平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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そうだ、ソウルへ行こう!(173)台湾慕情。キャセイの機内食。

「えーとね。凡子は最近ちょっぴりー、ほんのちょっぴりだよー、ぽっちゃりさんやからー。お魚さんにしちゃおうかなー。
お兄さん、お魚さんをお願い。」
そしてミニボンは肉を選択した。
とはいうものの、2人別々のものを注文するのは理由がある、両方の味見をしたいというのもあるのだけれど、ミニボンは極端な偏食があるので、食べられないものがあった場合に、料理を交換するためだ。
魚の方は、白身の魚の天ぷらを甘酢の餡かけにしてある。結構ボリュームがあった。
その横は、写真では判らないが、驚くほどパサパサのピラフのようなもの。玉子を炒めたものが、微量混ざっている。

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肉の方は、薄い肉にもやしと春雨を、甘く味付けして片栗粉でとろみをつけている。
すき焼きの味に近い。

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昔むかし、新婚旅行などへ行った時分は機内食と言っても、もっと充実してたのを思い出だします。
機内食の前にまずドリンクを持って来てくれて、そのドリンクの種類も多かったです。
ビールは勿論、バーボンのソーダ割りなんて言っても、ちゃんと作ってくれました。
機内食の時だって、ワインのお代りを聞きに回ったりしていましたよ。
それが、今は節約で少し寂しですね。
たまにしか飛行機で旅行しないので、その時ぐらいは楽しみたいのであります。
今回は、迷った挙句、機内食のドリンクはビールを選択。
しかし、これは350ミリなので、すぐに半分は飲んでしまった。
その残ったビールで、まず魚を6分の1ぐらい食べた。
キャビンアテンダントの男性が凡子の横を通るタイミングを見計らいながら、また魚を6分の1食べる。
追加のビールを注文するための時間調整だ。
しかし、魚の天ぷらの甘酢掛けという中華料理は、どうもビールがすすむようでありまして、遂に飲み干してしまった。
しかし、男性のキャビンアテンダントは来ない。
男性やーい。
早く来てほしいな、男やーい。
凡子寂しーい。
ただ、目の前に美味しい料理があるのに食べないのはもっと辛い。
飛行機が満席のせいか、アテンダントの数が少ないのか、本当に忙しそうで、アテンダントの男性が来る前に、ケーキを残して料理を全部食べてしまった。
ミニボンを見ると、コーヒーまで待つことが出来なかったようで、ケーキも食べてしまったようだ。
今回のキャセイの飛行機は、窓際が3席です。
ミニボンの隣に座っている台湾へ帰国される様子のでっぷりとした男性は、ケーキを残して、イヤホンで音楽を目をつぶって聞いている。
ケーキはコーヒーで食べる正統な作戦だ。
そして、凡子は、ついに待ちくたびれて、ケーキも食べてしまった。
負けた。
自分に負けた。
窓際の台湾人を観察していると、コーヒーが来るまで目をつぶって待っていた。
無念無想。
その姿はでっぷりとした体格から達磨大師のようにも見える。
やがて達磨大師は、食後の飲み物が運ばれてくると、コーヒーとは思えないほど薄い味の飲み物を飲みながら、ケーキを美味しそうに食べたのです。
さらに、ややあったあとに、台湾人が席を立ってどこかに行ったなと思ったら、ビールとプラスチックのコップを持って席へ戻ってきたのであります。
わざわざキャビンアテンダントのところまで行って、ビールを貰ったようです。
負けた。
台湾人に負けた。
彼は、ケーキをコーヒーを飲みながら楽しんだあとに、食後のビールを更に楽しんだのであります。
ちょっと羨ましかったけれど、ここはビール1本で我慢しておこう。
何しろ、往路はアルコールを控えることが大切だ。
せっかくの海外旅行。
現地について酔っ払っていたのでは、勿体ない。
そんな機内を楽しみながら、飛行機は無事、現地時間の1時30分に着陸した。

コメント

  1. とっちゃん より:

    え~
    凡蔵さん機内でビール一本しか飲まなかったんですか???
    自分は頑張ってビール→ビール→白ワインを目標にしていますよ
    なかなかタイミングが難しいですが、CAが折り返してきた時にビールのお代わりをするとスムーズですよ~
    更にここがポイント
    飲み物を飲み終えていない連れに白ワインを注文させる
    そうすれば2本目のビールを飲み終え、その後スムーズに白ワインへと移行できます
    でも最近目立つのが、いきなりビールと白ワインをいっぺんに注文するおばはん達です
    尚且つ、最初のワインはしまっちゃって、ビールを飲みながら更に赤ワインなどを注文してますよね・・・
    これが2人組で、片方が飲めないのに同じように注文し、更に更にオレンジジュースなどを注文してるのも見た事があります
    う~ん、おばさんパワーにはかないませんね

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    そうなんですよ、追加するタイミングを逃してしまいました。
    とっちゃんの言う、ビールとワインをいっぺんに頼むおばちゃんの話。
    これには、少し笑ってしまいました。
    何故かというと、往路であまり飲めなかったので、帰路でビールとワインを同時に頼んだからです。
    私もとうとう、おばちゃんの仲間入りを果たしたのでしょうか。
    だって、次に横を通るまでにビールが持たないなって思ったのです。
    もう少し長いフライトだったら、余裕をもって楽しめるんでしょうか。
    でも、どうしてこれほどまで機内食って庶民を興奮させるんでしょうね。

  3. とっちゃん より:

    それはやっぱり非日常の空間で、海外と言う特別な領域に突撃するからではないでしょうか???
    自分なんか空港に踏み入れただけで興奮しますよ!
    凡蔵さんが言っていたように、海外旅行ってどこに行くかを決める時点から楽しいし、行くまでの準備期間も楽しめますよね!
    機内ももちろん楽しいし、そんなんだから海外旅行は止められませんよね~
    しかし凡蔵さんもビールとワイン一度にもらいましたか・・・
    でも一番合理的かもしれませんよね~
    CAも、一度に言われた方が仕事が楽かもしれませんよね!

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    私もそうですよ。
    空港に着いただけで、嬉しいですよね。
    大阪の伊丹空港がリニュアルしたときは、
    旅行に行かないんだけど、わざわざ一人で
    空港を見に行きました。
    空港はやっぱり憧れの空間なんですよね。
    一度CAさんに話を聞きたいですよね。
    どんな風なお客さんがいいのかって。
    「あ、この人、素敵って思われるように。」
    とはいうものの、CAさんにとってみれば、
    沢山いるお客さまの一人でしかないのかもしれませんが。

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