8月4日(火曜日)。
楽しかった飯坂温泉のホテルジュラクさんを出て、飯坂温泉駅に向かう。
0830の電車に乗って、福島駅に移動。
そこから0910発のバスで、今日の凡の行きたかった「UFOふれあい館」に向かおう。
0910 福島発のバスに乗り込む。
そして、0932に、UFOの里に到着。
バス停の近くにくると、UFOの里の案内板が目に入る。
自然と、テンションが上がる凡。
その看板から、坂道を上って行く。
これが、なかなか急こう配で、しかも、遠い。
ただ、鳥のさえずりが一服の清涼剤となって、ある意味、楽しくもあり気持ちも良い。
そして、UFOふれあい館に到着。
この福島市飯野町にある円錐形の山「千貫森」は、UFOの目撃例も多いそうだ。
早速、ふれあい館に入ってみる。
入場料400円。
入るとすぐに受付の前に、雑誌ムーが棚に並べられていて、有名人のサインが並ぶ。
なかなか雰囲気が良いね。
スタッフの女性の方も親切で、声を掛けてくれる。
入口の左側に、ふれあい館の入口がある。
どうにも、手作り感のある入口だ。
入ると、薄暗く、怪しげな青い光の通路があった。
宇宙人の人形などが置かれているのも、一昔前のお化け屋敷のようで楽しい。
そこを抜けると、展示室になる。
ヘンテコな宇宙人と写真を撮ったり、UFOに興味がない人にも楽しめる内容である。
とはいうものの、UFOに興味がない人が、こんな辺鄙なところにくるとは考えらえないが。
その他、資料のパネルなども、まあ、そこそこ楽しめただろうか。
「CIA秘密文書」というのもあったが、その信憑性の云々よりも、その雰囲気が最高だ。
最後には、3Dシアターもあり、内容はともかく、何とも楽しい。
スタッフのお姉さんも、帰りのバスの心配もしてくれたり、何かと親切なんだな。
それにしても、こんな施設は、大切に残していきたいものである。
採算を考えたら、おそらく赤字に違いない。
でも、必要なんだな。
ちゃんとしたもの、詰まり利益の出るもの、或いは、万人に評価されるものだけが価値があるというのは、如何にも、現代的ではあるが、どうにも窮屈だ。
こういう、作った人の気持ちのこもった施設は、そんな窮屈な世界に、無価値の価値を教えてくれる。
人間社会のオマケのようなものである。
ああ、それにしても、凡は死ぬまでにUFOに出会うことが出来るのだろうか。
出来ることなら宇宙人にも会ってみたい。
ただ、せっかく会うんだったら、美人の宇宙人がいいな。
んでもって、UFOに拉致されるんだ。
んでもって、UFOの中で、その美人の宇宙人に人体実験される。
何か、あっちや、こっちを、コチョコチョされるんだ。
美人の宇宙人にね。
そして、地球に戻って来て、首筋を触ったら、小さな金属片を埋め込まれている。
そんな体験をしたい。
とはいうものの、宇宙人にしたって、どうせ、実験するなら、若い男がいいに決まってる訳で、凡のような年を取ったものは、実験もしてもらえないのだろうな。
寂しいなあ。
「ベントラ、ベントラ、スペースピープル!」
宇宙人よ!凡はここにいますよーっ。
あ、このベントラというのは、宇宙人を呼ぶための呪文なんですよ。
みなさんも、どうぞ、夜中に目が覚めて、ああ、寂しいなと思ったら、窓を開けて、夜空に向かって、唱えてみてくださいね。
んでもって、UFOの資料は、ここまで。
2階には、何故か大広間とお風呂がある。
なので、2階に行って、お風呂に入った。
兎に角、凡が今日初めてのお客だったので、1番風呂だ。
UFOふれあい館でお風呂という、その組み合わせが、お風呂に入っていて、妙に楽しいのである。
掃除なども丁寧にされており、気持ちが良い。
大広間からは、何の山かは知らないが、広々としたパノラマの風景が広がっていて、実にリラックスできる雰囲気だ。
この大広間とお風呂は、どういった意味があるのだろうね。
或いは、ここに泊まることも想定しているのかもね。
キッチンのようなスペースもあって、自由に使えるみたいだったので、研修施設なのかもしれない。
その辺、聞いてみれば良かったなあ。
本当は、もっとゆっくりとしていたかったのだけれど、バスの時間もあるし、ふれあい館を出て、近くにあるUFO物産館にお邪魔する。
そうだ、このUFOふれあい館の横から、千貫森の頂上へも上がることができて、ちょっと行きたかったのだけれど、バスの時間を考えて断念。
何故、行きたかったのかというと、この山には、ふれあい館にも展示されていたのですが、ぴんから石というのがあって、磁力を持った不思議な石なのです。
そんな石のある山頂はきっと、パワーがあるに違いないものね。
このぴんから石は、ふれあい館で見ることができます。
んでもって、物産館だ。
どんな面白いグッズが売っているのかと思ったら、それは、少しばかり拍子抜け。
UFO的なグッズは、ほとんどない。
ただ、「NO UFO NO LIFE」というロゴの入ったTシャツがあったので、それは欲しかったのですが、凡のサイズが無かった。
残念と思っていると、ミニボンが1枚買った。
羨ましいTシャツだ。
仕方なく、UFOの里まんじゅうと、クッキーを購入。
ただ、まんじゅうも、UFOの里って焼き印があるので、なかなか嬉しい。
さて、どうしようかと思っていると、ちょうど11時になった。
この物産館は、食事も提供している。
ラーメンが美味しいらしい。
でも、そこまではお腹が減ってないので、ライスボールのようなフライ物を注文、それと、ビール。
11時になった瞬間、食券の自動販売機の前に、2組のお客が並んだのは、驚いた。
やっぱり、美味しいラーメンなんだろうな。
ということで、凡の行きたかったUFOの里は、行って何かを得ようとか、そんなことを考えて行くと、拍子抜けするが、UFO好きが、休日にのんびり過ごすには、なかなか良い場所である。
2階のお風呂に入って、大広間でのんびり景色を見ながら、リラックスする。
最高の休日になるだろう。
それにしても、ピンカラ石は、どうも気になって、帰ってからネットの通販サイトなどで調べてみたが、売ってなかった。
ということで、凡は、UFO物産館で、ビールを頂いて、バス停に引き返す。
ただ、暑くて暑くて、 バスの来る時間が待ち遠しかった。
1134発のバスで、福島駅に戻る。 1205福島駅着。
新幹線で、福島駅から仙台駅に移動。
まだ、ホテルの送迎バスまでに、1時間弱の時間があるので、ずんだ餅を食べて、駅ビルでお店をブラブラ見てまわる。
1400 ホテルの送迎のバスで出発。
4、50分で、秋保温泉のホテルに到着した。
今日のお宿は、「ホテル瑞鳳」さんだ。
「R NEW 禁煙和洋室 ツイン」という部屋の1泊2食付きのプランを予約していた。
標準より、少し広めのお部屋だ。
今回も、ゴーツーキャンペーンが適用される。
通常料金 31000円のところ、キャンペーンで10850円が値引きされる。
他のポイントも使用して、最終、税込み 19115円となる。
1泊2食、1人当たり、税込み 9558円。
ホテルに到着すると、かなり大きな施設だ。
チェックインをして、部屋に行くと、まず、ドアの前に格子戸がある。
そこで、「おっ。」高そうな部屋じゃないとテンションが上がる。
んでもって、ドアを開けると、玄関なのだが、そこのスペースが、凡の家の4畳半ぐらいあるんじゃないのって感じだ。
んでもって、そこでまた「おっ。」となる。
んでもって、んでもって、部屋の戸を開けると、和洋室の和室の部分がまずあって、そこが12畳。
さらに、その向こうにツインのベッドが置いてある。
かなり、広い。
そこで、「おおーっ。」となった。
広いと言う事は、良いですよね。
すごい贅沢をしている気分になって、窓の外を見る。
山の緑が広がる風景は、温泉地に来ているという非日常の世界と、この上ないリラックスした時間を提供してくれる。
ああ、来てよかったと思った。
そして、ああ、予約の時に、贅沢な部屋を選んで良かったと思った。
で、左下に、何か高級そうな建物が見える。
何だろうと調べてみると、このホテル瑞鳳の、凡が泊まっている建物よりも、更に高級な「櫻離宮」というホテルだった。
同じグループで、2つは隣同士で繋がっている。
遥かに高級なホテルを、それより下のランクのホテルから眼下に見下ろしている。
何とも、面白い趣向だ。
というか、「あんな高級な部屋に泊まったら、リラックスできないだろうな。」なんて思っている凡がいる。
贅沢も、ほどほどが、良いのかもしれない。
というか、凡にとっては、今回のお部屋は、もう最高なのであります。
さて、荷物を整理したら、温泉と行きましょう。
このホテルも、朝と夕で、男女の入れ替えがある。
まずは、今日は、「織女」と名前の付いた大浴場へ行く。
仙台だから、七夕にちなんだ名前が付けられている。
エレベーターで降りるのだけれど、2階あたりから、大浴場の地下1階までが、吹き抜けだ。
大浴場の前は、池が作られていて、鯉が泳いでいる。
それだけで、大きな施設だなあと、このホテルが出来た当時の賑わいぶりを想像させる。
大浴場の前には、フリーで飲める麦茶などのサーバーと、入口には、アイスクリームの冷蔵庫が設置されていた。
アイスクリームもタダである。
こういうのも、ちょっと嬉しいね。
内湯があって、露天風呂も、立って入る湯船や、打たせ湯など、いろいろ試して、楽しんだ。
何しろ、宿泊の受け入れも制限しているのだろう、お客も少ないので、全体的に、ストレスなく、リラックスできる。
思ったより、ゆっくりお湯を楽しんで、外に出たら、タダのホームランバーを頂いた。
さて、そろそろ、バイキングの時間である。
開始時間ちょうどに行くと、もう既に入口に並んでいる。
しかし、凡は余裕である。
何故なら、このバイキングの制限時間を確認していたからだ。
昨夜の飯坂温泉のホテルジュラクさんは、制限時間90分だった。
料理の内容や、スタッフの対応は、最高だったけれど、90分という時間だけは、イケマセン。
でも、今日の瑞鳳さんは、またお客さんが満室とかになる状況になった時は知らないが、今日、凡が泊まっている日は、開始時間によるだろうけれど、オープンから入ったら、3時間ぐらいだという。
素晴らしい。
これなら、時間を気にせず、ゆっくりリラックスして、美味しい料理を堪能できるというものだ。
この90分と3時間は、雲泥の差だ。
勿論、ジュラクさんも、美味しかったし、楽しかった。
でも、それを表現してみると、その大きさが見えてくる。
90分は、美味しい料理を楽しむという表現になるだろう。
時間を気にしながらではあるが、美味しい料理を楽しんだのは間違いがない。
大満足だ。
これが3時間なら、旅の夜を、そして、ホテル瑞鳳の夜を楽しむという表現になると思う。
温泉ホテルは、やっぱり温泉と、夕食がメインだ。
そこで、時間を気にすることなく、ゆっくり、料理を頂いたり、お酒を飲んだり、スタッフの方とも、ちょっとお話をしたりね。
さて、そのホテル瑞鳳さんの夜を楽しみたいと思うのであります。
ここでも、新型コロナ対策として、料理を取りに行くときは、マスクと手袋の着用が必要だ。
まあ、これは仕方がない。
飲み放題は、普通の90分2200円のコースと、90分3300円のプレミアムコースがある。
飲み放題の制限時間90分は、これは仕方がないとして、同じ90分なら、普通のコースで十分だろう。
飲み放題も3時間なら、いろんなお酒を楽しめるプレミアムにしたかもしれないが。
んでもって、お待ちかねの料理だ。
最高だった。
小さな器に、ちょこっとだけ盛られた料理は、お酒を頂くには、もう楽しくて、楽しくて。
しかも、テリーヌなど、凝ったものも多く、いやもう、あれはどんな味かなとか、これはどんなだろうとか、子供のように嬉しそうに食べていただろう。
お酒も、ビール2杯、スパークリング3杯、お酒の浦霞1杯。
んでもって、もう時間が残り少なくなったので、ウイスキー角のロックを「多めに」と言って注いでもらった。
さて、これから、ちょっと食べた物の写真のオンパレードをアップと行きましょう。
中年凡でも、これぐらいは食べるんだぞと、ね。
というか、それだけ美味しかったし、楽しかったんだよね。
ひょっとしたら、撮りもれもあるかもしれませんが。
まずは、最初は、小さな小鉢から。
んでもって、蟹は食べるのが面倒くさそうなので、迷ったのですが、それに、ホテルのバイキングで、美味しい蟹に出会ったこともないし。
とはいうものの、やっぱり取ってしまうのね。
脚の側面を削いでいたり、ちょっと他のホテルよりも手が入ってるのが良かった。
天ぷらなど。
パスタや煮物。
寿司は、好きなものを選んで、その場で握ってくれる。
普段は食べない牛タンと、カレーのルーだけを器に盛ってもらった。
ご飯は、お腹膨れるものね。
さらに、お寿司に、中華焼きそばに、ラーメン。
デザートや、フルーツなど。
ああ、お腹いっぱい頂きました。
それにしても、料理も、ちゃんと丁寧に作られているし、スタッフも親切だし、もう、これ以上、言う事なしであります。
ホテル瑞鳳さん、バンザーイ!
部屋に戻って、またもや、バタンQ。
ありがとう、バイキングのスタッフさん。
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