平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(385)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(104)

夜会工場の余韻を残しながら、会場の横にあるビルに入る。
雨も降っているし、お店も知らないので、取り敢えずはこのビルの中で、どこかのお店に入ろう。
シュリンプ&オイスターバー。

画像

ちょっとお洒落じゃない。
東京で、こんなお店に入るのもいい。
カウンターに座って、生牡蠣の食べ比べを注文した。
ジーンケリー主演のミュージカル映画「カバーガール」は、凡の好きな映画の1つだ。
場末のレストランで、仲間3人が舞台が終わってから、スターになることを夢見て生牡蠣を食べるシーンが特に好きだ。
3人で、「カモン・パール。」っておまじないを言うんですよね。
真珠よ出てこいって。
牡蠣だから真珠は出てこないんだけれど、そんな仲間の雰囲気が羨ましいシーンだ。
凡も、東京のオイスターバーで生牡蠣におまじない。
「カモン・みゆきさーん。」
やっぱりみゆきさんは出てこなかった、生牡蠣だものね。
まだ真珠の方が可能性がある。

画像

このお店は、洒落たお店だけあって、値段もそこそこなので、生牡蠣と焼き牡蠣だけでお店を出た。
それにしても、ここの生牡蠣は美味しかったですよ。
それに、食べ比べをしてみて、産地によってここまで味が違うとは知らなかった。
クリーミーなものから、あっさりしたものまで。
牡蠣の味の種類の豊富さを知っただけでも、このお店に入って良かった。
さて、少し落ち着いたので、他の赤坂のお店に入ってみようかなと思って歩いていると赤坂見附の駅まで来てしまったので、そのまま渋谷に戻ることにした。
渋谷の駅前の「鳥竹」さん。

画像

まずは生ビール。
それに、焼き鳥を数本。

画像
画像

やっぱり凡にはこっちの方が似合うかもね。
みゆきさんの文庫本「片想い」の「みゆき奴隷度テスト」によると、ってこんなの読んでる時点で奴隷度100点なんですが、みゆきさんは赤ちょうちんが好きだそうで、それに日本酒も好きだそうですね。
こんなお店もきっと好きなじゃないだろうか。
ひょっとしたら、みゆきさんが打ち上げでお店に入って来るんじゃないだろうか、なんて思ってしまう寂しい凡なのであります。
カウンターがあるので、1人でも気軽に飲めるこのお店もまた良いですね。
色々食べた後に、気になるメニュがあったので注文。
チキンライス。
たぶんそうだったと思う、ケチャップライスでもなかった。

画像

飲んだ後のシメにチキンライスというのは、中々乙なものでありますね。
ただ、ご飯が少しベットリした感じだけれども、これが癖になるのかもしれない。
鳥竹さんをでて、渋谷の街をぶらぶら歩きながら、ホテルに向かう。
こんな時は、みゆきさんの「紅灯の海」が雰囲気だ。
♪足は千鳥と成り果てて~♪
自分の居場所が見当たらずに、ふらりふらりと夜の街を歩く。
そんな凡を、みゆきさんは包み込んでくれるようで、心安らぐんですよね。
何時も通勤の時に、アイフォンでみゆきさんの歌を聴いているのですが、良く聴く曲と、飛ばしちゃう曲ができてくるんですよ。
今までは、紅灯の海も聴かなかった。
でも、ある時急に大好きになってしまって、今は帰りの電車の中ではよく聴いています。
日々の疲れ切ったどうしようもない気持ちを、みゆきさんは優しく包んでくれる。
そして、何も出来ない凡を許してくれるような。
気が付くと、何度も何度も繰り返し聴いていたりする。
♪足は千鳥と成り果てて~♪
そこまでは酔っ払ってはいないけれど、ふらりふらりと歩いていると、幸楽苑があった。

画像
画像

ここはチェーン店なのだろうか、いくつか看板を見かけたような気がする。
ただ、大阪にはないお店だし、名前も聞いたことがあるので、入ってみることにした。
値段は安いね。
これなら気軽には入れる。
さて、お味はというと、はっきりとは覚えていない。
酔っ払っているし、疲れているし、だいぶん前の話だものね。
まだまだ、紅灯の海に漂っていたいのですが、お腹いっぱいだし、明日もあるのでホテルに戻った。
部屋でグッズを広げて、そのまま寝てしまった。
うとうととしていると新幹線の男の子の声が聞えた。

ねえ、どうしてお腹いっぱいなのに食べてるの?」
もう、助けてー。

画像

(パンフレット)

画像

(夜会工場チロルチョコ。食べるべきか、おいとくべきか。)

画像

(ミニボンに、これはいらないだろうとダメだしされたバンダナ)

コメント

  1. うかれぶた より:

    ちびなみちゃん♪のバンダナ かわゆい♪
    と 思いま~す猫
    私が尊敬する漫画家、
    大和 和紀先生の 主人公が コケた~ダッシュ(走り出すさま) 時の手法に 似ているからかしら冷や汗
    私も描くと、その部類になってしまうから かしら~

  2. うかれぶた より:

    みゆきさんが、お父さんに連れられ 行っていたという 焼き鳥屋さん。
    しばらく行き方を 見失ってて、偶然また 発見して嬉しかったと…
    カウンター席で、ひとり微睡む みゆきさん。
    コップの酒を持つ右手と、クロスさせ自然に垂らした左手指の 美しさぴかぴか(新しい)
    友達が、板前の後ろから 隠し撮ったようなスナップ写真。。
    なのに、アルバムのカバーのように 綺麗ぴかぴか(新しい)
    なんですょね~猫ダッシュ(走り出すさま)

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、うかれぶたさん。
    みゆきさんがお父さんに連れられて行った焼き鳥屋さんって、どこなんだろう。
    北海道なのかな。
    でも、みゆきさんもひとりでお酒を飲むことがあるんですね。
    もしそんなお店で偶然出会ったら、心臓止まってしまう。
    やっぱり素顔なのかな。
    何を飲むのだろう、何を食べるのかな。
    すごく気になるよね。
    それにその写真も見たいなあ。
    きっと素敵なのでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました