みゆきさんのコンサートの余韻を引きずりつつ、馬喰町まで戻ってきた。
コンフォートホテル東京東日本橋。
一旦、みゆきさんグッズを置いて、晩ご飯でも食べに行こう。
外にでると、スカイツリーにイルミネーションが点ってる。
ロマンチック。
でも、1人ぼっちのロマンチック。
ここに、みゆきさんがいてくれたらなあ。
「ねえ、凡ちゃん。スカイツリー、キラキラ輝いて綺麗だよ。」
「うん、そうだね。でも、みゆきさんの方がキラキラ輝いているよ。」
「きゃー。嫌だ恥ずかしい。凡ちゃんもキラキラしてるよ。」
「みゆきさんが、キラキラだよ。」
「凡ちゃんが、キラキラよ。」
「みゆきさん、キラキラ。」
「凡ちゃん、キラキラ。」
「
みゆきさん、キラキラ。」
「凡ちゃん、キラキラ。」
「みゆきさん。」
「凡ちゃん。」
「みゆきさん。」
「凡ちゃん。」
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
東京の馬喰町の道端で、凡とみゆきさんのイチャイチャは、朝まで続くのであった。
「ねえ、みゆきさんさあ。凡ちゃん、みゆきさんって、言い続けるのも疲れるね。」
「だって、もう馬喰町の道端で7時間も立ったまま、凡ちゃんみゆきさんって言い続けてるんだよ。みゆきヘトヘトだよー。」
「凡もヘトヘトや。」
「じゃ、もう凡ちゃんみゆきさんって言い続けるの止めて、モーニングでも食べて帰らへん?」
「そううしよか。リポビタンも飲んでいいかな。」
「あたしも、飲むーっ。」
どこまでも、どこまでも、みゆきさんに傍にいて欲しい凡なのであります。
それにしても、テレビで見たスカイツリーが普通にそこにある。
東京なんですね、ここは。
さて、馬喰町の周りを見渡すのですが、これといったお店はなさそうである。
勿論、地元の人は、どこか美味しいお店を知っているのかもしれない。
ほんの1本横道にそれるだけで、飲食店街や歓楽街が存在するのかもしれないのだけれど、凡は知らない。
ここは、東京の夜風に吹かれながら、ぶらぶらと歩いてみよう。
大概は、人がたくあん歩いている方向に向かっていくと、何かお店が集まる場所に行けたりするんだけど。
このあたりを歩いている人は少なかったな。
適当に歩いていると、浅草橋という駅に着いた。
飲食店が急に増えくる。
さてさて、こんな時に、選ぶお店は、外から中の様子がうかがえるお店か、居酒屋ぐらいである。
もっと先まで歩いてみようかと思ったが、あまり遠くまでいっちゃうと迷子になっちゃう。
みゆきさんのコンサートに来て、「トーキョー迷子」。(みゆきさんの歌です。)
今日の独りぼっちの宴は、浅草橋にしよう。
凡は1人旅をしても、1人ぼっちなんて思ったことはないのですが、今日は、みゆきさんに振られたような気分で、1人ぼっちって言いたい気持ちなのです。
駅の周りを歩いていると、「世界の山ちゃん」を発見。
東京で、名古屋の世界の山ちゃんは、どうかと思ったのだけど、入りやすいし、山ちゃんの手羽先も久しぶりに食べたい。
階段を上がってドアを開けると、あと1時間だか、1時間半だかで、終わりだという。
まあ、それぐらいで切り上げたほうが今日はいいだろうな。
生ビールをゴクッと喉に流し込む。
手羽先の小さい方の羽をポキッと折って、本体の方を口にくわえて引っ張る。
名古屋の人だったら、誰でも知っている食べ方。
凡も名古屋でこの食べ方を知ってからは、ずっとやりかただ。
骨の周りについている肉まできれいに食べれる。
そして、またビールを流し込む。
そして、そして、せっかく東京に来たんだから、ホッピーも注文。
これは大阪にはおいていないんですよね。
さてさてホテルに戻ることにしますか。
凡にしては、早い切り上げであります。
少々疲れもしたし、みゆきさんグッズを開けてみたいもんね。
ホテルに戻ると、12時ぎりぎり。
食堂の自動のコーヒー機で、ホットコーヒーを淹れて部屋に戻った。
ここのホテルは、12時までは、何度でもウエルカムコーヒーを飲むことができる。
お酒を飲まない人や、部屋で仕事をする人には嬉しいサービスです。
シャワーをして、みゆきさんのパンフレットを眺めて、ベッドに入った。
疲れている筈なのに、そして、寝るには寝たが、何度も目が覚めた。
コメント