平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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そうだ、ソウルへ行こう!(201)台湾慕情。台北のヨン様。

「♪不思議な恋は~、女の姿をして~、今夜あた~りぃ、訪れるよ~♪」
凡は、高校生の時は、皆に中村雅俊さんに似ていると言われていた。
中村雅俊さんは、カッコいいので、言われると少し嬉しかった。
村野武範さんに似ていると言われたこともある。
それが、大学生になって髪の毛を短くした時があったのですが、その時は、プロレスの世界の荒鷲と呼ばれた坂口征二さんに似ているとも言われた。
そして、最近は漫才の中川家の弟に似ていると言われる。
でも、これは嬉しいような、微妙な気分。
とはいうものの、そういわれると、テレビで中川家を見かけると応援したくなる。
それにしても、凡は誰かに似ているもんでありますね。
さらに最近では、日本酒のメーカーの営業のオッチャンに似ていると言われている。
もう、こうなると似ているのが嬉しいのか、何なのか分らない。
一体、どこかの日本酒のメーカーのオッチャンに似ていると言われても、さあそれで何なの。
似ていると言われている元のオッチャンにしても、知らないところで自分に似ていると噂されているとは知らないだろうし、元って言ってるけど、どちらが元なのか。
それに比べて、ミニボンは今まで、誰かに似ているって言われたことが1度もないそうです。
そういえば、誰にも似ていない。
誰にでも似ている凡と、誰にも似ていないミニボン。
どちらがいいんだろう。
居酒屋チェーン店の養老乃瀧のカウンターで飲んでいると、後ろの方から若い女の子の甘えたような声が聞こえてきた。
「うち、北川景子に似ているって言われるねん。」
そんな可愛い子が養老乃瀧に来てるんやと思って、後ろの壁に貼ったメニューのポスターを見るような風を装って、座ったまま体を捻って後ろをみた。
しかし、声のした方向は確かにそこなのだが、北川景子はいなかった。
凡の後ろで連れの男性の声が続く。
「ほんまや。でも、目とかは中山エミリちゃんの方が似てるんちゃう。」
「えーっ。そんなん言われたん初めてや。嬉しー。」
そんな会話が聞こえても、もう凡は体を捻ることはなかった。
たぶん付き合って間もないカップルなんだろうな。
男性も女性の気を引こうと、大変なことだなあと思いながら、コップのビールを喉に流し込んだ。
何故か顔が笑っているのが自分でも分った。
それにしても、「私、誰々に似ている。」という人が、実際に似ていても、その誰々よりも可愛かったり、カッコよかったりしたことは一度もない。
そして、まるで、「自分はその有名人に似ているんだから、そして有名人はカッコいいんだから、私もカッコいいでしょ。」なんていう間の抜けた理屈の必死なお願いが含まれているようで、そんなセリフを聞くたびに、滑稽な寂しさを感じる。
さて、そんな誰かに似ているという誰かを台北でよく見かけたのであります。
台北の街を歩いていると、色んな人のポスターが貼られているのに気がついた。
選挙か何かのポスターのようだ。
街や、バスの車体にも、顔とメッセージの宣伝があふれていた。
そんな中の1人が凡もミニボンも心を何故か捉えたのです。
すぐ覚えられる独特の雰囲気があります。
そして、街を歩いている時に、その話になった。
「この人、笑福亭鶴瓶に似てると思えへん。」と凡が言うと、
「えーっ。私、ヨン様に似てると思っててん。」とミニボンが言った。
ミニボンにはヨン様に見えているのだそうだけれど、凡には、どうしてもヨン様には見えない。
皆さんには、どちらに見えるのでしょうか。

画像

詰まるところ、誰かに似ているというのは、こんなものかもしれませんね。
「♪不思議な恋は~♪」
凡は、中村雅俊に似ている。正確には似ていたとなるのですが。
だから、、、。
カッコいいでしょ?

コメント

  1. とっちゃん より:

    鶴瓶!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    やっぱり、鶴瓶ですよね。
    どうしても、ヨン様には見えないですよね。

  3. oriver より:

    思わず拡大してみちゃいました♪
    小堺かずきに見えたのは、私だけ!?(笑)

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    そういえば、小堺かずきにも見える、見える。
    やっぱり、笑顔にポイントがあるのかな。

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