8月2日(火曜日)。
湯快リゾートの輝之湯さんに来ております。
昨夜は、美味しいバイキングを頂きまして、ゆっくりとさせていただきました。
やっぱり、和室は良いですね。
ベッドより寝やすいです。
さて、朝から、まずは温泉に入りに行く。
朝風呂を楽しむのは、温泉ホテルの醍醐味ですね。
んでもって、朝食のバイキング。
これもまた、以前より工夫されているようで、温泉豆腐や、ほとんど鰻は見えないけれど、うな茶漬けなど、楽しめるものがあった。
コンロもあったが、モツ煮みたいなのを温めるようだったので、コンロは使わず仕舞い。
勲章料理人太田忠道特製そばなるものがあったが、何が特製なのか、などと面白がりながら頂く。
さて、帰路は、これまたコミュニティバスとJRの時間があるので、それに合わせて、ゆっくりめにホテルをチェックアウト。
9時25分発のバスで、中国勝山駅まで移動。
最初は、ここからJRで移動するつもりだったけれども、ここから岡山までバスが出ていることが分ったので、バスで移動することにした。
片道、2200円で、往復たしか2700円だったかな、地元の人には、ありがたい値段設定だろう。
快適に、岡山駅まで移動。
岡山駅のうどん屋で、つけざるうどんを注文したら、もうびっくりするぐらい早くサーブされた。
3、4分だろうか。
やっぱり、駅のランチは、こうでなくちゃね。
ここで、岡山で考えていた観光をしようと思う。
最上稲荷。
伏見、豊川と並ぶ、日本三大稲荷のひとつらしいです。
岡山駅からキハ47に揺られて備中高松駅に移動。
さて、ここから2キロと書いてある。
それなら、歩けるのかとも思ったが、別の説明では、タクシーで5分ともある。
今駅の前に立つと、もうクラクラするぐらいに暑い。
なので、タクシーで行こう。
ちょうど、駅前にタクシー会社があったので、そこで乗車。
結構、緩やかだが、確実に上っている道路を走って、結構、距離乗るなと思いながら、最上稲荷さんに到着。
これは、歩いては無理だったな。
最上稲荷の下にタクシーを停めて貰うと、ちょっと印度っぽい仁王門があって、階段を上って行く。
すると、立派な本堂があった。
最上稲荷さんのご本尊様は、最上位経王大菩薩さまというらしい。
日蓮宗のお寺です。
ただ、お札は神棚に祀るとか、何しろ稲荷なので、神道とも関係あるようです。
関係あるというか、昔の神仏習合のなごりだろう。
全部、らしいとか、ようですと書いてるのは、そこまで詳しくないので、曖昧に書いております。
本堂の横には、社務所のようなところがあって、祈祷も受け付けている。
祈祷をして、お札をお授け頂いてとなると、やや敷居が高いなと思っていると、ただ祈祷だけもしてもらえるらしい。
しかも、1口1000円から。
今回、行った時は、暑い時だったからか、寺内は、誰も参拝客がいない。
なので、他の熱心な人の邪魔にもならないだろうと、お願いをすることにした。
凡は、家内安全と、ミニボンは、運気向上だったか。
手続きをすると、もう始まるので急いでと言う。
なので、本堂へ上がって、ご本尊の前の椅子に座った。
しばらして、導師様というか、お寺の方が入ってこられて、読経が始まる。
何か、凡とミニボンのために、お経を唱えているのかと思うと、申し訳ない気がした。
そうするうちに、若い僧が入ってきて、一緒に読経したかと思うと、凡とミニボンの前に来て、木剣(ぼっけん)という木の板に一緒に持った数珠を勢いよく打ち付け、カン、カン、カンと、迫力のある音を出しながら、悪いものを祓ってくれている(のだろう)。
これが、なかなかの迫力で、後で、ミニボンと話したら、値打ちあったね(こんな言い方は失礼かもですが)と、満足な参拝となったのでありました。
そうそう、祈祷が終わって、本尊の近くでお参り下さいと、内陣に入って参拝させてくれるのですが、その時に、何の事か分からなかったので、ただ、近くを、歩いて通りすぎただけとなった。
ミニボンは、「この人、何で、何もしないで歩いてるんだろう。」と思ったそうだ。
ということで、参拝を終えて、その後、裏にある神社にもお参りをして、本堂に戻ってきたら、お守り売り場があったので、覗いてみる。
このお守り売り場が、最高なのである。
凡は、日ごろは、お守りは要らないと言い続けている。
それは、パワーグッズとか、お守り的な物が、嫌いという意味ではない。
不思議なものは、大好きな凡である。
お守り的なものがあったら、試したくなって、買ってしまう事も多い。
ただ、お寺や、神社で売っているお守りについては、好きではないのであります。
というか、大嫌いだ。
というか、お守り、そのものが嫌いな訳じゃない。
お守りを作っている人や、作ろうと企画した人が嫌いなのである。
お守りだけじゃなく、お寺の仏像だって嫌いだ。
なんなら、仏像の首だって、平気でへし折ることだって出来ると思う。
お守りや、仏像の無意味さについては、以前にも、何度か書いたので詳しくは割愛するが、あんなのは、まったく意味がないのである。
凡の母親がガンで手術をしたときに、病室に行ったら、母親が、本当に神様か仏様にすがる気持ちで、お守りで患部をさすっていた。
凡も、それを見て、少しでも効果があればいいなと祈った。
でも、その効果は幻想だったね。
これは知らない人だけれど、20代ぐらいの青年が、あるお寺の仏像の前で、必死になって手を合わせていた。
1時間ぐらい手を合わせてたかな。
たぶん、想像するに、大切な人の病気であるとか、願いを叶えたかったんだと思う。
じゃ、その仏像を作った仏師や、お寺の仏像を置こうと考えた人に問いたいのである。
あなた、その青年の苦しみを受け止めるだけの覚悟を持って、その仏像を置いたのかと。
と、いささか、興奮気味になってきたので、この話は、置いておいて、兎に角、お守りは、あまり好きじゃない。
、、、、のではありますが、この最上稲荷さんのお守りコーナーは、もう、広い室内に、これでもかとお守りが陳列されているんだよね。
それはもう、色んなご利益や、色んなデザイン。
もう、ここまで数が多いと、嬉しくなってきた。
こんな、お願いのお守りがあるよとか、このお守りのデザイン面白いねとか。
お守りを見てるだけで、大満足。
買わなかったけれど、楽しませていただきました。
お守り万歳!
一応、お断りしておきますが、お守りや仏像の批判をしておりますが、凡は、お寺や神社や、不思議な施設が大好きでありまして、むしろ、他の人よりも、興味があるかもしれません。
そこは、別なんですね。
さて、参拝も終わって、またタクシーを呼んで、駅まで戻る。
JRの列車の時間ギリギリに、駅に着いた。
すぐに到着したキハ40に乗り込む。
エアコンも入ってはいるが、天井の扇風機がフル稼働で回っている。
久しぶりに、列車で扇風機が回っているのを見て、嬉しくなった。
んでもって、岡山駅に戻って来た。
ここで、ミニボンが、バートに行っている会社でお世話になっている人がいるというので、ちょっと挨拶に行くというので、その間、時間を潰す。
さて、そろそろ帰ろうかと思う。
岡山駅の地下にあるキムラヤのパンというお店で、パンを買う。
有名なお店なのかな、サラリーマンのオッチャンが、「ここや、ここや。」と言いながら入ってきて、パンを買って行く人が何組もいる。
コッペパンにクリームや漬物などのアンマッチのものを挟んだパンなどを買った。
高菜サラダロールや、バナナクリームのパンなど、珍しいものが多い。
どれもこれも、買いたくなるようなパンばかりだったな。
さて、岡山からは、もう新幹線に乗ろう。
ということで、駅弁を買って、さくらに乗り込む。
駅弁は、旅の小箱という可愛いお弁当。
ビールのおつまみとしても、美味しく頂きました。
んでもって、新大阪に着。
環状線、京阪と乗り継いで、自宅に帰ったのでありました。
今回は、温泉に入って、美味しいものを頂いて、最上稲荷で祈祷もしてもらった、楽しい旅行でありました。
ミニボンが、青春18きっぷを使ったのも記念すべき旅であるだろう。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
コメント
青春19きっぷと言いつつも、連絡バスを使ったりタクシーを使ったり、最後は新幹線を使ったりと豪華だし色々な乗り物を楽しめたようですね
まぁその分金額もアップしちゃうんでしょうけど、きっと充実した旅になった事でしょうね
神社で祈祷ってのも良いですね
しかも他の人がいないってのは、なんだか特別感がありますね
へ~、凡蔵さんは仏像やお守りが嫌いだったんですね
なんか大好きだとばかり思っていましたよ
キムラヤのパンは何かちょっと変わったパンを販売しているようですね
それが人気なのかな?
帰りの新幹線の座席のトレーですが、木なんですね
なんだか味のある新幹線ですね
今回も充実した旅だったようですし、奥さまもご一緒だったので特に楽しかったのではないでしょうか?
次回の旅は決まっていますか?
アップされるのを楽しみにしていますね~
ありがとう、yukemuriさん。
今回は、往路は、新幹線で行っても、青春18きっぷで行っても、
目的地には、同じ時間に到着することが分ったので、青春18きっぷを使いました。
帰路は、岡山に出たので、そこは新幹線で。
在来線、バス、新幹線と、いろいろ楽しめました。
祈祷は、自分たちだけの為にしてくれたので、値打ちがありましたよ。
値打ちで判断するのも、申し訳ないですけどね。
仏像や、お守りは、実は、不思議大好きなわたしとしては、大好きなんですよ。
たまに買ったりしますし、観光も、お寺や神社にも良く行きます。
でも、お守りなどを、作ったり、売ったりしているのが嫌いなんです。
仏像も、作る人が嫌いなんですよね。
人が、どこにも頼るところが無くて、どうしようもなくて、それで神にでもすがる気持ちで、
それでお守りを買ったり、仏像に祈ったりしてるのに、それだけの願いを受けて立つ覚悟があって、
仏像を作ったり、お守りを作ったりしているのかと、その人たちに問いたいんです。
こんなお守り作ったら売れるんじゃないかみたいな軽い気持ちで作ってないかみたいな。
パンは、そうそう、変わったパンが多かったです。
コッペパンに、総菜を挟んだパンが特に種類が多かったかな。
わたしも、いろいろ買っちゃいました。
新幹線は、「さくら」です。
さくらの指定席は、グリーン車とまではいかないかもですが、2席、2席の配列なので、かなり、
ゆったりしてるんですね。
なので、山陽新幹線に乗る時は、わざと、さくらに乗ることが多いです。
もし、大阪から九州に乗られるなら、オススメですよ。