平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(636)台北ピーチ2990円の旅。(1)

5月8日から10日にかけて台北に遊びに行ってきました。
その時のレポートを、アップしたいと思います。
もしよろしければ、お付き合いくださいませ。
さて、そもそも台北に行くことになったきっかけなのでありますが、それは5月の1日のことであります。
たまたまネットを見ていたら、ピーチ航空でセールをやっていたのです。
見ると、関空から台北まで、片道2990円ではないですか。
凡は今まで、ピーチなどの航空会社がセールをやっていることは知っていたが、実際に利用したことはなかった。
休みが取れなかったからだ。
でも、今は時間がある。
パートに行っているミニボンにメールを入れた。
すると、行きたいという。
そこで、すぐにチケットを押さえたのであります。
ただ、問題は、8日はミニボンがパートに行かなければいけない日だった。
でも、早番で、いつもなら2時ぐらいには終わる。
飛行機は、関空、18時10分発である。
そこに一抹の不安はあるが、たぶん間に合うだろう。
そして、ホテルは台北駅に近いという理由で、コスモスホテル台北を予約した。
初めて、ブッキングコムというサイトを利用。
予約を決めた時は、2990円の旅行だから、行けただけで良いじゃないというような話をミニボンとしていたのですが、日にちが迫ってきて、さあ出発となると、いろいろと行きたいところも出てくる。
とはいうものの、そこは抑えよう。
今回の、台北のしたいことをミニボンと決めた。
ミニボンのしたいことは、奇岩が有名な野柳という風景特定区に行くことだ。
そして、凡のしたいことは、その野柳に近い金山というところにあるテレサ・テンのお墓にお参りをすることと、西門と言う場所にあるビビアン・スーの弟のやっているラーメン屋に行くこととした。
さてさて、ミニボンと凡のしたいことは、果たして出来るのでありましょうか。
そして迎えた8日の出発の日。
ミニボンは、朝からパートに出かけた。
凡は時間を見計らって、待ち合わせ場所の京阪電車の京橋に行く。
ミニボンの仕事が早く終わっても対処できるように、13時15分ぐらいに行った。
そしてミニボンのパートが終わって、14時40分ごろ京橋で無事合流。
そのままJRの天王寺へ行き、特急はるかで関空に向かう。
車内でパンを食べる。
(天王寺から関空まで、特急料金を入れて、2人で4720円)
関空へ着いて第2ターミナルへ連絡バスで移動すると、ピーチのチェックインの機械の前に、列が出来ていた。
ピーチは、チェックインの時間が、きっちり決まっているんですね。
なので、1分前でも受付けないし、1分遅れても受け付けてくれない。
16時10分。
無事チェックイン完了。
第2ターミナルの出国前のフロアには、さして見るものもないので、そのまま手荷物検査と出国審査を通って、搭乗の待合に移動。
ここで、お土産や化粧品などを見て回るが、時間が余ってしまった。

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そして、定刻に飛行機に乗り込む。
座席は、また別料金がかかるが、予約しておいた。
後ろから2列目の通路側2席。
(600円/1人座席指定料)
空港料金の2990円を考えると高い気がするが、でもこれが正解で、凡とミニボンの2席の横の窓際の席は空席で、更に後ろも空席だった。
他は、凡の左がわも、後方2列は空席があったが、他は全部席が埋まっていたので、これは幸先がいいですよね。
座席は、以前に国内線で乗ったときよりも、前後のスペースが、3、4センチは広いような気がしたが、実際のところはどうなんだろう。
18時10分、関空発。MM29便。
20時02分、台北着。(台湾桃園国際空港)
日本と台湾は、時差が1時間ある。
この20時02分に台北着と言うのは、台湾時間で、日本時間に直すと21時02分ということになって、3時間弱のフライト時間ということになる。
片道2990円。(燃油サーチャージなし)
関空国際線旅客サービス施設使用料、1230円。
関空旅客保安サービス料、310円。
座席指定料、600円。
LCCが始まったときは、テレビなどで、座席の狭さと、サービスをしないということを取り上げられていたが、ピーチでは、CAさんは、ちゃんと笑顔でお手伝いをしてくる。
それに、何といっても可愛いし。
あのピンクとホワイトの制服のコントラストが、これまたその可愛さを引き立たせてくれる。
そんなウキウキ気分で、飛行機が安定飛行に入ったら、機内サービスを注文した。
ミニボンは、千房の大阪オムそば、900円。
凡は、春まるごと御膳・釜飯風、900円と、ビール。

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機内食の料理は、注文してから20分ほど時間がかかるそうです。
そして、もちろん値段は高いが、これは内田百閒風に言うなら、いま注文したものは、普通のオムそばや釜飯ではないのでありまして、空高く飛んでいるオムそばや釜飯でありまして、それはタダの料理ではないのでありまして、そんな空を飛んでいるタダ物ではない料理が900円というのは、これはむしろ安いのではあるのかもしれないのである。
取り敢えずは、熱々で美味しかったです。
飲み物を注文している人はあったが、料理を注文している人は少なかった。
そして、無事に台北の空港に到着。
入国審査をして、空港内の銀行で3万円両替をした。
それにしても、台湾桃園国際空港は綺麗になりましたね。
凡が今まで来た印象では、古くて暗かった。
でも、改装してから初めて来たけれども、明るくて綺麗になっていたので、気分もさらにウキウキと上がってくる。
これは台北に限らず、アジアの空港やホテルに着いて、「ああ、やってきたな。」と思うことに、匂いがある。
空港でもホテルでも、日本にいたら嗅ぐことのない独特の匂いがある。
何かの芳香剤のような匂いで、床のワックスなのか、掃除の洗剤なのか、或いは消臭剤の香なのか、兎に角、凡にとっては、何ともウキウキする香なんだ。
或るとき、この匂いは何ですかと、ホテルの人だったか、空港の人だったかに聞いたことがあるのですが、その時は、ジャスミンだと教えてもらった。
果たして、それは正解なのか、また、その匂いの元となるのは、何なのか、知りたいのだけれど、まだ判明していない。
空港からは、國光客運のバスで台北駅まで移動。
バスは、座席も広く、クーラーも効いていて快適だった。
45分ほど走って、台北駅に着く。
(TWD250/1人)
ホテルは、台北駅の横にあるので迷うことはない。
ここのホテルに決めた理由がそこである。
凡がチェックインをしていると、後ろでミニボンの声がする。
振り返るとホテルのスタッフが、食事は済んだかとか、いろいろ話しかけてくれて、ホテルの地図で、ホテルに近い夜市の場所などを教えてくれていた。
中々に良いホテルだと思った。
22時ごろ、ホテルにチェックイン。
さて、凡の部屋は507号室。
部屋に入ると、ベッドが無い。
ただ、部屋に1人用の椅子と、2人掛けのソファがあるだけである。

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どうしたものかと、更に中に入ると、右側にまた部屋があって、そこにシングルベッドが2台置いてあった。
思わすミニボンと「すごい」と叫んだ。
ネットの内容を見て、こんなに立派なホテルだとは思っていなかったのです。

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まず、ドアの内側には染付のツボが置かれていて、台湾のホテルが演出されている。
そして、椅子とソファとデスク。
壁には絵があり、はめ込み式の戸にモダンなツボが飾ってあって、天井にはシャンデリアがある。

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ベッドルームは、落ち着いた雰囲気で、安いホテルにばかり泊まっている凡にとっては、正しく高級ホテルのように思える。
さらに、洗面所も広くて、トイレはウォシュレット。
バスは、シャワーカーテンじゃなくて、ガラスのドアで仕切られているので、いくらシャワーをしても、外に飛び散らないので、気持ちが良い。
シャワーの水圧も、かなり強い。

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そして、ソファの間とベッドルームに、それぞれ1台ずつ液晶テレビが備え付けられている。
何が良いと言って、内装の雰囲気も良いけれど、ソファに座って、明日の予定を考えたりと、兎に角、空間が広い。
そこで、気が付いたのだけれど、フロントでは何の説明もなかったが、これはアップグレードされているということだ。
何故、そう言えるかというと、凡が予約したのは、スーペリア・ツインルームで、「窓なしの部屋のプラン」である。
然るに、今、凡が寛いでいる部屋には、窓があって台北駅が見えている。
ありがとう、フロントの名前は知らないけれど、可愛い女の子。
きっと、凡を見て、ポッとなっちゃったんだ。
そしてグレードアップしてくれたんだ。
ポッとなることはよくあることだが、こんなに素敵なアップグレードは、めったにない。
さて、ホテルで、ひとしきり喜んだら、夜の台北に繰り出しましょう。
いろいろプランも考えたが、今日はミニボンのプランで行ってみようと思う。
※泊まったホテルです。
コスモスホテル台北。
(台北天成大飯店)
ツインルーム1部屋×2泊で、日本円で、22686円。(6840TWD)
(サービス料10%、消費税5%込み)

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(ホテル入口)

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平 凡蔵。へのファンレターや
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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    う~ん、ナイスですね~
    ちょこっと近くに遊びに行く、そう、神戸にでも行くような感覚で台北に行っちゃう
    自分の理想とするスタイルです
    何か月も前から計画するのも楽しいですが、1週間ほど前にチケットをゲットし、サクッと遊びに行くなんてまさに旅慣れた、いや海外慣れした達人のようです羨ましいです
    ところで座席配列は2-3-2なのでしょうか?
    その右側2の通路側と、3の通路側を抑えたのでしょうか?
    機内食は有料なのは致し方ありませんが、逆に言うと色々選べて楽しいかもしれませんね!
    座席は隣が空席との事、これは非常にラッキーですよね
    空港使用料とか諸々の費用を入れても、往復で1万円弱と言うのは嬉しいですね
    非常に参考になります!
    ホテルは台北駅の隣で、しかもアップグレードされていてかなり良い部屋になっていたようですね
    これまたラッキーじゃないですか
    良く見るとかなり良い部屋のようで、これだと気分は最高でしょうね~
    これから夜市&夕食でしょうか?
    今後の展開が非常に楽しみです

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    飛行機は、A320-200という機種で、座席配列は3-3でした。
    その右側の通路側の横並びの2席を取ったんです。
    それで、その2席の横の窓際と、後ろの座席が空席だったんです。
    因みに、座席指定するときは、この通路に近い2席と窓側の1席では、指定料金が違うんですよ。
    窓側の方が高いんです。
    私たちは、トイレのこともあるので、通路側の方が良いので、もちろん通路側指定です。
    機内食については、ピーチは、国内線も国際線も、同じメニュー表のようです。
    ただ、メニューには、国内線用、国際線専用と、商品が限定されている物もありますが。
    それで、その機内食ですが、大したものはありません。
    たこ焼きとかお好み焼きとか、そんなコンビニ的なものです。
    でも、1回は食べてみたいと思って注文しましたが、次回は空港で食べて、機内では注文しないかもです。
    それよりも、私は、どんな安っぽい機内食でもいいから、空港会社が用意してくれる機内食が好きです。
    トレーに、小さな器を乗せてサーブされるときは、やっぱりウキウキするんですね。
    あの機内食こそが、子供のころから憧れていた飛行機の海外旅行なんです。
    一応、メインとかスイーツとかも、考えて盛り合わせされてますし、見ていて楽しいんです。

  3. 凡蔵。 より:

    (すいません、字数の関係で、続きです。)
    今回は、2990円と言うことで、すごく安かったんですが、こんな値段のものは、またあるのでしょうか。
    時々、ネットをチェックしなきゃです。
    それと、ホテルは、いつも安いホテルに泊まっているので、すごく良かったです。
    といっても、ここのホテルも、すごく高いという訳ではなく、普通の値段ですが。
    それに、いつも日本のビジネスホテルなんかのフロントで、グレードアップしときましたなんて言われて、実際部屋に入って、あれ、どこがグレードアップと思うようなホテルもありますが、ここは言われなくてもグレードアップされているのが解ります。
    これも、予約するときに、窓なしの安いプランを予約していたお陰で、その喜びも更にアップなんですよね。

  4. ゆけむり より:

    自分もトイレが近いから通路側が希望です(笑)
    それと飛行機での旅、自分も憧れでした
    そしてやはり機内食を食べながらの旅、外国へなんて憧れのまた憧れでしたからね
    列車での旅も良いですが、飛行機で行く海外への旅は特別ですもんね!

  5. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    ゆけむりさんも、通路側希望なんですね。
    世間一般では、窓側と通路の、どちらが人気なんでしょうね。
    今回の飛行機で感じたことは、座席は後ろの方が空いているから、周りの空席を狙うなら最後尾とかが良いのかなということです。
    次回も、また後方にしてみようと思っています。
    ただ、16日から行く香港は、後部座席は多分団体に確保されているのかな、選択できなかったです。
    それと、機内食は、だんだん簡単なものになってきているのが、ちょっと残念です。
    でも、それでも、地上で食べるご飯とは、まったく違って、特別な贅沢なんですよね。

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