平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1014)東北迷走の旅(6)

9月8日(火曜日)。
五能線を楽しんで、1940に、青森駅に着。
今回も駅の近くにホテルをとった。
「ホテルマイステイズ青森駅前」さん。
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1泊2日、朝食付き、税込み 5600円。
ゴーツーキャンペーン適用で、1960円引きになり、
結果、税込み 3640円。
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まずは、チェックインして、部屋のドアを開けると、ドーンと、すぐにベッドがあった。
今回、山形と秋田で2泊したホテルに比べると、かなり狭い。
とはいうものの、ビジネスや、ひとり旅には、これぐらいで十分だ。
それに、バスとトイレが、別々になっているので、そこは、ゆったりしているし、トイレの便座も普通サイズなので、これもノーストレス。
さて、青森の夜ご飯を食べに行きましょう。
フロントの男性に、オススメのお店を聞いたら、3軒の候補を教えてくれた。
ただ、1軒目は、有名な食堂なのだけれど、もうすでに閉まっていた。
そして、もう1軒は、階段の下にメニューがあったのだけれど、それを見ると、1品700円以上で、少し高そうだ。
 ビールと1品で1500円みたいなセットメニューもあるので、たぶん、電車の待ち時間に、ちょっと一杯という使い方のお店なのだろう。
そして、もう1軒は、入口を見ると、団体さん用のメニューが大きく貼りだされている。
3階まであるようなので、グループや、宴会には、便利なお店なのかな。
でも、1階には、カウンターもあるようなので、一応候補に入れておこう。
折角だから、他にもお店があるかなと歩き出す。
青森には、何度か来ているので、ああ、こんなだったなとか、そんなことを思いながら歩く。
本当は、青森では、行ってみたいと思う店があるにはあった。
2016年の9月にブログに書いているのだけれど、その時に、泊まったのが青森グリーンパークホテルというホテルだった。
ホテル自体は、普通の安いビジネスホテルという感じなのだけれど、そのホテルにある食堂が、素晴らしかったんだ。
よく街角や、ホテルのレストランなどでも、ちょっと一杯セットみたいなのを用意しているお店も多い。
その多くは、生ビール1杯と、何か1品が付く。
そんな感じだ。
でも、青森のグリーンパークホテルさんの食堂のセットは、1500円で、生ビールが2杯付く。
これは有難いよね。
それに付け加えて、料理が手作りで美味しくて、しかも3品ぐらい付くのである。
あの晩酌セット(ホテルのメニューにはこう書かれていた)をもう一度、味わってみたい。
なので、何となく、そっちの方向に向かって歩く。
とはいうものの、そのホテルに泊まっている訳でもないし、折角だから、違う店にも入ってみたいという気持ちもある。
なので、ホテルのスタッフのオススメを思い出して、駅前に戻る。
因みに、その青森グリーンパークホテルの晩酌セットを参考までに、写真をアップしておきます。
今頃また、アップして、それがどうしたということなのでありますが、どうも気に入ったのであります。
147489847378981840179.jpg(ビール1杯目)
147489853190536711179.jpg(こんな料理も嬉しい。)
147489858041612391179.jpg(2杯目のビール。以上で、1500円なんだもん。)
どうですか、これは、お得でしょう。
(ただし、これは、2016年時点の情報なので、2020年の今、まだ続いているかは、不明です。次に凡が行くときまで、続けて欲しいと、祈るばかりなのであります。わざわざ、過去の写真を貼り付けるほど良かったのですが、今は、やってるのかなあ。)
ということで、以前に行った青森グリーンパークホテルの食堂は、諦めて、ホテルのスタッフのオススメのお店に突撃。
「壱乃助」さん。
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ビルの壁面に、大きなお店の看板が掛けられている。
窓の小さな隙間から中を窺うと、可愛い女の子が、ちょっと上気して、おしゃべりしながらお酒を飲んでいる。
少しばかり、何かを期待してしまうじゃない。
中に入ると、果たして、女の子は、仕事の上司と、仕事帰りに飲みに来たようで、なあんだと、興味が無くなった。
他に、ほぼ出来上がりつつある中年男性2人。
凡は、黒い仕切りを設けられたカウンターに座る。
大きめのテレビが掛けられているので、一人でも大丈夫そうだ。
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青森の名物に、貝焼きみそというのがある。
そのデラックス版なのだろうか、「でっかい貝焼きみそ」880円を注文。
それと、「十和田バラ焼き」780円。
これも、テレビのケンミンショウで紹介されていた。
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でっかい貝焼きみそは、大きな貝殻の形をした鉄板?のような皿で、出てきた。
成る程、かなり大きい。
ただ、もっとホタテが、ゴロゴロと入っているのかと想像したけれども、小さく刻んであるのか、殆ど、玉子とじという感じだった。
でも、玉子とじ自体が好きなので、これはこれでよし。
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んでもって、十和田バラ焼きは、ちょうど肉がたべたかったのと、正しく、食べたかったタレの味だったので、もう1つ注文しようかと思うぐらい美味しかったです。
さらに、バラ焼きが美味しかったので、また肉を食べようと、サイコロステーキみたいなものを注文したら、これはたぶん、食感的に、形成肉か油脂注入肉を使っているのじゃないだろうか。
噛み応えが、フカフカで、でもまあ、500円なので、こんなものか。
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さらに、青森だから、名物のホタテの刺身を注文。
しかし、旅に出ると、名物だからと、海の幸などを注文することがある。
今回のホタテもそうだ。
でも、考えてみるに、ホタテなんて、大阪でも、いくらでも売っている。
回転ずしに行ったって、北海道産ホタテなんて謳ったものが提供されている。
それにさ、いつも思うのだけれど、旅に出て、観光地に行くと、海が近いから、うちに来たら、海の幸を味わなきゃ意味がないよなんて、言われるんだけれど、考えてみると、日本全国、殆どの県が海に面しているんだよね。
詰まり、どこの県でも、海産物が名物なんだよ。
北海道でも、海の幸。
青森でも、海の幸。
富山でも、海の幸だし、福岡でも海の幸だ。
とはいうものの、やっぱり、地元に来ると、「ああ、本場は、やっぱり違うね。」なんて、感想を呟いてしまうような食材の違いがあるのかもと、その名物を注文してしまう。
今回も、ホタテの刺身を注文。
提供されたホタテ刺身は、やっぱり、普通のホタテの刺身だった。
でも、少し、コリコリとした触感というか、やや硬めの肉質だ。
この辺り、どうなんだろう。
凡は、ホタテに関しても、素人だ。
ホタテを食べた時の食感に、今回食べたホタテの様に、コリコリとした歯触りのものがある。
そのホタテに遭遇する確率は、やや低い。
そんでもって、凡が大阪のスーパーなどで買って食べているホタテは、ネットリとした柔らかい食感だ。
どっちが、どっちなのだろう。
やっぱり、今回食べた、コリコリとした触感の物が、高級というか、或いは、新鮮なのだろうか。
ホタテに詳しい人に聞いてみたいところだ。
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その他にも、イガメンチを食べたかな。
お姉さんが、サーブしてくれる時に、香水の香りが横から匂う。
凡にとっては、これもサービスのひとつだ。
香水の匂いが好きだからね。
そういえば、みゆきさんは、香水をするのだろうか。
ツイッターで、みゆきさんが着けている香水は、カボシャールというものだと聞いた。
どんな香りなんだろう。
というか、香水は、香水だからね、これは何も、みゆきさんの香じゃない。
出来ることなら、みゆきさんの皮膚から発している香りを嗅いでみたいよ。
と、またもや、変態的な発言が出てまいりましたが、しかし、それはホントに、願望だなあ。
この香水って、不思議なもので、どれも、良い香りなのだけれど、男性的な香りと、女性的な香りと、パッケージを見なくても解るよね。
あれは、どういう仕組みなのだろう。
子どものころから、男性の付けている香水、いや、男性の場合は、整髪料などの匂いか、それを、男性と一緒に嗅いできたから、そして、女性の香水は、女性と一緒に嗅いできたから、匂いを嗅いだ時に、ああ、これは男性の香りだとか、女性の香りだなとか判断しているのだろうか。
或いは、本能的に、男性の香り、女性の香りっていうものがあるのだろうか。
凡は、以前、電車の中で、隣の美人の香にウットリしていたら、実は、それは、反対側の兄ちゃんの香だったことに気が付いて、ガッカリしたことがあった。
でも、男性の整髪料には、ウットリしない。
あれが、不思議なんだなあ。
もし、みゆきさんがさ、男性の香水をつけていたらどうだろう。
凡は、みゆきさんを、ギュッと抱きしめるんだ。
すると、ほんのり男性の香がする。
マンダムとか、丹頂とか、そんな男性の整髪料の香なんだ。
それでも、凡は、みゆきさんの香を嗅いでウットリとするのだろうか。
、、、たぶん、ウットリしない気がするな。
みゆきさんを抱きしめていることにウットリはするだろうけれど、寧ろ、その香りで、ウットリ度が減ってしまうだろう。
まあ、みゆきさんを抱きしめることは、その可能性は、ゼロだろうから、無駄な心配だけれどね。
しかし、どんな香水であっても、みゆきさんが付けたなら、それはもう、すんごく、ウットリしちゃうんだろうな。
1度で良いから、みゆきさんの体臭でなくてもいいから、みゆきさんの香水を嗅いでみたいよ。
それが叶わないなら、いつもカボシャールを持ち歩いて、たとえば、お店で飲んでいる時とかに、もし隣に、女の子が座ったら、「あのう、この香水付けて貰えませんか。」って頼んでみるか。
「いや、怪しいものではありません。それに、こんな勝手をお願いするのにタダとは申しません。」と言って、1000円ぐらいを女の子に握らせる。
「いえ、本当に、怪しいものではないんです。ただ、カボシャールを付けた女性の香りを匂いでみたいだけなんです。いや、本当に、僕は、真面目で、まったくもって、正常な人間なんです。お願いです、信じてください。匂いを嗅ぎたいだけなんです。」
、、、110番に電話されるね。
ビール3杯に、角ハイ1杯。
お会計をしたら、6094円だった。
少しばかり、贅沢をしたか。
店を出たら、まだ、青森の夜を感じていたかったので、ちょっと入れるお店はないものかと、歩き回る。
結構、歩いたんじゃないだろうか。
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結局、どこにも入れなくて、駅前の吉野家で、カルビ肉カレーというものを食べた。
ただ、カレーは、どうも好みの味じゃなくて、でも、肉はたっぷりと、これは良かった。
今日も、少しばかり食べ過ぎ飲み過ぎでありました。
ホテルに戻って、寝ようとするが、ベッドの足元の壁にエアコンが付けられている。
そのエアコンのリモコンが効かない。
温度調節が出来ないのだ。
リモコンの数字は変わっても、エアコン本体の風量などは、変わらない。
その風が、足許の壁に付いているものだから、寝ている顔に直撃なのである。
これは、堪ったものじゃない。
そもそも、凡は、風が直接当たるのは苦手だ。
夜中、そのエアコンに悪戦苦闘して、結局、風が辛くて、エアコンを消して寝た。

コメント

  1. yukemuri より:

    まず寝る時のエアコン、温度調整などが効かないってのは困りますよね
    ホテルの部屋はさほど広くないし密閉性もあるから途中で寒くなるんですよね
    意外と風邪ひきの原因にもなるから正常に調整できないと非常に困るんですよね
    さて青森の夕食ですが、相変わらずたくさん召し上がりましたね~
    まだまだお若い証拠ですよ
    2軒目の店の貝焼きみそ、これは食べた事無いんですよ
    お酒にも良さそうだしご飯にも合いそうですね
    それから十和田バラ焼き、これは美味いですよね
    恐らく青森のタレ「源タレかバラ焼きのタレ」を使っていると思うんです
    自分も青森で覚え、今では家に常備してありますから(笑)
    画像はないけど牛脂注入の成型牛肉、あれはイマイチですよね
    食べてガッカリしますからね(T_T)
    〆にカルビカレーですか?
    やっぱり相当食べられようで羨ましいですよ

  2. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    ホテルは、やっぱり寝るところですからね。
    エアコンが、うまく効かないと、寝られないですもんね。
    1番に重要かもですね。
    貝焼きみそは、以前にも食べたことあるのですが、ここのはボリュームが多かったです。
    でも、貝という割には、貝が少なかったような。
    いろいろ食べ歩いてないので、どのぐらい貝が入ってるのが正解なのかは不明ですが。
    んでもって、バラ焼きは、これは間違いない美味しさですね。
    yukemuriさんのおっしゃるように、タレが決まっているんでしょうね。
    そのタレが旨いと言う事なんでしょうね。
    まだ、本場では食べたことがないですが、美味しかったです。
    注入肉はね、食感がね、もう少し改良したら美味しいかもですが。
    最後の締めは、吉野家ということになりましたが、ちょっと食べ過ぎでしょうね。

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