平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(757)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(263)12月12日~14日編。

中島みゆきさんの夜会vol.19「橋の下のアルカディア」の内容について、今までに書いたものも、もしお時間ありましたら、みゆきさんの好きな方は、覗いてみてくださいませ。

11月21日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201611_article_16_html
11月28日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_2_html
11月29日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_4_html
11月30日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_6_html
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今年は、中島みゆきさんの夜会vol.19「橋の下のアルカディア」に、7回見に行く予定だ。
そして、もうその4回が終わってしまった。
あと、3回残すのみである。
夜の星を見上げて思う。
織姫さんも彦星さんも、そこにいるのかい。
「あんた達、可哀想だよね。気持ち解るよ。解る。つらいもんだね、1年に1回しか会えないなんて。一緒に叫ぼうよ。神様の、バカヤロー!ってさ。」
そんなことを夜空に向かって言ってみても、どの星が、織姫様やら、彦星様やら、見当もつかないよ。
ベランダでいたら、体が冷えて、指先が冷たくなってくる。
不思議なものだね、やっぱり先の方から冷えてくるんだよね。
遠くで犬が吠えている。
あの犬のやつ、何を考えて吠えてるんだか。
さて、明日から3夜連続で、みゆきさんの夜会を見に行く。
今までの4回は、奇跡的にも最前列だったり、前から3列目だったり、みゆきさんを間近で見られる最高な席だった。
明日からの、席は少し遠めだったり、2階席だったり、今までよりも、みゆきさんから遠いんだよね。
でも、会場という同じ箱の中にいられるだけでも、幸せではある。
でも、これでまた、1年間、みゆきさんを見ることが出来なくなると思うと、凡は、彦星になった気持ちである。
とはいうものの、彦星さんは、織姫さんに、愛されているが、凡の場合は、みゆきさんは、凡のことを、認識もしてない。
彦星さん、あんた、意外にも幸せなのかもよ。
とはいうのの、いつの日か、みゆき星に愛されるときがくると、夢見る凡星なのでありました。
「あ、流れ星。」(子供)
「あれはね、凡星っていうのよ。好きな人に会えないまま、流れちゃったのよ。」(お母さん)
「ふうん、悲しい星なんだね。」(子供)
「違うわよ、ただのバカな星なのよ。」(お母さん)
なんて、会話が聞こえてきそうなので、ベランダから部屋に戻った。
やっぱり部屋は暖かい。
ミニボンが、トンカツを揚げる油の匂いが、部屋の空気に充満していた。
このバカの為に、ご飯作ってくれて、ありがとうね。
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さて、そんな夜が明けまして。
12月12日(月曜日)。
いつものように、11時20分発の、ピーチで関空から成田空港まで移動。
またしても、1000円のリムジンバスが一杯だったので、京成の羽田行きの特急に乗った。
もう、成田からのバスは、予約なしで行って、すぐに乗れるという状況では、なくなってしまったのだろうか。
新橋でメトロに乗り換えて、赤坂見附まで移動して、そのまま今日のホテルにチェックインした。
今日のホテルは、「全国町村会館」さん。
最寄りの駅は、永田町なのですが、赤坂見附からでも、歩いてすぐだ。
なので、夜会のあるACTシアターからも歩いて帰ることができるので決めた。
3泊4日で、日によって値段は違うけれども、3泊合計で、税込み24100円なので、1泊8000円弱見当だろうか。
今までの凡のホテル代から言うと、少し高めですが、前回も今回も、赤坂という場所を優先したので、こんなものだろう。
さて、ホテルの感想だ。
全国町村会館というぐらいだから、いくらかは公共的な部分のある施設なのだろうか。
とはいうものの、そういう公共的な施設には、すごく良いものがある場合がある。
この町村会館も、そうだ。
結果から言うと、すごく良かったです。

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まずは、ホテルに着くと、建物自体が大きい。
なので、全体的にゆったりとした造りになっている。
部屋の広さも十分だし、天井が高いので、圧迫感はない。
バス、トイレも広く、最後の日に、バスタブが、ゆったりしているので、お湯を溜めて浸かってみようかと思って、お風呂に入ったときに気が付いたが、バスタブは、ホーローなのか、叩いてみたら金属製だった。
シャワーも、洗面とお湯を共用していないので、単独でお湯の温度が調節できる。
また、バーコーナーもあって、ウイスキーが戸棚にセットされていて、冷蔵庫の中も、ビールやジュースが、充填されている。
細長いガラスの窓があって、そこから目の前に、これは後でそうだと解ったのですが、国立国会図書館があって、その向こうに皇居、そして、右の端には、国会議事堂が見えた。
さすが、永田町にあるホテルである。

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また、ハードな部分だけでなく、掃除などのソフトな部分も、気遣いが、行き届いていた。
少しだけ不便だなと思ったところを付け加えると、部屋の照明が、やや暗い。
デスクも広いのですが、読みものなどをするときは、暗いかな。
勿論、電気スタンドの貸し出しは、ちゃんとあるのですけれど、頼むのが面倒くさい。
それと、コンセントの差込口が、洗面に1か所、そして、デスクに1か所だけだ。
できれば、デスクの1か所に、二股ソケットでもあれば良かったかな。
そんでもって、これは個人差があるが、トイレの便座が、安いビジネスホテルに比べたら大きいけれど、もう少し大きければなあと思う。
ということで、泊る前までは、ビジネスホテルと思っていたのですが、これは普通のホテルですね。
あ、そうだ。
次の日の朝に、ドアの前に新聞が置かれていたのですが、日本経済新聞だった。
さすが、永田町。
さて、チェックインしてみて、思ったよりホテルが良かったので、今日からの3日間を快適に過ごせそうだと思いながら、ACTシアターに向かって歩き出した。
入り待ちをするためだ。
時間は、15時55分ぐらいだろうか。
タクシーが来て、みゆきさんが降りた。
今日は、半身ではなく、180度、振り返ってくれる。
そこで、凡は感じた。
「何か、少し疲れているような。風邪でも引いたのかな。」
そして、入口に立つと、また180度、こっちに振り返って手を振ってくれた。
可愛い。
でも、可愛いけれど、何か、元気ない感じなんだ。
少し、心配である。
凡の、気のせいであれば良いのだけれど。
さて、今から、今日になって、ふと思いついたことを、やってみようと思う。
みゆきさんへのプレゼントだ。
今まで、コンサートや夜会でも、出演者への花束やプレゼントを受け付けていた。
それは、知っていた。
今回も、アナウンスで、それが流れていた。
とはいうものの、凡は、今まで会場ではプレゼントをしたことがない。
何故かと言うと、DVDの「歌旅2007」だったと思うのだけれど、その中のメイキング映像で、みゆきさんが、ファンからのプレゼントを他の出演者と見て、喋っているシーンがあったのだけれど、その時の映像の雰囲気から、これは、みゆきさんは、プレゼントを持って帰ってないなと感じたのです。
それは、そうだよね。
もし、みゆきさんが、貰ったプレゼントを、全部、家に持ち帰っていたりしたら、プレゼントを置いとくために、別に家1軒建てなきゃいけなくなるものね。
なので、まあ、プレゼントは、別にいいかと思っていたのです。
でも、今回は、赤坂に泊まっているので、時間もある。
それに、今までACTシアターの受付を見ていても、そんなにプレゼントを、預けているようにも見えなかったのです。
詰まりは、プレゼントの数が少ない。
ということは、みゆきさんに、見てもらえる可能性もあるということだ。
これは、やってみても面白いかもと思ったのであります。
ということで、そのプレゼントに添える手紙や、シールを買いに銀座の鳩居堂に行った。
なかなか、迷いますね。
気持ちは、好きな人に渡す手紙を悩む女子高生である。
今回の夜会には、「すあま」という猫が登場するので、猫の絵の入った便箋を買う。
あ、そうだ。
お昼は、鳩居堂に行く前に、銀座で食べました。
折角の、銀座だから、豪華にうな重でもね。
銀座と言えば、竹葉亭もあったな。
2度ほど、30年ぐらい前に行ったことがあるけれど、美味しかったなあ。
とはいうものの、今は、鰻と言ったら、これは値段が高くなりましたね。
もう、普通じゃ食べられないよ。
なので、銀座の吉野家で、うな重を頂く。
まあ、銀座だし。
まあ、鰻だし。
しかも、2枚乗せだし。
一応は、銀座でうな重の目的は達成。

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と、ここにお昼の、ご報告をいたしまして、便箋も購入いたしまして、ホテルに戻る。
ホテルに戻るまえに、コンビニに寄って、チョコを買う。
このチョコがプレゼントだ。
明治のマカダミアナッツのチョコ。
何故、マカダミアなのか。
今回の夜会は、「橋の下のアルカディア」だ。
アルカディア。
マカダミア。
似てない?
そんなメッセージを添えて、プレゼントを作った。
勿論、凡の名刺も貼ってね。

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プレゼントに、コンビニで売っているチョコなんて、安物で良いのかなと思うのでありますが、この程度が適度なのかもしれません。
凡は、今までも、みゆきさんにプレゼントを贈ったことがある。
初めてプレゼントを、ファンクラブあてに贈ったのは、誕生日だった。
ミニボンが、友人にプレゼントするつもりで買った宝石の色をした石鹸が余っていたので、それを贈った。
それが、面白くなって、クリスマスなどにも贈るようになった。
でも、既成のものじゃ面白くない。
なので、凡のオリジナルデザインのものを贈るようにした。
凡自身では、凡という人間を、みゆきさんにアピールするという目的もあった訳で、それならオリジナルデザインが良いだろうと思ったのだ。
でも、贈るものについては、どうでも良かったのです。
そのプレゼントを見て、みゆきさんが、「クスリ」とでも笑ってくれればと思ってね。
それが、思いだった。
みゆきさんに、見えないけれど、みゆきさんの自宅でも、事務所でもいいので、凡のプレゼントを見て、「アホ」と言って欲しかったのです。
「アホ」という言葉は、意味としては、アホということなのだけれど、これが、愛している人に使う場合は、少なくとも大阪では、最上級の褒め言葉というか、「愛してる」という意味になるのである。
その人を知った上で、それでも、そのアホを許した時に出る時の言葉「もう、凡ちゃんの、あ、、、ほっ。」ってね。
そんな言葉を、みゆきさんに言ってほしかったんだけれど、現実は、みゆきさんは、凡の事を愛しているなんてことは妄想の、また妄想で。
凡という人間を認識すらしていないのが現実だ。
そんな、知らない人から、アホなプレゼントを貰ったら、気持ち悪いよね。
凡も客観的に、凡のプレゼントを見たら、気持ち悪い。
そう考えたら、贈るのを躊躇うようになった。
なので、記憶では、昨年のオリジナルスタンプから、贈ってはいない。
でも、今回の夜会のプレゼントは、チョコだからね。
まあ、プレゼントに食品を贈るのは、どうかとは思うのではありますが、気持ち悪いというか、信用できないものね。
とはいうものの、安物のチョコだし、要らなければゴミ箱に捨ててもらえればいい。
チョコとメッセージを読んでもらって、「クスリ」と笑って貰うことが目的なんだもの。
ということで、今回は、プレゼントを贈ることにしたのであります。
さて、果たして、プレゼントは、みゆきさんまで、届くのでありましょうか。
そんでもって、みゆきさんは、凡のプレゼントで、「クスリ」と笑ってくれるのでありましょうか。

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今までに贈った、それぞれのプレゼントのブログについては、もしお時間がありましたら、覗いてみてくださいね。
気持ち悪さが伝わってきて、面白いですよ。

初めての宝石の石鹸のプレゼントは、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201402_article_8_html
2回目の、オリジナル名入れの鉛筆のプレゼントは、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201412/_article_8_html
凡のオリジナルデザインによるTシャツのプレゼントは、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201502_article_6_html
急に思いついた凡のオリジナルデザインのスタンプのプレゼントは、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201505_article_1_html
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そんな訳で、プレゼントを作ったら、もうそろそろ、会場に行く時間だった。

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平 凡蔵。へのファンレターや
       お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    全国町村会館なんてホテルがあったんですね
    全く知りませんでした
    お値段は若干お高いですが、その分良いホテルだったようですね
    最近吉野家は行ってないけど、鰻は通年メニューにあるのですかね?
    あっ、プレゼントのチョコ、これは絶対クスッっと笑ってくれそうですね(笑)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    そうなんです全国町村会館なんて名前を聞くと、イマイチなホテルかなと思うのですが、かなり良かったですよ。
    次も、夜会が赤坂であるなら、ここを利用したいです。
    同じ赤坂にある、同じように半分公共的な名前の富山県赤坂会館は、掃除が全くできてなかったので、もう利用したいと思いませんが、同じ公共的なホテルでも、こんな全国町村会館のような良いホテルもあるんですね。
    それと、私が行ったときは、吉野家で鰻をやってましたよ。
    お店にもよるのかもしれませんね。
    それから、チョコは、笑ってくれたら良いのですけれどね。
    食料品だから、食べてもらうのはハードル高いかもしれませんが。
    見るだけでも、見て欲しいなと、これは願望なんですよね。

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