平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1050)「縁会」なんばパークスシネマ。んでもって、またロス。

旅のレポートの途中ですが、今日は、これを書かなくちゃ。
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3月25日(木曜日)。
ああ、寂しい。
みゆきさんを、コンサート会場の端っこの席の遠くからでも見ることが出来ないということが、これだけ寂しいものだとは思わなかったよ。
でも、今日は、そんなみゆきさんの幻影を見ることが出来る日なのであります。
幻影ではありますが、テレビなんかで見るよりは、遥かにみゆきさんを感じることができる。
なんばパークスシネマで、今日の9時20分から、「縁会」の映画の上映があったんです。
(これを書いている時点では、もう昨日ではあります。)
ということで、なんばパークスシネマへ行くと、思ったより人数がいたかな。
数を読んでいないので勘ですが、30人ぐらいいたのではと思う。
そんでもって、今回は、秘策を用意している。
凡は、コンサートでもそうなんだけれど、何故か、上演が始まると、強烈な睡魔に襲われるんだ。
なので、コンサートの場合は、カフェインのドリンクや、そんなものを、容量を無視して大量に飲むことにしている。
なのだけれど、それでも眠たくなるのだ。
どうなっているんだろうね。
おそらくは、精神的なものなのだろう。
なのだけれど、今回の秘策は、麻黄湯という漢方薬だ。
まあ、これは葛根湯でも良いのだけれど、この漢方薬の中の麻黄という成分が重要なのでありまして、この麻黄には、エフェドリンという成分が含まれていて、この構造が覚せい剤であるメタンフェタミンときわめて似ているそうで、眠気覚ましの効果もあるそうなんです。
なので、この麻黄で眠くなるのを防ごうという算段であります。
ということで、上演が始まる。
凡が初めて見に行ったコンサートが縁会なもので、思い入れのあるコンサートなのであります。
それにしても、やっぱり、みゆきさんは、美しいですよね。
もう、スクリーンに映った瞬間から、ウットリであります。
宴会1.jpg
特に、縁会の時は、ルージュの引き方が、やや唇からはみ出し気味に引いているので、どうにも色っぽいんですよね。
もう、ずっと口許を見ていたよ。
というか、ただ口許が色っぽいだけじゃなくて、頭蓋骨や顎の形が美しいから、その美しさの中に配置された唇が美しいのであって、その美しい唇にルージュを引いているからこそ、どんなアーティストよりも口許が色っぽいんだよね。
ああ、あの唇に触れられる人がいるのだろうか。
いや、いて欲しくない。
たとえ、春の柔らかい日差しの差す花畑にヒラヒラと戯れている美しい蝶であっても、あの唇に憩う事を、凡は許さない。
ああ、風を構成する酸素や二酸化炭素の分子であっても、あの唇をかすめて欲しくない。
あの唇は、誰にも触れさせてはいけないのである。
あの唇に触れることを許すことが出来るのは、唯一、この凡だけである。
その凡が、触れることが叶わないなら、凡は、みゆきさんに言うだろう。
「みゆきさん。その唇は、ご飯を食べるためだけに使いなさい。」と。
と、何と虚しいことを書いているのだろう。
そんな凡の願いも、届かないのがスクリーンなのだ。
それにしても、みゆきさんの腕って、美しいよね。
歌う時に、振り付けと言うか、ポーズで、両手を前に出したり、上にあげたりしてくれるけれども、あれは、芸術だ。
宴会3.jpg
細く、そして白いみゆきさんの腕が、絶妙な角度で、差し出されている。
あの腕の角度ほど、美しく腕を見せる技はないだろう。
少し前に、興福寺の阿修羅像の美しさに、若い女性が惹きつけられて、像を見るために人が押し寄せたことがあった。
阿修羅像から延びた細い腕が美しいという。
阿修羅像.jpg(興福寺のHPから無断拝借)
ああ、何という無知な人たちであることか。
美しい腕というのはね、みゆきさんの腕を指していう言葉なんだよ。
知らないと言う事は、何と悲しいことだろうね。
みゆきさんの腕はね、その阿修羅像の腕なんかより、もっと美しいんだよ。
もっと、柔らかで。
もっと、白くて。
もっと、しなやかで。
もっと、温かで。
もっと、なでなでしたり、頬ずりしたりしたい腕なんだよ。
あのねえ、あの阿修羅像の腕を見て、ああ、あの腕に抱かれたいなんて思いますか。
凡は、白状するけれども、あのみゆきさんの腕に抱かれてたくて仕方が無いんだよ。
なんてことを言っても、まあ虚しいだけではある。
だって、みゆきさんの腕は、凡の前にないものね。
ああ、無常。
今回、みゆきさんを見て、思ったことがあるんだけれど。
みゆきさんの笑顔って、もう世界一だよね。
目尻を下げて、見せる笑顔は、見ている人の日々のストレスで固まってしまった気持ちを、優しく溶き解いてくれるよね。
あれは、ひょっとして、まゆ毛の位置も関係しているんじゃないかと思うんだ。
見てみると、左右のまゆ毛の間隔が広いように見える。
だから、目尻を下げた時に、余計に、目尻が下がっているように見えるんじゃないかと。
そこで思ったんだ。
凡も、みゆきさんのマネをしようと。
どういうことかと言うと、まゆ毛の間を、剃って広げようと思う。
その他も、みゆきさんのマネをしたいんだけれど、髪の毛のクルクルのカールは、凡は髪が短いから出来ないし、後はメイクぐらいか。
でも、メイクは、ちょっとハードルが高いから、まずは、まゆ毛の間を広げることをしてみようと思う。
よし、みゆきさんに似た男になる。
それが、これからの目標だ。
そうだ、みゆきさんの肌って、本当に美しいね。
縁会の時のコスチュームもそうだけれど、胸のところが開いている服も多いよね。
だから、鎖骨とか、胸元が出ることになる。
その肌の美しさと言ったら、あれだけの美しい肌の持ち主は、見たことが無いよ。
あ、そうだ。
さっき腕の話をしたけれど、途中で、エレガントなワンショルダーのノースリーブの衣装になった時に、右の腕のところに、ホクロが見えたんだよね。
真っ黒なホクロじゃなくて、ホクロになりかけの色白のホクロ。
可愛いよね。
ああ、みゆきさんのホクロになりたいなあ。
もし、みゆきさんのホクロになるなら、どこのホクロがいいかな。
そう自問してみて、まず思いつくのは、やっぱり、太ももの、内側のあたりだろうか。
ゴメンナサイ。
まあ、これは、男なら、そんなイヤラシイ事も考えちゃうよね。
お尻なんかも良いかもしれないけれど、みゆきさんのお尻にホクロはあってほしくない。
もう、これはホクロでも許されないかもしれないが、左の乳房の下あたりなんか、どうだろう。
女としてのみゆきさんを1番感じられる場所かもしれない。
そんでもって、さっきの腕の内側のホクロだ。
あれはいいね。
いつも、みゆきさんの脇の匂いを嗅いでいられる。
、、、って、変態!と誰かに言われそうだな。
左の手首の内側なんて、どうだろう。
時計を見るたびに、ホクロをみゆきさんが見るんだ。
いつも、そばに居られるという幸せ。
そうだ、みゆきさんは、腕時計は、文字盤を外側に向けて付けるのだろうか。
それとも、内側に向けて付けるのだろうか。
そんなことも知らない凡。
ああ、みゆきさんの事を、もっともっと知りたいな。
んでもって、1番なりたいホクロは、ひょっとしたら、背中のみゆきさん自身には見えないところにあるホクロかもしれない。
普段は気にしてないのだけれど、たまに温泉地などに行った時に、大浴場の洗い場の鏡で、ふと背中を見たりするんだよね。
そんな時、「あ、こんなところにホクロあったんだった。知らない振りしてたわけじゃないのよ。ちゃんとホクロあること知ってるよ。ねえ、聞いてくれる?あたし、また太っちゃったみたいなんだ。あはは、ねえ、聞こえてる?あたしのホクロさん。」
なんてね、そんなホクロになりたいな。
縁会を見て、再確認したのは、やっぱり凡は、みゆきさんの歌も好きだけれど、みゆきさんの見た目とか声が好きなのかもしれない。
出来ることなら、まだまだ先の事だけれど、みゆきさんが死んだら。
火葬にして欲しくない
ゴメンナサイ。
そんなことは想像でも、もしもの話でも、しちゃけいないと思うけれども、言いたいことなんだ。
みゆきさんは、エンバーミングして、保存して欲しいなあ。
テレサテンさんみたいに。
凡は、台湾のテレサテンさんのお墓に行ったことがあるのだけれど、あの時に、思ったんだ。
生きている時と同じ姿のテレサテンさんが、この墓の下に眠っている。
これは想像できないぐらいにドキドキするというか、それはまさに、テレサテンさんそのものなんですよね。
火葬してカラカラになった骨とは、まったく違うんだ。
墓の近くに、まるで墓守のように、毎日来て、ただそこにいるファンのオッチャンがいたけれども、その人の気持ちが痛いほど解ったんだ。
生きている時は、近くに行くことも出来なかった人が、今ここに、生きている姿で眠っていて、そのそばに居ることが出来る。
それだけで、オッチャンは、幸せなんだろうなと。
ということで、しちゃいけない話を、無理やり書いてしまいましたが、みゆきさんは、いつまでも健康でいて欲しいと、これは心底思うのであります。
今日は、全然、イケてない日で、家を出る時にスマホを忘れちゃったんだよね。
最悪の気分で、見に行ったんだけれど、映画館を出る時は、最高に気分に変わっちゃった。
でも、しばらくしたら、また、みゆきさんロスが。
今日の上映が1回だけのもので良かったよ。
何回もやってたら、エンドレスに見ちゃうもんね。
帰りに梅田に遠回りして、阪神百貨店の古本市に寄って帰った。
みゆきさんの本は置いてなかったね。
宴会7.jpg(以前、ツイッターをしている人に教えて貰った、みゆきさんの指先のギターの弦のあとも、しっかり見て、しっかりウットリ)

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