平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1036)暴風雪警報で迷走しまくりの津山旅。(1)

新年、あけましておめでとうございます。
と、かなり遅ればせながらのご挨拶であります。
今までは、昨年のブログを書いておりましたが、今日からは、今年のブログということなのです。
話は、前回に引き続き、次の青春18きっぷの残りの2日間のレポート。
青春18きっぷは、5回分が綴りになっていて、今まで3回使いました。
なので、あと2回、これで最後です。
今回もまた、奇門遁甲という占いで吉方位を考えて、鳥取で1泊という予定を考えております。
ということで、
1月7日(木曜日)。
6時ごろ自宅を出発。
門真市→京橋。ここで入鋏。
京橋→大阪→姫路。
通勤時間のせいか、混んでいる。
姫路駅に着いたら、フレッシュネスバーガーで、朝食を頂く。
ここからは、播但線で、和田山に向かい、そこから山陰本線で鳥取ということを考えていた。
冬の山陰本線は、或いは、雪景色なのかもしれない。
いずれにしても、郷愁を感じる旅になるだろう。
この時、強風のため、鳥取、倉吉間の特急がストップしていることを知ったが、でも鳥取より西だ。
と、気楽に考えていた。
さて、これから播但線に乗ろう。
0839時、姫路駅発。
0930時、寺前駅着
0946時、寺前駅発。
寺前を出発して、しばらく走ると、急に山の中に入って、遠い知らない場所に来ているんだなあという気分になって楽しい。
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1034時、和田山駅着。
車窓は、雪が積もった風景に変わった。
1050時、和田山駅発。ここから山陰本線になる。
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和田山駅を出て、アイフォンを見ていると、あることに気が付いた。
これから行こうとする鳥取周辺に、暴風雪警報が出ているのだ。
とはいうものの、外を見てみると、そんなに風も強くないし、雪もそれほど降ってはいない。
しかし、予想は警報だ。
予定では、鳥取に午後の2時ぐらいに着く予定なので、本当は、そこで鳥取市内でも、ブラブラと歩いてみようと思っていたのですが、その計画を変更した。
警報が当たったら、散歩してなんてことは出来ないだろう。
しかし、山陰本線で、鳥取に向かっているので、そのまま鳥取まで行ってしまおうと思う。
このまま城崎温泉まで行って、それから行き先を変更しようと思っても、
どのみち、今来た和田山駅に向かって引き返すだけだ。
そこで、鳥取まで行って、そして鳥取を経由して、次の新しい目的地へ行こうということなのだけれど、鳥取駅まで行ったら、もう選択肢は、因美線しかない。
因美線なら、岡山駅まで行くかと思ったが、つい最近も岡山には行ったばかりなので、その手前の津山駅で降りることにした。
ただ、津山駅は、以前に行って、何も無いという印象しかない。
果たして、ホテルに泊まっても、晩御飯のお店なんかあるのだろうか。
何しろ、駅前も、何も無いのが津山だ。
(と、こんなことを書いていますが、実は、凡の勘ちがいで、以前に行ったのは、たぶん、東津山駅だったのだろうと、今は推測。)
ということで、津山のホテルに楽天で予約を入れた。
1133時、城崎温泉駅着。
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駅に着くと、些か、様子がおかしい。
電光表示板を見ると、今から通おる予定の浜坂駅から鳥取駅間が、運転取りやめになっている。
ということは、鳥取まで行けないということだ。
取り敢えず、改札の外に出てみるが、どうしたものかと迷いながら立っている人が何人もいる。
駅前は、雪が積もって、また空はドンヨリとして、温泉街らしい入口が見えるが、歩いている人はいない。
浜坂駅から鳥取駅が運転していないとなると、さっきも言ったけれど、詰まりは、このまま山陰本線では行けないということだ。
どうしようもない。
とはいうものの、もう津山にホテルを予約している。
なので、津山に行かなきゃいけないのだ。
キャンセル料は、だって、払いたくないものね。
迷って、時刻表などで調べようと思ったが、今、ホームに列車が停まっている。
果たして、あれに乗らなきゃいけないのか、どうなのか。
こういう時は、駅員さんに聞くほうが早いと、「津山に行きたいんですけれど、、、。」と聞いたら、ちょっと考えて、やっぱり姫路まで引き返して、そこから山陽線で岡山に行って、そこから因美線で津山ということになるという。
んでもって、それなら、「すぐに、あの電車に乗って。」という。
でも、折角の城崎温泉駅なんだからと、急いで駅のコンビニで駅弁を買って、それで列車に乗り込んだ。
1140時、城崎温泉駅発。福知山行き。
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「城崎温泉・かに寿司・湯めぐり三種盛り」
何と言っても、弁当の包みのお姉さんの写真が良いよね。
カワユイであります。
列車に乗り込んだら、所謂、ロマンスシートで、そこに凡ひとりだったので、気軽に駅弁を広げることができた。
かに寿司、或いは、かに飯。
山陰に来たら、何故か買ってしまう駅弁だ。
とはいうものの、弁当になっている時点で、蟹は、やや乾燥して、しっとりとした触感は既に無い。
しかも、その蟹自体、香住で獲れた松葉ガニというものでもない。
どこか知らない港で水揚げされたものだ。
安物の蟹に違いない。
おそらく冷凍ものだろう。
じゃ、何故、城崎温泉駅で売っていて、また、それを知っていて買ってしまうのか。
理由は、何となくだ。
しかし、その何となくと言う事が、大切なのである。
旅のオマケのようなもの。
そんなカニ寿司を頂いて、城崎温泉駅のオマケを楽しんだのであります。
ああ、旨かった。
ということで、凡は、姫路から播但線と山陰本線を乗り継いで、城崎温泉駅までやってきたのですが、今は、その道を逆戻り。
国府あたりまで戻ると、急に晴れ間が見えだして、雪も止み、風も治まった。
あの城崎温泉駅の天気は、一体何だったのだろう。
1237時、和田山駅着
1250時、和田山駅発。播但線、快速。
1342時、寺前駅着。
1346時、寺前駅発。
1436時、姫路駅着。
姫路で降りると、駅ビルの中にある「天馬ラーメン」さんで、ラーメンとチャーハンのセットを頂いた。
少し縮れ麺で、スープはアッサリしていて、ただ、魚介スープと書いてあったが、その魚介は凡の舌では解らなかった。
少しの時間だったけれど、暖まって、ほっこりさせていただきました。
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1533時、姫路駅発。
1553時、相生駅着。
1556時、相生駅発。
1702時、岡山駅着。
1714時、岡山駅発。快速ことぶき。
1820時、津山駅着。
津山の駅を降りると、こんなに拓けていたのかと驚く。
津山には、何も無いと思っていた。
思い出してみると、昔に津山に降りたのは、姫新線から因美線に乗り換える時だったので、或いは、というか、たぶん、それは東津山駅だったのだろう。
凡の勘違いだったようだ。
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駅から、ホテルまで歩くのだけれど、恐ろしく寒い。
カバンを持つ手が痛くて、指の芯まで冷えてくる。
やっとのことでホテルに到着。
津山セントラルホテル タウンハウス 津山城前さん。
1泊2日、無料朝食付き。
税込み、5314円。
IMG_5305.JPG(これは次の日のホテルの外観)
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部屋は、小奇麗にしてあって、床がフローリングで、入口で靴を脱ぐようになっている。
バスタオルも2枚あって、全体的に快適である。
さて、これから夕食といきましょう。
フロントで、おすすめのお店を聞いたら、ホテルの中にある個人がやっているお店が、人気だという。
それもいいかもと思ったが、念のため、というか、今日はずっと列車に揺られていたので、ちょっと散歩がてら、夜の津山を見て回ろう。
と、外へ出たのだけれど、誰もいない。
少し行くと商店街があって、割と立派な感じのアーケードになっている。
とはいうものの、店は閉まっているし、歩いている人が、ほとんどいない。
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まだ夜の7時過ぎなのだけれど、夜中の2時か3時ぐらいかと思うぐらいに、ひっそりとしている。
やっとお店が開いていたと思うと、客が誰もいないのである。
それに、寒くてというか、空気が冷たくて、手が痛い。
なので、やっぱりホテルの中にある居酒屋に行くことにした。
店内には、3組ぐらいの先客がいて、凡は、カウンターに座る。
焼き鳥がメインらしいので、いくつか注文をして待つが、なかなか出てこない。
しばらくしたら、テイクアウトのお客が来て、料理を持って帰った。
どうも、テイクアウトを先に作っていたようだ。
やっと出て来た焼き鳥は、焦げ目も付いて、なかなか美味しい。
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店主らしき30代後半ぐらいの男性が、何度もカウンターの近くの壁につけてある機械を、故障しているのだろう、部品を取り換えたり、そんなことをしている。
凡は、何か言葉でも掛けようと、「これは何ですか?」と男性に話しかけた。
何となく、お客がコールするときのチャイムだとは分かっていたが、これもまたコミュニケーションだと思って言ったのだ。
すると、男性は、こっちを見向きもしないで、作業をしている。
完全無視。
ああ、聞こえてなかったのかなと思ったが、それでも、最初から、あまり愛想の良い感じではなかった。
でもまあいい、注文したのが来たら、それを食べて、河岸を変えればいい。
と思っていたら、今の一連を見ていた若い女性のスタッフが、それから急に凡に優しくなった。
凡に声を掛けてくれたり、気を遣ってくれるのだ。
なんだ、店主より、こっちのアルバイトか何か知らないが、雇われている女の子の方が、よっぽどお客を見ているじゃない。
河岸を変えようと思っていたが、女の子も可愛いし、気を遣ってくれるので、このまま飲むことにした。
地酒2杯。
生ビール1杯。
瓶ビール2本。
なのだけれど、凡は、8時45分には、お店を出ようと思っていた。
何故かと言うと、このホテルのサービスで、ロビーにカレーのセットが用意されているのだ。
そのサービスが9時までである。
最近のビジネスホテルには、こんなサービスをしているホテルが、ここ以外にもある。
なのだけれど、凡はいつも、外に飲みに行って、そして遅くに帰ってくることが多いので、大概に於いて、そのサービスの時間に間に合わないのだ。
でも、今日は、ホテルの中で飲んでいるので、9時に間に合うのである。
ということで、時間が来たら、すぐに会計をして、ロビーに行った。
カレーの鍋の蓋を取ると、何とか1食分が残っていた。
セーフ。
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そんでもって、更に、このホテルには、ハイボールが無料のサービスもある。
よくロビーにソフトドリンクの機械が置いてあって、24時まで無料とか、そういうのはある。
このホテルのは、その機械から、ハイボールもタダで出てくるのだ。
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んでもって、さらにさらに、ロビーに、ポップコーンを作る機械も置いてあって、自分で作って部屋に持って帰ることが出来る。
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至れり尽くせりじゃないか。
ということで、カレーとハイボールを持って部屋に戻り、明日の予定を考えながら、ハイボールとカレーを楽しんだ。
んでもって、またロビーに行って、今度は、ポップコーンとハイボールを持って部屋に戻り、みゆきさんに思いを馳せた。
ああ、みゆきさんに会いたいなあ。
そして、ベッドに横になったら、寝てしまった。

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