平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(810)上海で中華料理の夕食を食べない旅(7)。

6月11日(日曜日)。
上海に着いた次の日。
朝から、静安寺と豫園を観光して、次はジャッキーチェン博物館というものへ行こう思うのであります。
何故、香港じゃなく上海でジャッキーチェンなのかは、謎なのではありますが、香港映画が好きだし、ジャッキーチェンも好きだから、これは行ってみたいのであります。
地下鉄の豫園駅から新天地駅で乗り換えて、大渡河路駅で降りる。
地上へ出たのは良いが、この駅からどっち向きに歩けば良いのかが解らない。
ガイドブックの地図と、アイフォンのマップを使って、何とか方向だけは探すことが出来た。
途中、何か食べるお店を探すが、3軒ほどあったお店は、それほど美味しそうな感じじゃなかったので、スルーして歩く。
ガイドブックでは、ジャッキーチェン博物館まで徒歩10分と書かれているが、なかなか着かない。
ようやく、この辺りかなと思ったところには、大悦城・JOYCITYという大きな商業施設があった。
そうだ、ここで何か美味しい物でもあれば食べようと思って、大悦城の中を探してみたけれども、ちょうど改装中で、お店は休んでいた。

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(ジョイシティ)
仕方なく、周りを歩いて見ると、「味千ラーメン」があった。
この味千ラーメンさんは、昨年に香港に行った時も見かけたことがあって、どんなお店だろうと興味があったのです。
味千ラーメンさんに今まで入ったことのなかったというか、知らなかった凡は、或いは、海外ブランドのラーメン屋さんなのかと思っていたのであります。
なので、1回は行ってみようと思ったのです。
海外のラーメン屋さんにね。
後で調べると、熊本を中心に83店舗を展開されているそうです。
大阪にも何店舗かあったので、今度また行ってみようかな。
そんでもって、これも後で知ったのですが、中国では人気のお店らしく、中国国内に37店舗展開されています。
そんな味千ラーメンさんがあったので入ってみた。
かなり広い店舗で、他の人のテーブルを見たら、焼きめしなどのメニューも美味しそうだ。
とはいうものの、ここは初めての味千ラーメンさんなんで、やっぱりラーメンだろう。
焼き竹の子ラーメンというのがあったので、それを注文。
39元。
ただ、目の前に提供されたラーメンを見ると、焼き竹の子らしきものが乗っていない気がする。
シナチクは、入っているけれど、これは焼き竹の子じゃないし。
チャーシューは、かなり分厚く、味もしっかりしている。
とんこつのスープの味も美味しい。
メニューを見ると、サイドメニューなどが充実していて、なかなか良いお店である。
ただ、今日の凡には、ちょっと量が多すぎたかな。
と、これは贅沢な感想。

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さて、お店を出たら、ちょっとコーヒーでも飲みたくなったので、近くにあった太平洋珈琲さんに入る。
カウンターで注文して、自分で席に持って行く今風のシステムだ。
アイスカフェオレ。28元。
ふと、壁を見ると、「一杯、一会、一世界」と書かれていた。
「一会」って、ここでも何故か、みゆきさんを発見してしまう。
ちょっと、良い気分だね。
と、これは、みゆきさんファンじゃないと解らない話。

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(壁に一会の文字があって、嬉しい)

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さて、そろそろジャッキーチェン博物館に行こう。
警備員さんに聞いた道を行ったのだけれど、ふと道路を挟んだ向かいを見たら、ジャッキーチェンの写真が建物の側面に貼られている。
何のことは無い、大悦城の道路を挟んだ向かいにあったんだ。

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ジャッキーチェン博物館の入口で入場料を払う。
158元。日本円で2600円ぐらいなのかな。
思わぬ値段の高さに驚く。
とはいうものの、目の前まで来て入らないのも意味がない。
チケットと一緒に記念品の小さな袋をくれた。

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(なんで、顔がゴールド?)

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ジャッキーチェン博物館は、JC FILM GALLERYとも書かれていた。
このJCとは、ジャッキーの事である。
中に入ると、ジャッキーチェンの生い立ちから、撮影で使った道具などを、順を追って見ていく格好になる。
好きな人には、面白いけれど、そうでない人には、158元は、高いと思うだろう。
最後の方で、白い湾曲したテーブルがあった、何だろうと見てみる。
でも、英語と中国語なので、意味が解らない。
こんな簡単な英語も解らないなんて、寂しいなあ。
ただ、入口で貰った小さな袋に関係してるなと思ったので、その小さな袋を開けてみると、果たして、1元硬貨と、JCの刻印の入った木製のピンバッジが入っていた。
この1元硬貨を使って、このテーブルで遊べということなのだろう。
その遊ぶ意味は、寄付なのか、お願い事をするのか、凡には解らなかった。
コインをテーブルの端っこに乗っけると、クルクルと回って、真ん中の穴に落ちる。
そのクルクルと回るバランスが、単純に面白い。

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(コインを落として回すテーブル)

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(コインのテーブルの説明)

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(入口で貰ったジャッキーの1元コイン)
このジャッキーチェン博物館の感想は、内容と入場料がちょっとバランス悪いなという感じかな。
凡が特に気に入ったのは、最後にジャッキーチェンがやっているスタント集団があるのですが、その映像が、ほんの3分かそこいらあるのですが、これが面白かった。
ジャッキーのスタッフのスタントの練習の映像なのですが、「あんた、そんなことしてたら死ぬよ。」というビックリするぐらい痛そうなものばかりなんです。
あの映像は、もっと見たかったなあ。
さて、ジャッキーチェンの博物館も見たし、でも少し疲れたなあと思う。
豫園で買ったお茶などもあるし、一旦、ホテルに戻ろう。
タクシーを捕まえて、ホテルまで移動。
タクシー代、28元。
ホテルに着いて、ドアを開けたら、昨夜は自動で開いたカーテンが開かない。
変だなと思って、部屋の電気を点けようとしたら、あれ電気も点かない。
部屋中の電気が点かない。
仕方がないので、フロントに電話をした。
「ライティング、ノー、パワー。」
こんなんで通じるのかと思ったが、英語が話せないので仕方がない。
フロントのお姉さんに、何度言い方を変えて言っても通じない。
「Wi-Fi?」とか聞いてくる。
凡のライティングという発音が、ワイファイに聞こえたのだろう。
どうにも不思議だが、そういうことだ。
なので、Lの発音を意識しながらライティングと言ってはしたものの、やっぱり通じない。
どうにも、日本語の滑舌の悪い凡は、英語でも滑舌が悪いということを知った。
そんなやり取りを続けたら、兎に角、誰かを寄こしてくれるというふうなことになった。
なんだけれど、なかなか来ない。
んでもって、またフロントへ電話をしたら、まだ来ないのかという風な感じで、すぐに行くという。
すると、こんどはフロントのお姉さんが、すぐにやってきた。
電気のスイッチを確認したら、これは故障していると解ったのだろう。
そして、遅れてエンジニアとうい人も来たので、フロントのお姉さんがエンジニアさんに説明をした
調べている間、フロントのお姉さんは、もしダメだったら、部屋を交換しますというようなことを言った。
でも、すぐに、エンジニアさんは、クローゼットの上の扉を開けて、配電盤を触ったら、一気に全部の電気が点くようになった。
ブレーカーが落ちていたのだろう。
落ちるようなこと何もしてはいないのだけれど。
でも、それでようやく外出できるようになった。
17時35分ごろホテルを出る。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    味千ラーメンですか
    なかなか美味しかったようですね
    海外で食べる日本の味もまた一興ですね
    それにしても入場料2600円はお高いですね
    中国の所得水準を考えたらかなり高いような気がしますが、富裕層を相手にしているんですかね?
    海外ホテルでのアクシデント、これは辛いですよね
    ブレーカーが落ちたようですが、部屋にブレーカーがあるなんて知りませんでしたよ
    自分は一度ホテル全館が停電し、スーツケースも開ける事が出来なかったって事がありましたっけね(笑)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    本当は、上海の料理を食べたかったのですが、見つけられなかったというか、決めきれなかった結果のラーメンでした。でも、まあ香港で見かけて、1回は入ってみたかったので良かったです。
    んでもって、ジャッキーチェンの博物館の入場料は高いですよね。私も入口でビックリしました。そのお陰か、空いていて見やすかったですけどね。ジャッキーチェンが好きでなかったら、怒りだしてますね。
    ホテルのブレーカーが落ちていた理由は不明なんです。何もしてないのに。そんでもって、高級ホテルなのに。
    ブレーカーは、クローゼットの上の板を外したところにありましたよ。他のホテルにもあるのかな。
    私も、ジョクジャカルタで1度停電に遭遇したことがあります。でも、ちゃんと部屋にローソクが置かれてました。しょっちゅうあることみたいでした。

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