平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1347)ミニボン、青春18きっぷで、湯原温泉に行く。(1)

旅(国内)

8月に入って、もう3分の1が過ぎ去ってしまいました。

最近は、どうも疲れやすくなったのか、また、アルコールのせいか、何もかもが、先に進みません。

というか、身体の、あっちこっちが、痛かったりね。

そんな8月にも、これまた連休がありまして、それも、ミニボンと同じ休み。

ということで、8月の1日、2日と、温泉に行ってまいりました。

というか、連休が決まったのが7月の末なので、もう即、行くところを決めなくちゃいけません。

ただ、ちょっと遠出を考えると、飛行機など、異常な高値であります。

JRも、2人往復となると、なかなかの金額。

こんな時に、いつも浮上するのが、湯快リゾートなどの温泉チェーン店。

何故かと言うと、車を運転しない凡にとって、往復のバスがセットになっているというのは、決める理由の第一だ。

ただ、その頼みの綱の往復のバスも、コロナの影響で運休日が続いている。

しかも、以前より、かなり金額もアップ。

凡が行こうと思っている1日もバスは運休している。

昔、湯快リゾートさんが、北陸などでチェーン展開を始めた頃は、1年中、いつ泊まっても1人7800円とかで、往復のバスも2000円ぐらいだった。

なので、1人、1万円あれば、温泉までバスで行って、そこで温泉を楽しんで、バイキングの晩御飯と朝食を食べることが出来た。

これって、ものすごくお得感があったんですよね。

まあ、そんな昔話をしても仕方がない。

いろいろ考えて、それでも、値段で、湯快リゾートに行くことにした。

場所は、まだ行ったことのない岡山県の湯原温泉「輝乃湯」さん。

1人、1泊2食付きで、9510円。

さて、バスが無いので、湯原温泉までは、自力で行かなくちゃいけません。

なのだけれど、これがちょっと、交通の便が悪い。

凡は、4つのパターンを考えて、ミニボンに提示した。

その1は、岡山まで新幹線で行って、そこから在来線。これで、およそ7700円。

その2は、大阪駅から特急を使って、そこから在来線。これで、およそ6530円。

その3は、大阪から津山まで高速バスで、そこから在来線。これで、3690円。

そして、その4が、在来線オンリーで、湯原温泉まで移動。

  勿論、この場合は、青春18きっぷを使うので、およそ2400円。

そのどれもが、現地到着時間が、13時35分だ。

違うのは、金額と、新幹線や特急は、出発時間が1時間ほど、ゆっくりというだけだ。

凡の判断は、青春18きっぷ一択だ。

何しろ、金額が違うし、また、到着時間が同じだもの。

なんで、こんなことになるのかというと、途中の津山駅から中国勝山駅までの姫新線が、地方のあるあるで、極端に便数が少ないからだ。

すると、ミニボンが、青春18きっぷで良いという。

あれだけ、青春18きっぷで旅をするなんて、考えられないと言ってたのに。

それなら、凡も楽しい旅になるだろうけれど、これで、ミニボンが、青春18きっぷの魅力に気が付いてしまったなら、それはチト困る。

だって、ひとり旅がしにくくなるじゃない。

まあ、それは置いておいて、ミニボンが、在来線オンリーで旅に出るなら、行き当たりばったりじゃなくて、いささか、準備も必要だ。

ミニボンが、楽しく旅ができるようにね。

それには、小刻みに区切る必要があるだろう。

何時間も同じ列車に乗るのじゃなくて、ところどころで休憩を入れよう。

ということで、決まった湯原温泉に、レッツラゴーであります。

8月1日(月曜日)。

7時前に家を出て、京橋駅で、青春18きっぷを購入。

んでもって、大阪駅まで移動。

ここで、姫路行きの新快速に乗車。

三宮で座れて、あとは快適に姫路まで移動した。

ここで、朝食の時間をとってある。

駅を出て、星乃珈琲さんで、モーニング。

んでもって、姫路駅に戻って、姫新線のホームに行くと、すでに9時46分発の気動車が停まっていて、ほぼ、満席だ。

なのだけれど、クロスシートに2席空きがあるのを見つけて座る。

ここは、必死で或る。

何しろ、ミニボンに座ってもらわなきゃね。

目の前の2席には、若い男子高校生が座っていて、これもまたミニボンには、良かったに違いない。

んでもって、10時23分、播磨新宮駅に着。

すぐに、10時27分発の佐用行きに乗り込む。

クロスシートの目の前に可愛い女子高生。

ここは、凡が鼻の下を伸ばす時間だ。

ほどよい伸ばし具合を楽しんで、10時56分に佐用駅に着。

さらに、11時04分発の津山行きに乗り込む。

ここは、記憶では、ロングシートだったか。

ロングシートも、空いている場合は、景色も見れて、また腰掛けるのも楽なので、なかなか良い。

んでもって、12時02分に、津山駅に着。

ここで、ランチタイムを考えている。

滞在時間は、47分間だ。

探している時間も無いので、駅の横にあるホテルαワンさんの1階にある「トマトオニオン」さんに入った。

ちょうど、時間的に混む時間なので、ふたり同じ日替わり定食を頼んだ。

時間がないものね。

なのだけれど、これがなかなか来ない。

時間を気にしながら、待っている。

なにしろ、次の列車を逃したら、姫新線と、ホテルまでのコミュニティバスの時間を考えると、エライコトになる。

んでもって、やっと来た定食は、ボリュームも満点である。

ただ、幸いなことに、ミニボンは、凡よりも食べるのが早い。

10分で、定食を頂いて、無料のカレーライスを食べて、ドリンクを飲んで、店を出た。

急いで駅に戻ると、既に列車は停まっていたので、小走りで跨線橋を移動して、乗り込む。

これまた、満席状態で、これまた、男性1人だけ座っているクロスシートの腰掛けがあって、そこだけ空いていたので、そこに座った。

座る時に、声を掛けて座ったら、男性が、「姫路から乗られてましたよね。」ときた。

実は、今日もまた、かりゆしウエアのほぼペアルックだったのだ。

やっぱり、目立つのね、ペアルックって。

それから、話をしていると、関西の某私鉄の車掌をしていると言う。

なので、そこから、電車の話や、その私鉄の話をさせていただいた。

男性は、新見まで行って、そこから特急で境港まで行くと言う。

折角のオフの日に、仕事に関係する話をして、申し訳なかったけれど、楽しいお話をさせて頂いて、在来線の旅にして良かったと思える時間を持つことが出来た。

中国勝山駅駅に向かう列車に乗っていたら、反対側にキハ40。思わずパチリ。

ミニボンも、楽しかったようで、これまた良かったのであります。

ということで、13時35分に、中国勝山駅に着。

ここからコミュニティバス「まにわくん」で、ホテルまで移動するのだけれど、このバスが、6便しかないので、言うなら、このバスから逆算したら、今日の行程に行きつくといいうことなのであります。

バスの発車まで、1時間ぐらいあるので、駅の観光案内所でキャリーケースを預かってもらって、勝山の町並み保存地区を散策して見ようと思う。

駅から歩いて、10分ほどなので、ちょうど良い。

ただ、炎天下の街並みには、観光客は、誰一人としていない。

誰もいない街を端っこまで歩いて、また来た道を引き返した。

とはいうものの、雰囲気は、良かったですよ。

ということで、バスの時間が来たので、バス停から湯快リゾートのあるバス停まで移動。

30分ぐらい乗ったかな。

んでもって、やっと湯快リゾートに到着。

駐車場には、思ったより車が停まっている。

まあ、電車とバスを乗り継いできたのは、凡とミニボンぐらいなのかもしれない。

さて、チェックインとフロントの前に並ぶと、前に孫と親と祖父母の7人ぐらいのグループの中の所謂、嫁が並んでいる。

その人が、何とも品がないというか、自分勝手というか。

フロントで、口悪く、というか、相手に対してぞんざいな物の言い方で、ながながと話をしていて、ようやく終わったなと思ったら、後に人が立っているのも知らん顔で、フロントの前で資料を見始めたのだ。

後ろにいる人は見えていないのかな。

というか、どうして、フロントの初対面の人に対して、そんな横柄な態度や言葉遣いがるのだろうか。

凡は、乱暴な言い方をされるのは、勿論、嫌なのだが、他人が、理由もなく、そんな言葉を投げられているのを、そばで聞かされるのも嫌いなのです。

んでもって、ようやくフロントが空いたので、説明を聞いたが、凡の時は、やけにアッサリと終わってしまった。

他のフロントの前も、少しばかり長い。

どうやら、県民割だか、そんなのの手続きと説明に時間が掛かっているようだ。

さて、ロビーで浴衣を選んで部屋に行きましょうか。

と浴衣のコーナーに行くと、さっきの品の無い嫁が、浴衣の大きさのサンプルが横にあるのに、わざわざ、洗濯して綺麗に折りたたんである浴衣を、バッと広げて試着したかと思うと、サイズが合わなかったのか、くちゃくちゃっと丸めて、整頓されている浴衣の棚に、ポイっと投げた。

ああ、こんな人達と、同じホテルで泊まるのかと思うと、ちょっとゲンナリしたのである。

それにしても、最近、30代から40代ぐらいの母親の言動が、勿論、父親も含めて、いささか常識外れというか、自分勝手に振舞っている現場に出くわすのだが、これは偶然のことなのだろうか。

それとも、全体的に、そういう人が増殖してきているのだろうか。

増殖してきているのなら、今の流行の風邪対策よりも、政府は、学校教育で、改めて、道徳の時間を増やす法律を作るべきだろうな。

家庭教育では、もう無理な段階に来ているように感じる。

というか、台湾で教えられている「弟子規」などの教材を、日本でも、幼稚園や小学生の低年齢のクラスに導入を考えてはどうか。

今でも、台湾の人に、日本人は、マナーが悪いと思われているのを、彼女たちは知らないのだろうね。

とはいうものの、教育となると、子供は、いささか退屈に感じるかもしれない。

大人だって、退屈だろう。

でも、こういう場合にピッタリのものがある。

歌である。

台湾でも、リズムに合わせて、弟子規を習ったりする携帯のアプリもある。

そうだ、道徳を歌にして、みんなに伝えればいいんだ。

歌だよ、歌。

となると、みゆきさんの登場だよね。

♪♪ お年寄りには、みんな親切に~

   電車の中では、すすんで席を譲ろう~

   他の人の気持ちになって~

   思いやりの行動を心がけよう~ ♪♪

こんな感じで、そうだなメロディーは、みゆきさんの「ローリング」の替え歌で、どうかな。

どうせ歌うなら、カッコイイ歌がいいよね。

んでもって、道徳を歌詞にして、本1冊作ってさ、幼稚園とか、小学生の1年生とかに歌わせる。

というか、みゆきさんの歌なら、誰もが競って歌うに違いない。

そんな歌の本は、勿論、みゆきさんの写真が散りばめられている。

もう、表紙から、中の挿絵まで、全部、みゆきさんだ。

先生用には、後の方に、寒水魚のジャケット写真とかの、ちょっとセクシーな写真なんかも載せてね。

もう、そんな歌本なら、みんな肌身離さず持ち歩くに違いない。

まあ、そんな日が来ることが、待ち遠しいような、来ない日が良いような。

さて、凡も、浴衣を選んで、部屋に行きましょう。

輝乃湯さんの部屋は、ごく普通の、温泉ホテルの和室だ。

もっと、高級な部屋もあるみたいだが、凡には、布団の敷いてある和室が気分だ。

というか、安い部屋が良い。

窓からは、川が見える。

さて、お風呂に行きましょうか。

このホテルの温泉は、3カ所あって、大浴場の2カ所は、男女入れ替え制だ。

そして、もう1つは、これも入れ替え制なのだが、露天風呂だけのお風呂。

さてさて、輝乃湯さんのお風呂を楽しみましょう。

コメント

  1. yukemuri より:

    まず、中国勝山が何県のどこにあるのかも知りませんし、湯原温泉も初めて聞きました
    津山駅って書いてあるから岡山でしょうか?
    ブログで凡蔵さんとつながりがあるからこそ、知りえる情報なんでしょうね(そこがブログの良い所の一つですよね)
    日替わりランチはボリューミーですね~
    しかも無料のカレーまであるんですか?
    嬉しいですね
    チェックイン時の女性、嫌ですね
    こんな一家と食事の時の席が近くだったら絶対テンション下がりますね
    凡蔵さん、たしかにこの年齢の世代も非常識な人が多いと思いますが、最近はお年寄りでも自分勝手な非常識な人が多いように感じます
    例えばバスの2人掛けの席、他の2人掛け席は2人づつ座っているのに、通路側に頑張って座って、あるいは2人掛けの真ん中に座って絶対隣に誰も座らせないって頑張っている老人をよく見かけるんです
    バス車内は立っている人でギューギューなのに、自分の横には絶対誰も座らせないって老人
    これも嫌ですよ
    最近出かける時にバスを使う事が多いのですが、ほぼ毎回こんな年寄りを見かけます
    バス車内で人間ウォッチングして連れと議論するのですが、自分勝手な人が多い事
    バス停のベンチでも先頭なのになぜか一番前に座らず、一人分手前に座ってこれまた横に誰も座らせない人
    言い出したらキリがないですね
    それは置いといて、部屋から見えるのどかな風景は凄く良い感じですね
    そうそう、もし直通バスが運行していたら約1万円で往復の交通費と宿泊費が賄えるってのは凄く良いですよね
    コロナだから運休中なんですか?
    県民割やら何やらで忙しそうなのに、バスだけ運休ってのはなんだか解せないですね
    そういえばこちらの伊東園グループのバスも運休中ってなっていた気がします
    もうコロナコロナって言ってないで、早く普通の世の中に戻ってほしいですよね
    温泉行のバスが感染のリスクが高いって言うんなら、普通の路線バスや通勤電車だって同じだと思うんです
    気をつけながら楽しむ、なぜできないんでしょうね???

  2. tairabonzou より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    湯原温泉は、わたしも、あまり聞いたことが無かったと言うか、初めての温泉でした。
    岡山の山の中にあります。
    お土産屋さんが並ぶ温泉街ではないのですが、旅館も何軒かありましたよ。
    日替わりランチは、ハンバーグに唐揚げも付いていて、お値打ちでしたよ。
    無料のカレーは、まあ、普通ですが、でも、無料と聞くと、やっぱり食べちゃいますよね。

    んでもって、チェックインの女性は、やりたい放題なんですよね。
    お金を払えば、客だから、何でも好きにして良いというものではないのですが、
    まあ、近寄らないことですよね。
    なんせ、周りの家族も、その女性が、ちょっと迷惑だって事に感心ないので。

    yukemuriさんの言うように、こういうのは、年齢関係ないのかもしれませんね。
    もう、至る所で、そういうシーンを見かけますよね。
    ただ、自分も、人に対して、同じような事をしてなければ良いのですが。

    湯快リゾートは、昔は、お値段も安くて、直通バスも安くて、値打ちがあったんですよね。
    ただ、今は、宿泊代も、バス代も、値上がりしてお得感が減っちゃいました。
    でも、総合的には、安いチェーンホテルです。

    バスは、やっぱり再開して欲しいですよ。
    わたしも車ないし、バスは楽だし。
    ただ、バス代が、昔の倍になってるので、ちょっと残念ですが、でも、電車で行くよりは安いので、復活したら利用するかな。

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