平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(417)別府の旅で、いい湯だな。(6)

別府の旅行の続きでございます。
ホテル別府パストラルさんで、タダの温泉を楽しんだ後は、前回行った大分の洋食屋さんに行くことにした凡は、バスで駅まで戻るのでありますが、少し前でバスを降りた。
駅に行くまでに寄りたいところがあったのです。
それは、バスの車窓から何回か見えていたものを近くで確認して見たかったから。
駅の近くの病院のビルの壁面に描かれた岡本太郎さんの絵である。

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こんな別府の地で岡本太郎さんの絵に出会えるなんて、これはどうだ。
前回に行った時には気が付かなかった。
たとえ気が付いていても通り過ぎていただろう。
でも、今は凡は岡本太郎さんを尊敬している。
その思いがこの絵に出会わせてくれたのじゃないだろうか。
あるいは、この絵に出会うために凡は今回この別府にまた来たいと思ったのではないだろうか。
いつも思っていると、いつか縁がつながる。
どこかで思いと現実がシンクロしている。
ということは、いつもみゆきさんを思っているんだもの、いつかはみゆきさんに繋がるんじゃないだろうか。
うふふ。
そしてね、みゆきさんの腕に甘えちゃったりしてね。
「みゆきさーん。ごろにゃーん。」なんてさ。
なつかない猫じゃなくて、なつきまくる猫になるわけ。
うふふ。
そんでもってね。
毎日、携帯に電話なんてするわけよ。
「みゆきさーん。にゃーん。」なんてね。
うふふ。
そんでもってね、、、
そんでもってね、、、
そんでもって、人から気持ち悪がられる凡になる訳、、、。
って、それは少し嫌だな。
気持ち悪い猫。
とはいうものの、そんなシンクロはあるように思う。
さて、岡本太郎さんに元気を貰ったので、JRの別府の駅に行く。
ホームに上がると、何かおかしい。
何か少し違うのです、前に来たときと。
「無い、無い、無い、、、。」
そう言ってホームを歩き回った。
すぐに電車が来たのでホームの端から端まで歩き回って確認した訳じゃないので断言は出来ないけれども、たぶん間違いがない。
ホームに洗面台がないのです。

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(見落としてたら、ごめんなさい。でも、きっと間違いじゃない。ホームに洗面台はなかった。)

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(これは前回に行ったときの別府のホーム。洗面台が確かにあった。)
凡はホームは高架じゃない地べたのホームが好きです。
でも、最近のホームが高架になるのは仕方がない。
その方が地べたの交通事情には便利ということは理解できる。
そして、凡はホームの洗面台が好きだ。
長旅を終えて、または長旅の途中に、電車が駅に停まると、その疲れを癒す洗面台がホームにはあった。
それぞれの人が、夏は汗にまみれた顔を洗ったり、或いは喉の渇きを潤したり。
冬は少し使う頻度が減るけれどもね。
ホームには無くてはならないものというほどでもないけれども、あることで旅がもっと楽しいものになる施設である。
どうして、これを無くしてしまうのかね。
新しく作れって言ってるんじゃない。
もともと、そこに在ったんだから、それでいいじゃない。
わざわざ取っ払う意味があるのだろうか。
別に狭いホームじゃない。
取っ払うのにもお金がかかるだろう。
それじゃ、そこに置いておこうよ。
とはいうものの、もう別府のホームの洗面台は取っ払われているんだけれどね。
それにしても、取っ払っちゃえって考えたのは誰なんだろうね。
旅の楽しさを全く持って理解していない人の所業であることは間違いがないだろう。
そんな人をJRの社員にしてほしくないと思うのは、行き過ぎであるかもしれないけれど、せめて鉄道マニアをその地域に1人は職員に採用してほしいな。
「採用要件、鉄っちゃん。その他、才能必要なし。」
そんでもって、こんな案が出たら反対してほしい。
そんな洗面台がなくなった寂しさを噛みしめる暇もなく大分駅行の特急がホームに停まった。
大分に着くと、前に行った駅の近くの洋食屋さんの「五車堂」さんへ行く。
凡は豪華なキング定食、ミニボンはハンバーグカレー。
街の洋食屋さんと言う雰囲気は、凡の大好きな味でありました。

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帰ってから食べるのにサービスサンドとフルーツサンドを買って店をでた。

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さて、楽しかった別府の旅もいよいよ終わりである。
大分駅の前からバスで空港に向かう。
帰路の飛行機もあっという間に伊丹空港に着いた。
それにしても、別府は本当に温泉を楽しむには最高の地ですね。
まだ、温泉本のスタンプの空欄があります。
ということは、まだタダで温泉に入れるということでありまして。
また、別府に行くことがあるのだろうか。
そんな期待を胸に帰宅したのであります。

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(空港で買った別府のお土産、ヤングビーナス。)

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コメント

  1. うかれぶた より:

    洗面台。いいですねわーい(嬉しい顔)
    天然水が出てくるのかしら?ないのは残念涙
    私も、地べたのホーム が 好きです♪
    お見送りが、柵ごしに 同じ目線で、、
    なんとも言えない風情である。
    今は 新幹線になってしまった、故郷の駅。
    でも、脳裏に焼き付いた その風景は永遠に心の中。
    でも水は、夏でも、キンキンに冷たい山水が出る 手洗いの所はね。
    ホームにあったら、、、
    冬は 凍るか!冷や汗
    前の「波の上」の
    ティンカリ~♪って 何かと思ってました!!
    「なつかない猫猫
    今回、手紙の中に リクエストもした曲です♪っ
    どうしてもオールナイトでかけてほしくて猫
    凡さんとも、シンクロしてます~♪
    この えにしが、 みゆき さんに繋がる 「予感」ぴかぴか(新しい)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    洗面台は、きっとみゆきさんの歌に出てくるホームにもあったはず。
    うかれぶたさんの故郷の駅にもきったあったんじゃないかな。
    そうそう、山の近くの駅の手洗いの水は、ものすごく冷たい時があるんだよね。
    駅について、トイレ行って手を洗ったら、「うーっ、冷たっ。」ってね。
    そんな話を聞いただけでも旅をしたくなる。
    なつかない猫は、声が可愛いいよね。

  3. 北のトド より:

    丸々ローンで義父の居住用に10年前購入した古いマンションが義父が亡くなって1年半後ようやく売れました。私の昔からの捨てられなかった蔵書を集中していたため、家財を整理し引き渡しまでにきれいにするため、徹夜を含め孤軍奮闘し体にダメージ残っています。でもこうして膨らんだ資産負債を整理してスリムになっていく人生の終盤に入りつつあることを自覚しました。最後に残すのはみゆきさん関連の一握りのものがあればいいと。そういうわけで雛祭りの映画もスルーせざるを得ませんでした。 
    ところで駅ホームの洗面台、私の故郷の駅にもありました。しかも「日本一おいしい水」の看板とともに、ミネラルウォータが出回るはるか以前から故郷の人々はこの水道水がなぜか日本一うまいと信じておりました。長いこと帰っていませんが、今もホームにあの蛇口はあるのでしょうか。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、北のトドさん。
    いろいろ大変でしたですね。
    義父さんのためにマンションを購入されるなんて、家族思いで素敵ですね。
    私も父が亡くなってから、実家に置いてあったお気に入りの本などを、今の家に置くスペースもなく、すべて二束三文で売ってしまいました。
    そして、父や母の遺品もほとんど捨てました。
    この作業って大変なんですよね。
    それにしても、人は想像以上にいろいろなものを身の回りにため込んでいるものですよね。
    そして、死ねばいらなくなる。
    私も、今みゆきさんのDVDを大切にパソコンの横に置いてますが、死んだときには誰かがゴミとして捨てることになるんだろうなと思うと、必要ないのかなと思う時もあります。
    でも、今とりあえずは生きているのですから、その生をその欲を楽しむつむりでもあります。
    北のトドさんの故郷のホームも、きっと素敵な風景なんでしょうね。
    故郷がある人って、少し羨ましいです。

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