1泊2日で片山津温泉へ行く予定だった2日目。
昨夜のホテル阪急インターナショナルのバイキングの夕食で、かなり満足したものですから、朝はゆっくり起きて、さて、どうするかという訳であります。
折角だから、どこかへ行きたい。
朝から考えていると、お昼近くになった。
すると、考える時間が長かったせいか、ミニボンのこころのお天気が曇りかけている。
これはイケマセン。
すぐに行き場所を考えて、京都の車折神社(くるまざきじんじゃ)へ行くことにした。
金運の神様でもあり、芸能人の神様でもある。
兎に角、凡が1番欲しいのが金運だ。
京阪電車で、三条京阪まで出て、そこから地下鉄と京福電車を乗り継いで、車折神社駅で降りたら、もう目の前に鳥居があった。
鳥居をくぐって歩き出すと、参道は狭いけれども、奥に行くにしたがって広くなっている。
説明板に書かれている順序で参拝をする。
(鳥居をくぐって右が本殿)
特に、ここでは、祈念神石というのが有名で、中に石が入ったお守りを両手に挟んでお参りをすると良いという。
普段は、お守りなんて捨てるべきだと考えている凡でありますが、ミニボンが欲しそうだったので、ミニボンは祈念神石、そして凡は、境内にある弁天神社の金満美麗お守りというものを購入。
祈念神石は、いろんな雑誌などでも取り上げられていて、あらゆる願い事を叶えてくれるそうだ。
んでもって、金満美麗お守りは、文字通り金運と美のお守りだ。
お守りはいらないという凡なのでありますが、所詮、お守りはファッションだと思っているので、アクセサリーと思えば、買っても凡の信念に反しないだろう。
有名な神社のお守りも、凡にとっては、キャラクターのストラップと同じである。
とはいうものの、凡は、お守りを否定している訳じゃない。
効果のあるお守りなら大歓迎だ。
凡も、それなら欲しい。
でも、普通に売られているお守りは、ご利益が謳われているけれども、実際に効果があったと聞いたものはない。
世の中には、本当に悩み苦しんでいる人がいて、藁をもすがる思いで、お守りを買ったり、仏像に手を合わせたりしているのである。
その人の切なる気持ちを受け止められるだけの覚悟を持って販売しているのかということなのであります。
ということを、以前書いたので、ヒマでヒマで仕方のない方は、読んでいただけると嬉しいです。
⇒⇒お守りは捨てよう。https://tairabonzou.jp/201006_article_11_html
⇒⇒そうだ、そうるへ行こう。https://tairabonzou.jp/201008_article_4_html
(ちなみに、凡の買ったお守り)
(神社オリジナルのキットカット)
車折神社の本殿をお参りしたら、その奥にある芸能神社へお参りに行く。
天宇受売命(あめのうずめのみこと)をお祀りする芸能神社だ。
アメノウズメというと、みゆきさんの赤と白の衣装で踊る姿を思い浮かべてウットリしちゃうけれども、そんなことをミニボンに言っても関心を示さないので、凡のこころの中だけでニンマリとしたのであります。
(芸能神社)
(芸能神社にみゆきさんみたいな巫女さんがいたら可愛いだろうなあ)
お参りを済ませて、周りにある朱色の玉垣を見て回る。
当然、みゆきさんの名前がないかと思ってね。
玉垣は、神社の周りだけでなく、駐車場をグルッと取り囲むように、かなりの数が並んでいる。
「みゆきさん、みゆきさん、みゆきさん、、、、。」
ずっと見て回るが、遂に発見することが出来なかった。
たぶん、玉垣は奉納していないんだろうな。
それもまた、みゆきさんらしいのかもしれない。
それでも、みゆきさん関係の名前を発見できないかと探したら、無理やりのつながりで、クリスハートさんを発見。
それから、凡の好きな都市伝説の関さんも発見した。
凡は、読んだことがないのですが、ワンピースの最後の麦わらの一味のジンベエの玉垣も見つけた。
これは、まだジンベエが麦わらの一味になる前に奉納されたそうで、それがワンピース愛読者の間で話題になったそうだ。
(都市伝説の関さん)
(みゆきさんの曲をカバーしているクリスハートさん)
(麦わらの一味)
そんなことをしていたら、玉垣の名前を探す2人の着物姿の女の子。
近づくと外国人だった。
京都で着物を着ている若い女の子を見つけたら、ほぼ間違いなく外国人である。
ちょっと嬉しいね。
後姿をパチリとアイフォンで撮ったら、ミニボンが冷たい目で凡を見た。
ここの芸能神社の玉垣は、13000円で2年間掲げていただけるそうだ。
もし、みゆきさんの玉垣があったなら、凡も奉納していたかもしれないな。
みゆきさんの玉垣の横に、凡の玉垣。
最高だろうな。
とはいうものの、横並びは無理か。
さて、当初の予定の車折神社で金運祈願もやったので、ぶらぶら歩いて広隆寺へ行ってみることにした。
この辺りは、昔、秦河勝を代表に、大陸からやってきた渡来人が活躍していた土地のようで、歴史に興味なる人にはロマンあふれる魅力的な場所だ。
広隆寺も、秦河勝が聖徳太子に仏像を賜ったことが発祥となっているようだ。
(広隆寺境内)
広い境内に観光客はいなくて、奥まで行くと霊宝殿があるので拝見してみることにした。
入館料1人800円。
かなり高い。
中に入ると、ものすごく暗くて、仏像が展示されているのですが、その説明文も目を細めなきゃ読めない。
いくら保護のためといえども、暗過ぎやしないかと思う。
霊宝館は、広い1部屋だけなので、これで、また言うけれども800円は、その価値の解らない凡にとっては、高いなと思う。
とはいうものの、教科書にも登場する国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像を見ることが出来たのは、まあ良かったか。
さて、広隆寺を出なたら、近くに行ってみたいところがある。
蛇塚だ。
もともとこの辺りは、古墳が多い地区で、この蛇塚も、前方後円墳であったものが、その盛り土が風化してしまって、中心の石室だけが残っているものだ。
京都市内に古墳というのは、歴史を知らない凡にとっては新鮮に思える。
石室も、全国4位の大きさだという。
なので、それを見に行こうと思うのだけれど、お昼も食べていないので、遅めのランチ。
近くにあった天下一品さんで、こってりと唐揚げのセット。
これぐらい軽いだろうと思ったが、ずしんと腹に堪えた。
加齢による胃腸の機能の低下を感じた。
(蛇塚古墳は、住宅街の中にポツンとある)
そんでもって、先に書いた蛇塚を見学。
もう、そろそろ帰ってもよいころなのだけれど、折角だからと、木島坐天照御魂神社へ行ってみることにする。
木島坐天照御魂神社は、天之御中主神をはじめとする4柱をお祀りする神社ですが、京都人には、その本殿の横にある蚕ノ社(かいこのやしろ)の方が解りやすいかもしれない。
蚕ノ社は、またしても秦氏関係の神社で、養蚕の神様をお祀りしているそうだ。
(本殿)
(三柱鳥居のある空間)
(三柱鳥居)
そんでもって、凡が来たかったのは、その本殿の左横にある三柱鳥居だ。
鳥居が3つ重なった形をしていて、何故、そんな形をしているのかは、今もまだ解っていない。
というか、キリスト教(景教)のなごりだとか、いろいろムー的な解釈がされていますが、これはロマンを感じますよね。
凡が行った時は、観光客も誰もいなくて、本殿の横に竹垣で入れない場所に静かに存在していた。
そこでしばらく、その聖地の波動を感じていたかったが、歩くのに疲れたミニボンが、もう先に行ってしまったので、諦めてミニボンを追いかける。
さて、そろそろ帰ろう。
地下鉄の駅まで歩いて、三条京阪まで行って、そこから京阪で自宅まで帰る。
三条京阪では、SIZUYAのカルネを買ってしまった。
これもまた京都観光の名物の1つだものね。
ということで、地震で行けなかった片山津温泉のための2日間を、バイキングと京都観光で埋め合わせをした話でございました。
長々と、お付き合いくださいまして、どうも、ありがとうございました
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コメント
地震のせいですっかり予定が狂ってしまわれましたね
被害に遭った方に比べるとまだ良いとは思いますが、それでも実際は被害に遭われていないのだから予定通り片山津温泉へ行きたかったですよね
実は大昔ですが、台風で尾瀬に行かれなかった事があります
それとやはり台風でセブ島に行かれなかった事があるんです
セブはショックが大きかったです
しばらくは立ち直れませんでしたよ(T_T)
でもちょこっとでも京都に行かれたのは良かったですね
電車ですぐっても羨ましいです
自分もたまには行きたいのですが、あの混雑を考えると二の足を踏んでしまいます・・・
ありがとう、ゆけむりさん。
ゆけむりさんのように、海外旅行に行かれなかったら、それは、かなりショックが大きいでしょうね。
私の場合は、国内の、しかも1泊2日ですが、それでも粘着質の私は、後々まで引きずってしまいます。
2日目は、もっと早く起きて、日帰りでも、少し遠出をすれば良かったなと思います。
京都は、近すぎました。