平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(493)休日に温泉とバイキング。

3月30日、凡とミニボンの2人とも休みだった。
なので、どこかに行こうかという話になって、以前にミニボンが友人といったことのあるレストランに行こうという事になった。
香里園にある「露菴」という野菜が中心のバイキングレストランだ。
香里園と言っても駅からは、かなり離れている。
車かバスでしかいけないのじゃないかな。
なのだけれど、香里園の駅から隣接施設の「水春」という温泉があって、そこの送迎バスを利用することも出来る。
だったら、せっかくだから温泉も入ろうということで、朝の9時前に家を出て、香里園9時25分発の送迎バスで、水春まで向かった。

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20分か25分ぐらいで到着。
受付で、チケットを購入。
770円というのは、施設の規模から考えたら、少しだけリーズナブルな金額だろうか。
さっそく、温泉に入ろう。
浴場に行くと、これが朝の10時ぐらいなのだけれど、それに月曜日なのだけれど、結構な人が既に温泉に浸かっている。
酸素が通常の2倍含まれているミルキー風呂や、高濃度の炭酸泉は、隙間なくオッチャンが、良い出汁を抽出中だったので、とりあえずはスルーして、露天の岩風呂に入る。
ここは、タイミングよく空いていたので、ゆっくりと浸かる。
この岩風呂は源泉かけ流しだそうだ。
湯の色は、やや茶色がかっている。
無色透明よりは、何となく効き目がありそうで、ありがたい気持ちになる。
その後、さっきは入れなかった、ミルキー風呂や、炭酸風呂、ジェットバスや、薬草塩サウナなど、いろいろ試して、浴場を出た。
ここは、湯ぶねの種類も多くて、いろいろ楽しめるので、ゆっくり過ごすことができる。
ただ、脱衣所などの掃除は、やや巡回回数が少ないのだろう、入った時に白い粉が散乱していたところがあったのですが、1時間30分後もまだそのままだった。
とはいうものの、他のスタッフは対応も良くて、また食事処もゆったりとしてそうで、金額からいうと、なかなか良かったのではないだろうか。
そんでもって、今日のメインのバイキングだ。
当日予約できなかったので、そしていつもお客さんが待っているということなので、半分諦めながら11時45分位に電話を入れると、今は8卓が空いているという。
急いで「露菴」(ろあん)さんに向かうと、残っていた8卓の最後の1卓に間に合うことができた。

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席に着くと、せっかく温泉に入ったところなんだから、冷たいビールをキューっとやりたい。
ドリンクメニューを見ると、飲み放題が1600円である。
そして、その説明に「ビール3杯以上でお得」と書いてある。

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まあ、3杯は飲むだろう。
なら、それにしようと注文。
ただ、注文してから考えると、今はお昼である。
あまり飲みすぎると、酔っ払う。
酔っ払ったら、動きたくない。
でも、ここは香里園。
帰るには、バスに乗って、電車に乗って、歩いて帰らなきゃいけない。
そんでもって、酔っ払っていると。
帰ったら、すぐに横になってしまうだろう。
横になってしまったら、寝てしまうだろう。
寝てしまっては、折角のお休みが勿体ない。
お休みが勿体ないというのは、何か損した気分だ。
これは、飲み放題にして正解だったのかどうか。
そんなことを考えていたら、あることに気が付いた。
メニューにはビール3杯以上でお得とあるのだけれど、、、、
やられた!
メニューを見ると、エクストラゴールド生ビールは、570円なので3杯飲むと得になる。
しかし、これは飲み放題対象外のビールなのだ。
なので、普通の生ビールを注文することになるのだけれど、これは530円。
3杯飲むと、1590円である。
3杯以上というのは、3杯を含んでいる。
つまりは、3杯飲んでも、損なのである。
なので、4杯飲まなきゃ得にならない。
ということは、これは凡としては絶対に4杯は飲むだろう。
ということは、酔っ払うだろう。
ということは、最終的に損をした気分になるということなのである。
若干の不条理を覚えた。

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とはいうものの、ここのバイキングは、凡は総合的に気に入ったのであります。
料理の内容は、凡好みじゃない。
こってりと味の濃い料理は少なくて、ガツンとくるのは、から揚げ、ピザ、酢豚ぐらいだ。
後は野菜中心のヘルシーといえなくもないものばかりである。
であるが、そんな料理の内容は凡にとってバイキングの判断基準の2番目か3番目だ。
1番の判断基準は、好きなものを好きなだけ気兼ねなしに食べられること。
その意味では、なかなか高得点をはじき出す要素が多い。
まず、さっきの飲み放題は、2時間ある。
そして、料理の提供時間が、さらに素晴らしい。
11時開店であるけれども、16時まで居ることが出来る。
15時30分がラストオーダーだけれども、5時間の時間があるのだ。
これはもう、好きなものを好きなだけ気兼ねなしにという条件をクリアしただけじゃなくて、大きく通り越している。
なので、まわりのテーブルを見ても女性のお客さんが多い。
思う存分、くっちゃべり出来る訳だ。
5時間で1630円なら、納得だ。
なのでありますが、凡もミニボンも食べるのが早くて、それにわざわざここで会話することも無い訳でありまして、すぐにお腹いっぱいになったのであります。
なのですが、やっぱり飲み放題。
とりえあえずは、ビール4杯、ワイン1杯、熱燗1本を飲みまして、アルコールは飲むのを止めた。
とはいうものの、やっぱり酔っ払いまして、家に帰ったら横になって、うつらうつらしてしまったのであります。
果たして、飲み放題はお得だったのでありましょうか。

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