青春18きっぷの3枚目の旅。
まだまだ、凡のブログは、昨年12月のまま止まっておりまして、これからの話も、やっぱり12月28日にさかのぼるのでございます。
もし、お時間がありましたら、お付き合いくださいませ。
といっても、あまり内容の無い話ではあります。
青春18きっぷは5枚というか5日分がセットになっている。
前回、広島と岡山に1泊で出かけたので、残り3日分ということで、その内の1日分を消化しようということなのです。
ということで、12月28日。
何処へ行こうかと悩む。
しかし、あることを思いついた。
占いのジャンルの中に、奇門遁甲というものがある。
その日、その時の吉方位に向かって移動して、そこで滞在することによって、良いことが起こるというものだ。
凡も、良いことが起こって欲しい。
あんなことや、こんなこと、、、。
いや、そんな、いくら凡でも、そんなハレンチな、、、ん?
まあ、凡の良いことは置いておいて。
当日の、吉方位を見てみると、28日は、6時57分から8時57分までは、東が良いと出ている。
それなら、東海道線を東に向かって移動しよう。
方角については、
https://www.ne.jp/asahi/tokoro/uranai/kimon/
というサイトを参考にさせていただきました。
このサイトは、素人にも簡単に奇門遁甲を試せるように、吉方位を表にしてくれている。
しかも、その吉報の効果も示してくれているので便利だ。
その日の、その時刻は、「恋」と「和」のマークが付いている。
「恋」は、正しく恋愛運。
そして、「和」は、SEXに良いというマークだ。
、、、、いやはや、どうも、至れり尽くせりではないか。
というか、本当は、「$」マークの付いた日時が良かったんだけれどね。
「$」マークは、金運だ。
今の凡には、金運が、最優先なのではあります。
でも、それは仕方がないので、素敵な女性との出会いの旅を期待しようとは思うのであります。
さて、6時57分の時間の境い目は避けて、7時30分ごろ自宅を出発。
門真市から京橋に移動。
京橋駅で、青春18きっぷの3個目にスタンプを押印してもらう。
そして、大阪まで出て、そこからは何も考えずに東海道線を、ひたすら東にゴーである。
京橋→大阪→米原→大垣→豊橋→浜松。
まあ、だいたいの区間で座ることが出来たので、そんなに疲れはしない。
青春18きっぷなのだから、途中下車でもしたいところだけれど、奇門遁甲では、目的地に真っすぐ行かなきゃいけない。
ということで、浜松に到着。
この辺りまで移動したなら、少しは良いことを期待しても良いに違いない。
さて、これからどうしようかと思うけれども、取り敢えずは、ランチにしたい。
ここ浜松に来た理由は、方位が良かったということもあるし、距離的にも日帰りできるということもあるし、それに、ハンバーグの「さわやか」さんに行きたかったというのもある。
受付に行くと、1時間待ちだという。
取り敢えず番号札をもらったが、じっとそこで待つのも勿体無い気がしたので、さわやかが入っているビルを出て、そうだ、散髪でもしようと歩き出した。
旅先で散髪なんて、これはちょっと、旅の上級者じゃない?なんて、浮かれ気分で歩き出す。
駅の近くに1つ見つけた。
店先のガラスに、もう日本人は来るのかと思うぐらいにブラジルの文字が書かれている。
これもまた面白そうだ。
しかも、1500円とある。
入ってみるかと思ったが、待ちの人数が結構いたので、次を当ってみることにした。
(
(この散髪屋さんは、かなり惹かれたが、待ちの人数が多かったので諦めた)
次は、アロハ的なお店で、これもまた面白そうじゃないと思ったが、店主が1人で、既にお客の頭を刈っていた。
さて、次を当ると、お客が誰もいない。
ちょっと、迷って、次に行く。
少しばかり気取ったお店があったが、閉まっていたので、さっきの誰もいない散髪屋に入ることにした。
まずは、大体の感じを伝えたら、店主に任せる。
すると、始めっからすきバサミで髪をすきだした。
そのやり方が、荒っぽいのか、丁寧なのか、判然としない。
とはいうものの、やたらと丁寧なカットよりも、荒っぽい方が気が楽な時もある。
細く丸めたタオルの両端を持って、頭をパンパンと弾いて乾かすやり方を、久しぶりにされたよ。
面白いね。
ただ、分け目のところを、妙に前に髪を下したがるのだけれど、それはどうだっていいんだと思いながら、ただ流れに身を任せる。
終わったら、4000円だった。
普段は1900円の散髪屋に言ってるんだけれどね。
どっちにしたって、散髪屋に行って、これは最高だなという仕上がりになった試しは無い。
まあ、素材がイマイチなので、いくら上手にカットしても、たかが知れてはいますけれどね。
仕上がりで言うと、香港の散髪屋を思い出す。
4、5年前だろうか、香港に行った時に、そうだ、散髪屋に行こうと思った。
んでもって、散髪屋というよりオシャレな美容院に入ったのである。
そこで、店長のような男の子に、「メイク・ミー・クール」と言ったら、好き勝手にカットされて、1:9分けにされた。
それを日本に居るミニボンに写メを送ったら、大笑いしてたね。
面白い思い出だ。
(香港の美容院で、クールになる前の写真。お腹が出ているのは見ないでね)
(
(んでもって、クールになった後の写真。1:9分けがクールということなのか。)
そういえば、みゆきさんは、どこでカットしているんだろうね。
コンサートの時とかは、泉沢紀子さんが担当しているだろうけれど、普段は、近所のパーマ屋さん、言い方が古いか、近所の美容院に行ってるのだろうか。
それとも、銀座とか、そんな高級地にある有名なカリスマ美容師のいるところに行ってるのだろうか。
んでもって、カットしてもらって、店を出て「ああ、気に入らない。」なんて、髪をぐしゃぐしゃにしたりしているのだろうか。
あ、因みに、それは凡なのだけれどね。
別に、気に入らない訳じゃないけれど、散髪したての髪は、どうも恥ずかしくて、崩したくなる。
それは良いんだけれど、みゆきさんが行く美容室は、願うらくは、その美容師が、女性であって欲しい。
ただ、それだけを、神様に祈りたい。
もし、若いイケメン男子なら、凡は、想像しただけで、嫉妬に狂い、安来節のどうじょうすくいを踊りながら嗚咽するだろう。
みゆきさんの髪を左手で持って、右手に持ったブラシでくしけずる。
カリスマ美容師の男の子は、その髪の1本1本を、指の間に滑らせるよね
その感触はどんなだろうな。
微かに香るジャスミンとみゆきさんの頭皮の油のにおい。
もし、カリスマが変態なら、そっと気づかれぬように、その匂いを嗅ぐだろう。
そして、大切なみゆきさんの髪をカットする訳だ。
軽やかに鋏が動いていく。
髪には、神経が走ってはいない筈だけれど、何故か、カットされる瞬間は、快感というか、変な意味じゃなく、爽快感を感じる。
みゆきさんも、カットされる瞬間、「ああ、気持ちいい。」なんて、感じていたなら、凡の可愛いハートが押しつぶされちゃいそうだよ。
そうだ、みゆきさんの年齢だったら、髪を染めるかもしれないね。
白髪染めだ。
みゆきさんの長くて美しい髪に、染髪剤をべっとり塗り付けるだろう。
ちょっとベトベトのね。
何故か、あの毛染めの時は、額のところまで毛染め剤を塗るんだよね。
そんでもって、ビニールのキャップなんか被せられる。
美容院のカット台に、頭をベトベトにして、額のところまで真っ黒な毛染め剤を塗られて、ビニールキャップを被せられたみゆきさんが、ちょこんと座っている。
「ぷぷぷ。」
思わず想像したら吹き出しちゃったよ。
いくら、みゆきさんであっても、そんな姿は、少しばかり滑稽だ。
とはいうものの、普通の滑稽じゃない。
見ている人のこころをキュンとさせる滑稽なんだ。
そんな滑稽な姿は、この世に、みゆきさんをおいて存在しますか。
ああ、みゆきさんに会いたいな。
そして、そんなキュンとする滑稽を見てみたい。
毛染めが終わったら、シャンプーか。
シャンプーは、出来るなら、凡の担当が良いなあ。
みゆきさんの頭に、シャンプーを塗るよ。
んでもって、そんじょそこらにいる美容師よりも、もっと独創的なことをしたいからね。
なので、人差し指で、みゆきさんの頭のてっぺんの半径1センチぐらいのところを、くりくりと、3分ぐらい輪っかを描いて擦っちゃう。
「ん?あなた何やってるの?」なんて、みゆきさんが不審に思うかもだ。
いや、それが狙いなんだな。
みゆきさんは、頭皮に神経がいった状態になってるから、それを利用するんだ。
凡は、みゆきさんの後頭部に、人差し指で「すき」って文字を書くよ。
「ばかやろー。何やってんの。早く洗って。」と、笑いながら返してくれたら成功だ。
「どこか痒い所ありませんか。」と、洗髪の時のいつもの言葉を凡は言う。
すると、みゆきさんは、さっきの仕返しに、「痒いところは、、、あるような、ないような。」なんて、答えるね。
でも、凡は、慌てずに、「じゃ、あるような、ないような、痒い所を、掻かなかったり、掻いたりしますね。」なんて、軽く答えるさ。
「バカヤロー。後頭部が痒いんだよ。」なんて、帰ってきたら、これまた成功だ。
、、、と、凡の妄想の中では、みゆきさんの髪を洗う時の成功例が、どんどん思いつくのだけれど、考えて見れば、凡は美容師じゃいので、みゆきさんの髪に触れることさえ叶わないんだよね。
なんで、美容師にならなかったのかなあ。
これは、人生最大の後悔だ。
最後は、ブローだ。
カリスマのやつは、みゆきさんの髪を、丁寧に気を遣いながら乾かすだろう。
想像したら、悔しくて、悔しくて。
凡が、総理大臣なら、(子どもか)美容師は、手袋をしなければ、ブローしちゃいけないという法律を作るね。
なんて、そんなことを書いても、法律は成立することなく、また、カリスマに、みゆきさんの髪をブローされてしまうんだな。
ああ、みゆきさんに会いたいよ。
と、凡の散髪の話が、みゆきさんのヘアーカットの話になってしまいましたが、浜松で凡が散髪をしたという話だ。
浜松駅のビルの「さわやか」さんで番号表をもらったのが、1時30分だ。
んでもって、散髪の終わったのが3時。
待ち時間の1時間を、とうに過ぎているので、ああ、また番号札を貰って待つのかなと思って、受付に行ったら、次のところで呼んでくれた。
店内は、コロナなんて流行ってるのか?というぐらいに満席だ。
前回も頂いたげんこつハンバーグとビールを頂く。
おいしかったです。
さわやかさんを出ると、駅前で、大道芸人が、長いステンレスの棒を立てて、その上で、片手で逆立ちとかのパフォーマンスをしていた。
その高さが、もう高いのなんのって、街灯の高さを越えてるものね。
棒も細いから安定しないだろうし、ましてや、その上で、命綱なしで、片手の逆立ちなんて、高所恐怖症の凡にして見れば、見ているだけで足がすくむ。
すごいなあ、と感心して見ていたら、凡の横を歩いていた年配のご婦人が、立ち止まって凡に聞いた。
「どうしたの、あの人、裸よ。」
大道芸人の男の子は、筋肉を見せるために、上半身裸だったのですが、その質問に、ズッコケそうになった。
そこ?
そこが気になるのか。
さて、そろそろ帰路の事を考えなきゃいけないのだけれど、もう1杯だけ飲んで帰りたい。
ということで、駅の近くの居酒屋に入る。
ドテ焼きや、肉豆腐を頂いた。
安いのか、高いのか、よく分からないお店だったが、まずは酔う事も出来て、名古屋駅で、お菓子と缶コーヒーを買ってJRの列車に乗り込む。
浜松→豊橋→金山→米原→大阪→門真市、と返って来た次第であります。
ということで、今回の旅は、浜松で散髪をして、さわやかさんでハンバーグを頂いて、更にちょっと1杯の旅でした。
というか、出発前の予定では、奇門遁甲という占いを使った吉方位へ移動する旅だったのですが、その効果の「恋」と「和」についての結果はまだ現れていない。
いつになったら、モテモテの酒池肉林の効果が出るのか、、、、いつなのーっ。
ということで、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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