぼちぼち、セドナ広場の方に戻って、そこから、フェリーターミナルに帰りましょう。

途中、こんな素敵な路地があったが、寄っている時間は無い。

復路も高速船で、香港の上環のフェリーターミナルまで戻る。

そのまま、ホテルに預けた荷物を取りに行く。

そんでもって、地下鉄で香港駅まで戻って、そこから、空港行きのエアポート・エキスプレスに乗車。

オクトパスカードの払い戻し、残った現金の再両替などをして、出国手続き。

残ったお金でお茶を買おうとしたが、足りなかった。

だって、ペットボトルのお茶が、1個25香港ドル(500円なんだもん)。

それに、ちょっとお腹が減ったので、サンドイッチのようなものを、現金が無いので、クレジットカードで購入。

これが、日本円で、2751円。

サンドイッチのようなものを2個でだよ。

すごいね。

ということで、それを食べて、ピーチに乗り込む。

18時00分発、MM066便。

機体は、A320-200neo。

3-3のシート配列で、シートピッチは、いつものピーチらしく、狭い。

狭いけれども、プレリクライニングで、固定されているので、これはある意味、ストレスが無い

さて、時間はたっぷりあるので、優雅な空の旅で、ビールと行きましょう。

缶ビールとじゃがりこのセットを注文。

最高ですね

続いて、チューハイ。

んでもって、ワインを頂く。

予定では、関空に、22時30分到着予定だ。

そうなると、かねてよりの案で、京橋駅からタクシーかな、などと思っていたのだが、機内アナウンスがあって、到着は、22時05分だか、そんなことを言った。

それなら、電車で、自宅の門真市駅まで帰れるじゃない。

そういえば、往路は、時速を見ると、700キロ台だったんだけれど、帰路の時速を見ると、1000キロを越えてるじゃない。

頑張れば、出来るんだ。

それに、香港18時出発の便に、15時40分には、乗客も少ないせいか、全員乗り込んで、早めに出発したのも良かったのか。

ということで、22時すぎに関空に到着して、駅まで急いだら、23時のラピートに間に合った。

んでもって、自宅まで無事、帰ってきました。

今回は、1泊の弾丸旅でしたけれども、気持ち的には、充分充実した旅になったのではないかと思う。

飛行機代と、諸経費、そして、ホテル代、現地で遣った現金などを、1人分に計算したら、ひとり6万円ぐらいだろうか。

香港弾丸旅、2万円という謳い文句に乗せられて、というか、自分から進んで乗りに行ってみたけれども、安いと思っていた旅行代金も、実際の全体の金額を計算すると、やっぱり結構な金額を遣ってしまうのね。

でも、行って良かったのは、これは、間違いないのではあります。

ということで、今回のレポートも、かなり説明臭い、ぐだぐだな文章ではありましたが、最後まで、お付き合いくださいまして、感謝です。

ありがとうございました。

コメント

  1. ゆけむり より:

    マカオへは高速船で行かれたんですね
    最近できた長い橋をバスか何かで行かれたのかと想像していました
    しかし朝5時チェックアウトはかなり早いし、予定していた24時間営業の店も見つけられなかったのは残念でしたね
    ランチのメニューが多すぎると迷いますよね
    自分は優柔不断なので尚更迷いますよ(笑)
    奥さまが食べたのはインスタントの袋麵のような感じですね
    味付けはどんな味だったんでしょうかね?
    凡蔵さんのはカレー味のシーフードビーフンってところでしょうか?
    へ~、マカオはアーモンドクッキーが有名だとは知りませんでした
    え~、お茶が500円で、サンドイッチが2つで2751円とは、メチャクチャ高いですね
    円安と言っても高過ぎますよね
    今まで1000円ぐらいのサンドイッチが円安だから1500円って言うならなんとなく分かりますが、空港だから高いんですかね???
    帰路のピーチですが、別料金で機内食とか注文できるんでしょうか?
    ドリンクはもちろん有料ですよね?
    無料で好きなだけ飲めるのが一番ですが、中途半端に在庫が無いぐらいなら有料で好きなだけ飲める方が良いですよね
    予定よりか早く到着し、無事帰宅出来て良かったですね
    掛かった費用ですが、お一人6万ぐらいとのと事ですが、やはり海外だと色々掛かってしまうんでしょうね
    でも充実した2日間でしたから、お金はともかく行って良かったのではないでしょうか?
    2日間の休みを家でゴロゴロしたり、その辺でお使いしたりして過ごしてもおなじ2日間ですから、やはり海外は特別ですからそう言った意味でも海外は海外だし、やはり特別な時間だったと思いますよ
    自分は韓国辺りだったら2日間でも行きたいなぁって思いますが、たぶん連れはどうせ行くならもうちょっとって言うと思うんですよね・・・

  2. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    マカオへは、高速船で行きました。
    というのも、行くの簡単ですし、奥さんが、船に乗るのが好きなんです。
    確か、空港からなら、バスも便利だそうですが、今回は、船にしました。
    1泊で、香港とマカオという計画だったので、流石に、ゆっくりもしてられなくて。
    マカオ滞在時間4時間ぐらいでしたけれど、それでも、行くのと行かないのでは、大きな違いがあると思うんですよね。
    奥さんにとっては、初めてのマカオなので、行って良かったです。
    ランチは、そうそう、インスタント?みたいな感じです。味付けは、説明の出来ない味で、というか、味の素と醤油みたいな感じでしょうか。
    私の食べたのは、カレー味のビーフンです。
    今から思うと、向かいのテーブルで、年配のお姉さんが、サンドイッチを食べてたのですが、美味しそうだったので、それも注文すれば良かったなと思ってるんですよ。
    んでもって、空港のお茶とサンドイッチは、あれは、空港価格なんでしょうかね。
    円安も関係してるかもですが。
    それも、凝った豪華なサンドイッチじゃなくて、テイクアウトの450円ぐらいかなと思える感じのサンドイッチだったので、ビックリしました。
    んでもって、ピーチの機内食は、飲み物とおつまみぐらいなものです。
    ビールの350ミリで、500円です。
    食事は、以前は、冷凍をチンしたお好み焼きとかあったのですが、今回乗ってみると、カップヌードルとか、インスタントのリゾットとか、そんなのしかありませんでした。
    美味しいものを食べようと思ったら、持ち込みした方が良いかもです。
    ただ、ビールとか、やっぱり、機内で、CAさんから買う方が、楽しいですけれどね。
    鼻の下を伸ばしながら買うのが、飛行機の旅の醍醐味かもです。
    旅行代金は、2万円に釣られて行きましたが、それなりにかかるものですね。
    お土産というか、現地で買ったものは、私の二日酔いの薬と、マカオのアーモンドクッキーぐらいなんですけどね。
    何か、日本より、物価が高い気がしました。
    韓国の1泊も、値段によりますよね。
    昔は、私も、ソウル2泊3日で、19800円とかで、ホテル付きみたいなプランで行ったことがありますが、
    そのぐらいの値段なら、1泊バージョンでも、充分値打ちがあると思うのですが、今は、高いですからね、
    どうせ行くなら、もう1泊と考えてしまいますよね。

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