平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(384)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(103)

新幹線は、無事東京に到着。
やっぱり東京は、緊張するなあ。
それから渋谷へ移動して、ホテルに3時前にチェックイン。
考えてみれば、品川で新幹線を下りればよかったんですよね。
東京の路線は難しいね。
ホテルの部屋は、今回は渋谷東武ホテルの外観の特徴の三角の窓がある部屋だった。

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さて、今日は夜会工場がメインだし、時間も中途半端なので、観光など余分なことはしないでおこう。
でも、折角だから渋谷の周りをブラブラと歩く。
渋谷に川があるなんて知らなかった。
それに、ビルの裏側の風景は好きだ。

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そうだ、月曜日だからロト6を買おうと思ったのですが、渋谷駅周辺は宝くじのボックスはあるのだけれど、ロトを発券できるボックスがない。
そういえば、昔はそうだったんですよね。
こういう移動できますよっていう態の小さなボックスで宝くじを売っていた。
タバコ屋でも売っていたし、その辺の道端で板を張ってその上に宝くじを乗っけて売っていたりした。
渋谷は都会なのに、宝くじに関しては、懐かしい雰囲気だね。
何処へ行くというところもないので、もう会場に向かおう。
赤坂見附で降りて、まずは富士そばで、とり天そばを食べる。

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そして、ACTシアターまで歩いたが、迷ってしまった。
千代田線の赤坂駅の方が良かったんですね。
それでも4時過ぎにたどり着くと、既に待っている人がいた。

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グッズの先行販売にも並んでいる。
先着の何名かにみゆきさんのサインがもらえるそうです。
凡は、みゆきさんに関するもので、これだけは要らないというものがある。
サインだ。
サインはファンが貰うものだ。
凡はファンじゃない。
これは絶対に貰ってはいけない。
さて、時間もあるのでTBSのビルあたりをぶらぶらと散策してみる。
屋外の小さなスケートリンクがあって、子供たちが時折可愛い歓声を上げながら楽しそうに滑っていた。
会場近くの木々はすっかり黄色く色づいて、寒い雨が秋から冬へと変わっていく予感を知らせてくれる。
グッズの販売が始まったので、列に並ぶ。
凡の順番になって、販売台の前に立つと、目の前に可愛い販売員がいた。
ふとネームプレートを見てびっくりした。
「中島」さんだったのだ。
これは、すごいことじゃないの。
販売員の中島さんに会えたということは、本物の中島さんに会えるという予兆ではないのだろうかと、自分勝手なシンクロを感じた。
そして、中島さんに言った。
「全部ください。」
いくら普段に凡はファンじゃないっていってても、やっぱりグッズが欲しいんや、やっぱりファンやったんやと思われるかもしれない。
でも、それは違う。
ファンじゃないからサインは要らない。
でも、グッズはファンであっても、ファンでなくても買わなくちゃいけないのです。
グッズを買うという事は、すなわちグッズを企画販売しているところにお金が落ちるということであります。
ということは、みゆきさんの版権みたいなものが、その会社からみゆきさんに支払われる筈でありまして、これは
ファンでなくてもしなければいけない行為という理屈なのであります。
さて、グッズも買って、今度は入場の列に並ぶ。
ここからでもまだ、会場まで1時間半ぐらいある。
その間、小雨の降る中待っていなきゃいけない。
普通なら、喫茶店でも入るのだろうけれど、折角の東京の会場の雰囲気を味わいたい。
とはいうものの、結構長かったです。
ようやく会場となり、中へ入る。
さて、早速やらなければいけないことが凡にはあった。
ACTシアターの1階ロビーには、ACTカフェなるものがある。
ここで夜会工場オリジナルカクテルというものを飲まなきゃいけないのである。
何故ゆえに飲まなきゃいけないのか。
凡は、夜会工場が決まった時に、どうしてもチケットを取りたいので、この会場のACT倶楽部というものに入会したんです。
勿論、なみふくとでじなみでも申し込むつもりだったんですが、1人1公演2名の制限があるし、夜会はチケットが取れないというイメージもあったんです。
だから、出来るだけ色んな方法で申し込もうと思ったのです。
それで、会場の枠としてTBSの先行販売もあるけれど、それとは別枠でACT倶楽部の抽選もあるというので、わざわざ入会金1000円、年会費4000円の合計5000円という金額を払って入会したのであります。
何しろホームページには、公演チケットの優先・先行販売と書かれています。
優先ですよ。
魅力的な言葉じゃないですか。
とはいうものの、結果は落選。
少ない座席の枠の抽選が1回増えるだけのことだった。
これは意味のないことをしてしまった。
ということは、折角会員であっても、みゆきさんの抽選に落選してしまった今となっては、会員証を持っていても何の役にも立たないということだ。
でも、悔しいじゃない。5000円がさ。
このACTカフェは、会員であれば料金が割引になる。
これは、1回でも会員のメリットを利用しなければいけないのであります。
夜会オリジナルカクテル「2/2」

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ライチの香りの白と赤の2色の可愛いカクテルだ。
定価1000円が、会員価格500円。
半額は嬉しいと思ったが、定価1000円は少しばかり高いか。
でも、5000円の内、500円は元を取ったと考えるところが大阪人ではある。
さて、初めてのACTシアター。
とりあえず、1階はどんなものかと入ってみると、やっぱり近くていいですね。
ステージには緞帳は無く、既にセットがむき出しになっている。
ステージの前まで行くと、胸が高鳴る。
このステージのすぐそこにみゆきさんが立つんだと思うと、どんなことをしても最前列のチケットを取りたくなるね。
何か裏の手があるんじゃないか。
と思ってしまう。
さて、凡の席はと言うと、またしても2階だ。
とはいうものの、今回のチケットはTBSのメルマガの先行販売で弟の名前で応募したチケットだ。
当選しただけでも、良かった。
席は狭いけれども、急こう配で、左右に座席をずらしているので、今までの中でも1番ステージが見やすい。
そして、いよいよステージが始まった。
内容については、それは本当に素晴らしかったのですが、内容の説明は割愛。
ただただ、みゆきさんに会えたこと、そして声を聞けたこと、それだけが何より嬉しかった。
ステージのみゆきさんは、高いピンヒールのハイヒールで、黒のスパンコールの入った上着とパンツ。
とっても似合っていました。
それに、夜会工場は、いままでの夜会を年代順になぞっていくのですが、「花の色はうつりにけりないたずらにわが身世にふるながめせし間に」のシーンのみゆきさんの白いダッフルコート、あれは最高に可愛かった。
大体において、みゆきさんの年齢になって、ダッフルコートをあれだけ可愛く着こなせる人は、まずいない。
それも白い色が、純真なみゆきさんの乙女心を表しているようで、愛おしい。
一緒に、ポプラの枯葉の敷き詰められた道を、みゆきさんと「寒いね。」なんて言いながら、白い息の大きさを比べながら、手を繋いで歩いてみたいな。
そんな、凡の気持ちを学生時代に戻してくれる、みゆきさんのダッフルコート姿なのでありました。
待ちに待ったみゆきさんの夜会工場も、初日が終わってしまった。
時間は無情にも正確である。
余韻も切なく、そして立ち去りがたく。
とはいうものの、雨が降っているので隣のビルのへ避難した。
さて、ここで何か食べていくことにしようかな。

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コメント

  1. うかれぶた より:

    渋谷って、渋い谷ですもんね~猫
    原宿も、原っぱに宿?
    昔は、こんなだったと、
    タモリさんが よく話していますねひよこ

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    東京はね、色んな地名があるけれど、どれもカッコイイですね。
    渋谷も、公園通りって聞いただけでお洒落ですよ。
    メイドインティアーズの歌詞を思い出して、公演通りで、メッキだらけのけばい茶店を探したけれども、
    そんな歌詞のようなお店は探せなかった。
    みゆきさんが歌を作ったころは、どんな渋谷だったのかな。

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