平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(161)

今日は、2月14日。
そうバレンタインデーであります。
この忌まわしき1日が、早く終わってくれることを全国の「特別な日はいらない派」を代表して神様に祈りたいと思います。
「まんまんちゃん、あん。」
いや、これでは仏さんだ。しかも、関西の人しか分からないだろう。
「ハラホレハレ、アイヤヤヤ、レレレレー、ビョーン」
何の神様か分からないけど、こんな神様は嫌だ。
「アーメン。」
キリスト教徒じゃないけど、バレンタインというカタカナには似合いそうだ。
「神様、どうか来年はバレンタインデーなるものがなくなりますように。
うえーん。」
うえーん?
何故、うえーん。
特別な日が、如何に有害なものであるかということについては、凡が前にかいた「そうだ、ソウルへ行こう!(51)」を、お時間があればぜひ、見てくださいね。きっと、あなたも特別な日廃止論者になると思いますよ。
さて、少しずつ3月に3連休を取る根回しをしているところですが、どうなることでしょうか。
ここは真剣に神様にお願いしておこう。
海外に限らず、一度その土地へ行くと、その土地やその土地の人を大好きになるのは、皆さんも同じではないでしょうか。
ソウルも、今まで3回行きまして、行くたびに大好きになってきました。
前回に行ったときは、ちょうど1年ぐらい前のなのですが、今でもその時の楽しい事柄を思い出します。
今回は、またもっと好きになって帰ってくるでしょうね。
さて、今回のソウルの目的は、何にしようかな。
凡の中では、もう決まっています。
前回行ったときに発見した「二日酔いに効くドリンク剤」を買うことです。
前回どうしようもない二日酔いになったときに、ミニボンに買いに行ってもらったドリンク剤が、もうあと1本しかありま
せん。
切らしたら、大変であります。
今は、少し飲みすぎて体調が不良でも、日本の薬を飲んで我慢をしているのであります。
そして、お守り代わりに1本をいつも鞄の中に入れています。
いつ何時二日酔いになってもいいように。
しかし果たしてこれで大丈夫なのだろうか。
確かに、鞄の中に1本入っていれば急に飲みすぎで気分が悪くなった時に便利だろう。
しかし、これではまだ不安が残る。
不安を抱えたまま飲んだのでは、二日酔いになりそうだ。
1本で効かない二日酔いもあるかもしれない。
それに、ドリンクを飲もうという時は、ふらふら状態だから、さあ飲もうというときに、手が滑って、つるん、ガッシャンということも考えられないことはない。
それにこんなことも考えられる。
換気の悪い油の匂いのする居酒屋のカウンターで、するめの天ぷらをマヨネーズに付けて、七味をたっぷり振りかけて口に運びながら、飲んでいると、知らず知らずのうちに飲みすぎてしまった。
ふと見ると隣に、サラサラロングヘアーの20歳の女の子が、何故か一人で飲んでいた。
目と目の間が少し離れた凡好みの顔立ちだ。
凡がちょっと飲みすぎたので、ドリンク剤を飲もうと鞄から取り出した時に、サラサラロングヘアーの女の子が、「キャー、そのドリンク剤、何ぃー。」とあどけない声で聞いた。
「このドリンク剤のことかい。これはね、二日酔いのドリンク剤なんだよ。凡は少しばかり飲みすぎたようなのでね。」
「へえー、すんごいー。私も飲んでみたいなー。私もちょっと飲みすぎたみたいやねん。」
甘えた上目使いで見つめられると、何かを期待して渡してしまっても仕方がないだろう。
そんな時は、どうすればいいのだ。
やっぱり1本では不安がいっぱいだ。
せめて鞄に2本は入れておきたい。
そうだ、ソウルには二日酔いのドリンクを買いに行こう。
そして、ゆっくりチャミスルを痛飲しよう。

コメント

  1. oriver より:

    ない、ない。
    あっはっは♪サラサラのロングヘアーの可愛い女の子はドリンク剤には反応しません(笑)
    思い出すわ~初めてお邪魔した頃、二日酔いの凡蔵。さんに出会ったのだぁ。
    あのドリンク剤、まだ一本余ってたんだ。
    それを使わない楽しい旅行になることを祈ります♪

  2. koji より:

    ソウル、行けそうですね。
    ボクは行ったことないので、楽しい報告をお待ちしています。
    それにしても、サラサラロングヘアーの女の子、好きですね(^^)

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    そうなんですよ。残りの1本はお守り代わりに取ってあったんです。
    いつ何時二日酔いになるかもしれませんもん。
    サラサラロングヘアーの女の子が、何に反応するかなんて、、、
    難問ですね。
    ドリンク剤は無理なんですか。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、kojiさん。
    サラサラロングヘアーの女の子は、永遠の憧れなんでですよ。
    南沙織さんのような爽やかで可愛い人に、きっと旅のどこかでめぐりあえることを、ついつい妄想してしまいます。

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