平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(886)みゆきさんのオデコに恋をして。

寂しくて、寂しくて、そして寂しくて。
中島みゆきさんのラストツアー「結果オーライ」も、途中から新型コロナの影響で、すべて中止と決まった。
それは、仕方のないことだけれども、みゆきさんは、今頃、何をしていらっしゃるのかなと、そんなことを、ついつい考えてしまうのであります。
お元気なのだろうか。
みゆきさんだけじゃなくて、ご家族も体調は大丈夫なのだろうか。
いや、本音のところを言うと、そんな愛の感情はないのかもしれない。
ただ、恋しくて、恋しくて、そして会いたいだけに違いないのだ。
とはいうものの、会いたいと言う、そんな願いは叶うはずもなく、朝から、濃いめのコーヒーを飲みながら、ビデオの「縁会」を見ていた。
「縁会」は、凡が初めて行ったみゆきさんのコンサートだ。
どのシーンを見ても、もう、ただただ、ウットリだよ。
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そして、前にも書いたかもしれないが、みゆきさんのオデコの美しさに、あらためて気づかされる。
ああ、みゆきさんのオデコの美しさよ!
これほど美しいオデコを、凡は未だかつて見たことが無い。
「縁会」のみゆきさんは、髪を6対4ぐらいで前髪を分けてオデコを見せている。
私は、今、ここにいるんだよと、自分自身が、そのステージに立っていることを、みんなに教えるように、オデコを見せて、みゆきさんが立っているのである。
みんな、安心して、あたしは、みんなの前にいるよってね。
まるでオデコが、みゆきさんを表す代名詞のようにね。
芸能人でも、普通の人でも、オデコを髪の毛で隠す人がいる。
若く見えるからね。
凡も、学生時代は、髪の毛を下していたことがあったかもしれない。
でも、社会人になってから、オールバックにしたりして、オデコを見せるようになった。
オデコを見せると、お金持ちになると聞いたからだ。
しかし、何年もやって、いくらオデコを見せたからって、お金持ちになる理屈は、凡には通じないことを悟った今は、左から右に撫でつけるだけで、適当な髪形になってしまっている。
まあ、凡のオデコの話は、どうだっていい。
あの、オデコを隠す心理と言うのは、一体、どういうものだろうね。
恥ずかしいのもあるだろうな。
それに比べて、オデコを見せると言う行為は、どこか潔さもあって、見ている人を安心させる。
何も隠してない人間であることを、あけっぴろげに出されたオデコに見るのだろう。
そうだ、勿論、みゆきさんも、オデコに髪を下していることもある。
あれは、超絶に可愛い。
そんじょそこらの、若いアイドルには、到底真似のできない可愛さだ。
そういえば、今回のラストツアーの時は、ちょっと前髪を垂らしてたかな。
あれも、美しかったなあ。
そして、可愛かった。
まあ、みゆきさんの場合、オデコを出す出さないは、みゆきさんが可愛いということに関係ないのよね。
どんな髪形だって可愛いんだね。
しかし、一般的な場合では、オデコを隠したいと言う心理には、そこに自分の生きて来た歴史のようなものが、他の人に見てとられる気がするからだろうと思う。
オデコの内側には、脳みそがある。
しかも、前頭葉と言って、人間が人間であることを証明する大切な脳の部分だ。
この世界に、オギャーと生まれておちて、悩み、苦しみ、笑い、喜び、そんな感情でもって現実を感じ、そんでもって、その解決策を、経験から考え、また、新しいことを創造してきたのが、この脳なんだ。
だから、そんな脳から頭蓋骨と皮膚だけを隔てて、そこにあるのがオデコなんだ。
そこには、脳の中に蓄積されたものが、オデコに染み出してくるはずなのである。
だから、それを他人に見て取られるのが、恥ずかしくもあり、怖いのじゃないだろうか。
だから、子供のオデコを見ると、可愛いんだと思う。
赤ちゃんから、そうだなあ、小学生の低学年ぐらいまでの子供のオデコは、見ているこっちが癒されるような可愛さがあるよね。
まだ、本当の苦しみや、悲しみ、そして絶望も知らない脳みそ。
何か不都合なことを誤魔化しちゃおうとか、サボろうとか、そんな悪いことを考えていない脳みそ。
だから、子供のオデコには、可愛いものしか脳みそからにじみ出てこないのだ。
アニメのアルプスの少女ハイジの、あの主人公のハイジは、オデコを見せている。
あれが可愛いんだな。
もし、ハイジが、髪の毛を、まゆ毛ぐらいまで下していたら、きっと可愛いとは思わない筈だ。
そんなことを考えて、凡が鏡の前に立ってみると、凡のオデコは、どうもドンヨリと曇っているように見える。
しかも、脂でテカテカ光っている。
そういえば、いつもクヨクヨしているからだろうか。
少しばかりエッチな妄想をしているからだろうか。
そうだ、みゆきさんは、あの美しいオデコの内側の脳みそで、エッチなことなんて、妄想したりするのだろうか。
オッパイを誰かに触られている妄想とかさ。
みゆきさんのオッパイを、知らない男性が、人差し指で、ツンツンとかね。
みゆきさんも、妄想の中で、「キャー、エッチ。でも、もっとしてぇーん。」とか言ったりしてさ。
ああ、嫌だ。
それは、絶対にあってはならないことだ。
あり得ない。
みゆきさんは、エッチな妄想なんてしない!、、、はずなのである。
みゆきさんはね、妄想するなら、きっと、綺麗なチューリップのお花畑で、「赤いチューリップ可愛いな。あ、黄色いチューリップも可愛いな。」とか、そんな妄想であるはずなんだ。
「あ、ケーキいっぱいある。どれが美味しいかなー。」とかね、そういう妄想だ。
それか、子犬か、子猫が出てくる妄想だ。
間違っても、みゆきさんの妄想の中に、他の男性が登場して欲しくはない。
ましてや、そんな男性とのエッチな妄想。
もし、みゆきさんが、そんな妄想をしたなら、凡は、きっと狂い死ぬだろう。
悔しくて、悔しくて、狂い死ぬだろう。
そして、死ぬ瞬間に、みゆきさんのオッパイを凡の人差し指でツンツンしているところを妄想して、「ツンツン」なんて、言っちゃうね。
凡の、死ぬ間際の言葉が「ツンツン」なんて、悲しすぎるよ。
それにしても、みゆきさんのオデコというものは、不思議なものだと思う。
顔のパーツの中の、優先順位で言ったなら、或いは、最後の方に充てられるのかもしれない。
でも、兎に角、美しくて、可愛いんだ。
順番としては、最後かもしれないが、最初でもあるんだよね。
例えばさ、みゆきさんの顔のパーツを、一瞬でも触って良いと言われたら、どこのパーツに触るだろう。
第1位は、もちろん、唇だ。
みゆきさんの唇は、もう想像しただけで、腰が抜けそうになるよ。
柔らかそうで、しっとりと濡れているようで、少しばかり淫靡な香りがしそうだ。
出来ることなら、そこは、スケベな凡だ。
唇の外側じゃなくて、どっちかというと、唇の裏っ側を触りたい。
もっというなら、指先じゃなくて、凡の唇で触りたいものである。
「きゃー。」それって、キッスじゃない。
死んでも叶わないことだけれど、凡のドリームなのである。
2番目は、耳になるだろうか。
あの耳たぶは、齧りたいぐらいに魅力的だ。
でも、唇みたいに、わざわざ唇で触ることに固執しなくてもいい。
指先で、耳たぶを、プニプニするだけで十分だ。
きっと、生まれたての子猫の肉球を触る何万倍も、柔らかくて、気持ちのよいものに違いない。
次は、頬っぺたか。
柔らかくて、それに、すべすべとした触感じゃないかと想像しちゃうよ。
みゆきさんのホッペと凡のホッペを重ねるね。
すると、優しい体温が、伝わってくる。
きっと、幸せとは、こういう瞬間なのだろうな。
んでもって、次は、顎だろう。
みゆきさんのアゴは、そのラインは、国宝級だ。
唇からアゴにかけて、一旦、低くなって、また先が緩やかに出ている。
完璧なラインと言えるだろう。
凡も、こんなアゴのラインに生まれたかったよ。
凡は、アゴが小さくて、そこにコンプレックスを持っているのだけれど、だから、余計にみゆきさんのアゴに憧れる。
ミニボンは、結婚したころは、凡のアゴを「上品なアゴ」と表現していたが、今は、「貧弱なアゴ」と言っている。
これが、30年の歴史というものだろう。
アゴを整形しようかな。
しかし、もう整形しても意味のない年齢になってしまった気がする。
さて、ここまでくると、後は、鼻になるだろう。
ただ、鼻は、中々、いささか、触るのに工夫がいるパーツになる。
まさか、みゆきさんの鼻の穴に、指を差し込むわけにもいかないだろう。
みゆきさんが、窒息死しちゃうものね。
それに、好きだという感情が高まった時に、みゆきさんの鼻の穴に指を入れちゃったら、勢い余って、鼻血が出ちゃったりしてね。
みゆきさんの両方の鼻の穴から、2筋の鼻血が、ツーッっと流れてくる。
、、、、、美しい。
うん、美しい。
意外に、それは美しいかもしれないぞ。
こっちを見ているみゆきさんの鼻の下に、2本の赤い血の筋。
それは、ちょっと見てみたい気がするな。
それで、みゆきさんが、真面目な顔でもしてたら、大爆笑だな。
でも、痛そうだから、やっぱり、指を思いっきり差し込むのは、止めておこう。
そうなると、どうやって触るかと言うと、鼻筋をナデナデとかね。
まさか、指で摘まんで、上に向けたり、横に向けたりしても、面白味がないものね。
でも、みゆきさんの鼻なら、触りたいのである。
そんでもって、番外編として、目だろう。
みゆきさんの目が、魅力的だと言うのは、もう言わずもがなであるけれども、あれは、どうやって触れば良いのか分からないよ。
目の玉を触ったら、みゆきさん痛いだろうし。
マブタを触るって言ったってね、マブタの皮を指先で摘まみ上げて、引っ張ったりしても、それほど嬉しくもないわりに、みゆきさんにも喜んで貰えない。
なので、目は、触りたいけれども、触ると言うパーツには、含めないことにしよう。
と、ここまで来て、やっとオデコなのである。
勿論、みゆきさんのオデコは触りたい。
オデコとオデコを、ゴッツンコなんて、これは最高じゃない。
「あ、みゆきさんの方が、体温高いんだね。」とかね。
そんなの最高じゃん。
でも、気が付くと、そのオデコの硬さに気が付いてしまう。
オデコを触っているつもりが、頭蓋骨を触っていることに意識がいっちゃう訳だ。
或いは、凡がみゆきさんに膝枕をしてあげるのもいいな。
そんでもって、凡の膝に乗っかっているみゆきさんのオデコを、擦りさすりしちゃうんだ。
これは、楽しそうだ。
でも、そこは、凡である。
擦りさすりも楽しいけれど、膝の上に頭蓋骨があるんだよ。
そして、頭蓋骨は、丸いんだよ。
いつのまにか、擦りさすりが、スイカを選ぶときのように、みゆきさんの頭をポンポンと叩いて、その音を聞いたりしてしまうかもしれない。
「あ、みゆきさんの頭、いい音してるね。そろそろ甘くなって食べごろかもだよ。」とかね。
もし、棒を持っていたら、木魚の様に、みゆきさんのオデコを、ポクポクなんて、叩いてるかもしれないよ。
「ナンマイダ、ナンマイダ。ポクポク。」とかね。
あんまり強くたたきすぎて、みゆきさん成仏しちゃったりしてね。
そんな身体の部位なんだ。
オデコと言うのはね。
決して、顔のパーツで言うと、1番目じゃない。
でも、みゆきさんのビデオを見ていると、オデコをウットリとみてしまうことになる。
何とも、不思議じゃないか。
そして、そのオデコを美しいと思う。
そんなことを考えると、やっぱり、みゆきさんのオデコは、不思議だと思えるのであります。
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兎に角ね、オデコ、オデコと言ってもさ、他の人のオデコと、みゆきさんのオデコは、全く以って、違うんだってことだけは、最後に書いておきたいんだ。
およそ、テレビに登場する女優やタレントの中で、あれほど美しいオデコの持ち主は、ただ1人みゆきさんだけだということ。
あのみゆきさんのオデコに触れた風は、きっとマリア様のような慈愛に満ちた穏やかな風に変わるだろう。
その風が、今にも泣き出しそうになっている女の子の髪を揺らすんだ。
その瞬間、女の子が笑顔に変わる。
そんな、オデコの風なんだ。
あのみゆきさんのオデコにかいた汗は、きっとピーチのような甘い香りがするだろう。
熱い夏のプールサイドに、みゆきさんが寝ているとさ、オデコに薄っすらと汗をかくんだね。
その甘い香りに誘われて白い大きな蝶が、みゆきさんのオデコに舞い降りるよ。
プロのカメラマンなら、その瞬間をライカM4で捉えるに違いない。
そんな写真なら、1枚10万円でも売れるだろう。
1000枚焼き増しして、1億円。
お金が懐にガッポガッポで、カメラマン大儲けだね。
そんな、オデコの甘い香りなんだ。
ああ、みゆきさんのオデコを見たいよ。
そして、みゆきさんに会いたい。
もうすぐ、映画館で、夜会「リトル・トーキョー」の上演が始まる。
大きな画面で見るみゆきさんのオデコは、もっともっと美しいんだろうなあ。
と、縁会のビデオを見終わった凡は、大きな画面のみゆきさんのオデコを夢見るのでありました。

コメント

  1. より:

    毎回、凡さんの散散歩歩を読んでいます。
    前回の鎌倉の旅日誌。碧も鎌倉に脚を運んだことがあり。先日、閉店した欧淋館にて、モンブランとブラックオリジナルコーヒーを静謐な空間にて楽しみ、その後、(笑)鳩サブレは買わずに鶴岡八幡宮を巡り歩いたり。それこそ、散散歩の旅人。
    今回のみゆきさんの<オデコ論>。更には、オデコの中にてみゆきさんが妄想しては堪らないと素直に男性の気持ちをかきつづる真剣な筆致に思わず、男性の心を垣間見る思いで、失礼ながら吹き出してしまいました。
    因みに、碧は、アラフォー過ぎの女ですが、みゆきさんのオデコは、女性としての真の強さを醸し出している、みゆきさん、そのものの歴史、シンガーソングライターとして生きているみゆきさんの生きざまを感じます。
    女性として、化粧や髪型を真似したいという気持ちはありまふが、(笑)さすがに唇に、、、等々は、考え至らず。
    初めてコメントしましたが、今回は、殊更、強き男性の心理が綴られ。碧も某かを書こうと。
    ✳️ 元来、写真を撮ったり、絵を描いたり。何よりも文章を散文のみならず、ポエムや短歌(短歌はまだはじめて7年目ですが)、そのうち、ブログでも作ろうかな?と。
    それまこれも、様々な角度から持論、考察を発信出来る、時には、バッシングもあろうかと。
    よくよく、熟慮した上で。
    あっ(*´∀`)♪面白い、おでこ論であった。笑ってオーライ❓️

  2. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、碧さん。
    きゃー、女性の方からコメントを頂きましたよー。
    んでもって、毎回、読んでくださっているって、そんなコメントを見たら、
    もう嬉しくて、ひとりニヤニヤ、デレデレとしてしまいましたよ。
    碧さんも鎌倉へ行かれたんですね。
    んでもって、鳩サブレも、、、、買わんかったんかーい、と大阪風にツッコミをいれてみました。
    鎌倉も、ゆっくり回れば、素敵なところが沢山ありそうですね。
    みゆきさんについては、昔から好きだったと言うより、7、8年前から急に好きに
    なってしまったんですね。
    なので、みゆきさんの事について書くのも気持ちが入ってしまい、妄想も膨らんでしまうんですよね。
    そうだ、碧さんもブログを考えられているとのことで、その際は、是非教えてくださいね。
    情報発信も、今は、いろいろな種類があって悩むところですね。
    それに、碧さんは、写真や絵や、それに散文、ぺエム、短歌と、巾がひろいですね。
    どんな文章を書いたり、どんな写真を撮られたりするのか、と想像したり、妄想したり?
    ということで、コメント頂いて、ありがとう。
    そんでもって、結果オーライ!

  3. より:

    碧も発車オーライ、とばかりに。
    さあ、今までの未投稿作品<駄作>を取り出し、
    眺めている間に、フローリングと天井の間の小さなテーブルが、大量の食べ物のあと。
    あとの祭り。と、ばかりに、気にしてはいながら、
    リトル・トーキョーのブルーデェイを観たりして。
    人は感化されますね。流れも勿論ですが、みゆきさんな手の筋や長い首の筋を眺めて。ツンツンするなら、碧は、ギターをつまびく、指先と。ちょっぴり、妄想。
    ツンツン。碧の室内、今(AM0:28)、つんけんしながら片付け。間もなく就寝です。
    うん。はい。専門家に教わりながら、碧なりの情報発信方法考えます。。。。。。
    Σ(゚∀゚)ヒャー。男性とコメント、わりと真剣にして。きゃーっ‼️

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