国際通りの県庁近くの道を海の方に向かって歩いて行くと、「福州園」はある。
中国の福州市との友好都市締結10周年を記念して造られた庭園です。
来て良かった。
入った瞬間から、そう感じました。
一歩庭園の中に入ると、ここが沖縄であることを忘れてしまいます。
池を中心に、建物や橋や冶山と呼ばれる人工の山などなどなど、どれも凝りに凝って造られていて、台北へ行った時に、屋台の老人から聞いた、故宮より意義があるという板橋区の林本源園邸を思い出しました。
どこの1部分をとっても、そこに中国美の粋を凝らした細工が施されており、その部分部分の集合がまた調和を持って、庭園が完成している。
こんなにも素晴らしい庭なのに、ほとんど人がいない。
アメリカ人だろうか、家族で写真を撮ったりして、くつろいでいた。
凡も写真を何枚も撮ったのだけれど、どうしても目で見たものを写真の映像に移し替えることは出来ない。
本当は、もっと素晴らしいんだけどなあ。
そう思いながら何度もシャッターを切った。
そして、こんな素晴らしい庭園が入場無料なのであります。
もし、凡が那覇市に住んでいたなら、休みの日にここで過ごすのが日課になりそうだ。
ここは本当にお勧めであります。
さて、福州園を出たら、もう少し歩いてみることにした。
目的地は、波の上ビーチ。
沖縄と言えば、ビーチでしょう。
普段ビーチなんて関係のない凡でありますが、歩いて行ける距離に沖縄のビーチがあるなら、歩いて行こう。
波の上ビーチは、沖縄では「なんみんビーチ」と呼ばれています。
波の上ビーチの近くにある波之上宮がなまって「なんみん」になったそうです。
凡にぴったりのビーチであります。
いつも不安を感じながら、どうしようもなく、ただただ流れている。
精神的難民。
なんみんビーチは、ここは沖縄なのですか、と聞いてしまうぐらい小さなビーチです。
目の前には海上道路がビーチを横切るように、ドンと存在していて、綺麗な海岸線を見ることは出来ない。
とはいうものの、ここは間違いなく沖縄のビーチでありまして、地元の人の憩いのビーチであるそうです。
そして、そんな小さなビーチですが、海の水は綺麗でしたよ。
ビーチの横には波之上宮があり、参拝をした。
神社の屋根が沖縄の朱色の瓦で、面白い。
神社の入り口に立てかけてあった看板に沖縄の言葉が書いてあるのですが、これが平仮名なんですが、読めないんですよね。
沖縄の方言が喋れたらカッコいいんだけどなあ。
沖縄に来て、沖縄の方言や、歌や踊りが出来たら、どんなに楽しいかなって思う。
でも、無理だなあ。
何しろ、もうそろそろ帰る時間が近づいているのであります。
大阪で沖縄の方言を使ったら、誰も言ってることを理解できないだろう。
それほど、沖縄の方言は難しい。
さて、そろそろ荷物を預けたホテルに戻らなきゃ。
(鯉のエサがあったら、買ってしまう。)
コメント
こちらも知りませんでした・・・
まだまだ知らない名所がタップリあるんでしょうね~
自分もまた沖縄に行きたくなってきました!
ありがとう、とっちゃん。
私の行った沖縄も何万分の1ですよね。
もっともっと行かなきゃ分からない。
そして、
もっともっと行きたいですね。
それには、お金がね。