平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(718)キリストの墓、恐山の旅・意味不明なルートなのね。(5-2)

※字数制限のため、2分割してアップしました。
前のページからの続きの文章です。

それでも、まだ時間があるので、お寺をでて、入る前に食べた食堂で、ラーメンを食べた。
そんでもって、それでも時間があるので、バス停の休憩所へ行く。
行きの電車で一緒だったマレーシア人の夫婦や、同じバスで乗ってきた20代の1人旅の女の子もいた。

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女の子は、ウオーキングをするときに背負うようなリュックにカーキのズボン、薄手のカーディガンをして、ウォークマンを聞きながら、テーブルにうつ伏せになって寝ていた。
枕にした手を見ると、指が細くて綺麗だ。
女性の指は、こうでなくちゃいけない。
細くて、白くて、長い。
凡が、その手をぎゅっと握りしめたら、ポキリとおれてしまいそうなのが女性の指と言うものである。
因みに、ミニボンの指はと言うと、これは仕方がない。
何が、仕方がないのかは、悲しいから止めておこう。
それにしても、そんな綺麗な指の若い女の子が、1人で恐山とは、ひょっとしたら、変わっている女の子なのかな。
というか、女の子の方が、よっぽどか勇気があるよね。
つくづく、そう思う。
マレーシア人の日本人の奥さんと話していたのですが、この恐山のバスの時間が難しい。
というか、これも実際に行ってみないと、恐山でどのくらいの時間が必要なのかとか、実感として解らないからね。
仕方がないことではある。
それに、これが旅の面白いところでもあるのである。
恐山に着いたのは、11時58分だ。
それから、恐山を観光したとして、次の帰路のバスの時間は、13時00分だ。
ということは、1時間しかない。
ここで、しかないと書いたのですが、「しかない」のか「もある」なのか、行く前は、解らないんですよね。
凡は、「しかない」と思った。
実際に、ゆっくりと回ったら、1時間は掛かる。
それに、お昼も食べたいし、温泉も入りたい。
となると、1時間じゃ無理だろう。
なので、凡は、その次のバス、15時50分を選択した。
これなら、せっかくの恐山をゆっくりと見て回れるし、食事も出来るし、温泉も入れる。
とはいうものの、3時間50分あるのだ。
これらをこなしても、まだ時間が余るのである。
難しいね。
さて、15時50分のバスで戻る。
16時30分、下北駅着。
下北駅、17時05分発。
野辺地駅、18時02分着。
野辺地駅、18時07分発。
青森駅、18時56分着。
一旦、ホテルに戻る。
どうも、今日は肉が食べたい。
焼き肉が、脳なのか身体なのかが、欲しているのだ。
なので、昨日1人でも入れそうな焼肉屋を見ていたので、そこへ行ってみたが、満杯だった。
仕方なく、周りをウロウロするも、決めかねて、昨夜に行ったホテルの1階の食堂に行くことにした。
今日は、食堂もお客さんが沢山いて、会社の仕事のグループ、女性の2ん組、女性の1人旅など、、、、ん?女性の1人旅とは、それも40歳ぐらいの美人だ。
ただ、凡が入ったら、すぐに出て行った。
まあ、それは置いておいて。
食道のお姉さんに、晩酌セットの内容は、昨夜と同じなのかを聞いたら、違うと言う。
なので、今日も晩酌セットを注文。
ただ、途中でお姉さんと、奥の調理のお姉さんのやり取りを聞いていると、どうも凡の為に、内容を変えてくれているようだった。
とはいうものの、もともと、晩酌セットは、毎日とは限らないかもしれないけれど、メニューにも、日替わり、または週替わりと書かれている。
日か週か、どっちやねんと、突っ込みたくなるが、凡には、替えてくれたので、嬉しかった。
さて、今日の内容は、まずは突き出しのようなもの、そして、ニシンの煮つけ、最後は、イカリングなどの揚げ物。
それに、ビールが2杯。
これで1500円だから、これなら毎日来たいなと思う。
お姉さんに聞いたら、この晩酌セットにハマって、宿泊者以外の人も、よく来店されるとのことだった。
分かる気がする。

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(まず、1皿目)

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(これも美味しかったなあ。煮つけというのが良いですよね)

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(ここで晩酌セットは、終了)

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(青森地酒のじょっぱり)

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(追加の、豚の生姜焼き定食)
青森のお酒があったので注文。「じょっぱり」
サラッとしていて美味い。
どんな料理にも合う感じで、日本酒っぽくない。
ワイン的なのかな。
そして、まだ食べたかったので、そしてラストオーダーなので、生姜焼き定食を注文。
これも、生姜焼き以外に、小鉢が充実していて、なかなか美味しかった。
この食堂の料理は、どれを食べても、手作り感があって、しかも美味しい。
また、青森に来ることがあったら、ここで食事をしようと思う。
ただ、閉店が早いのが、残念なところ。
長居したくなる店なのかもです。
さて、部屋に戻って、明日の予定でも考えよう。
明日は、いよいよ大阪に帰る日である。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    着いてすぐにカレーを食べたのに、今度はラーメンですね!
    凡蔵さんもかなり召し上がりますね(笑)
    若い女性の一人旅ですか?
    勇気があると言うか、何か訳ありなんでしょうかね?
    ところで恐山のイタコはいなかったんでしょうか?
    亡くなった方の霊を自分に憑りつかせる技を見たいですよね!
    夜は焼肉気分なのに、満席で入れない
    これはガッカリですよね
    でも、晩酌セットがこれまたナイスで、〆の生姜焼きも小鉢が充実していて嬉しいですね
    マカロニサラダかな?
    こんなので一杯飲るのもまた良いんですよね!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    カレーとラーメンは、両方とも好きですしね。
    こんな食堂を見たら、食べてみたくなります。
    それに、時間はたっぷりあるし、途中、ずっと歩いたり、温泉入ったりしてるし、ラーメンが入る余裕はあったんですよね。
    若い女の人の恐山は、スゴイですよね。
    何に惹かれて来たのだろうと思いました。
    だいたい、女の人の方が、度胸ありますよね。
    海外に行ったときも、私も、どうしようかなと躊躇するようなお店にも、キャピキャピ言いながら入って行ったり。
    何か楽しそうにやっている。
    私なんか、ドキドキで、お店に入ったり、食べたりしているのに。
    それから、イタコは、普段は恐山には、いないそうです。
    それに、年々、やる人が減ってきて、今は、数人しかいないそうです。
    それと、聞いた話では、お祭りなどの時にやるそうなんですが、その日は、朝から長蛇の列だそうですよ。
    朝から、何時間も待つそうです。
    私も、恐山と言えば、イタコというイメージだったので、そこは少し残念です。
    一度、見てみたいですよね。
    これは興味ありますよね。
    それから、この夜は、肉気分だったのですが、でも、晩酌セットがあったので、救われました。
    焼き肉のお店は、前の日、1人でも行ける店を見つけてただけに、ちょっと残念ですが。
    それと、生姜焼き定食のサラダは、スパゲティのマヨネーズ和えでしたけれど、こういうの好きなんです。
    ポテトサラダなんかも、、お酒のアテには、何か合うんですよね。

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