(ムグンファ号)
水原(スウォン)からソウルへはムグンファ号でゴー!
駅の窓口の係員も親切で、チケットに赤いボールペンで発車時刻とメモに乗るホームの番号を書いてくれた。
このムグンファ号がまた安い。
1人2500ウォンだ。
これでソウルまでの乗車券と急行券との値段である。
水原駅14時10分発、ソウル駅14時44分着。
ムグンファに乗り込み指定の座席に行くと、前に誰かが座っていたのか、前の座席の網にみかんの皮などのゴミが入っていた。
ここであのソウルの列車の「改札検察ノーチェック」が思い出される。
凡が乗った水原までの区間でタダ乗りした人が凡の座席に座ってみかんを食べたりムグンファを満喫して降りていったのではないだろうか。
タダで乗った人が凡の席に先に座り「あー、快適やなー。ムグンファで食べるみかんは最高や。」などと楽しんでい
たのではないだろうか。
ひょっとしたらカップルでタダで乗り込んできて
「あなた、みかん食べる?はい、あーん。」
「あーん。おっ、甘くて美味しいな。お前も食べろよ。あーん。」
「いやだ、恥ずかしい。でも、あーん。」
「あーん。」
「あーん。」
なんてカップルでタダでいちゃついて降りていったのではあるまいか。
うん、それは悔しいぞ。
それとも、座席指定は同じ座席に時間がずれれば予約を入れるのだろうか。
などと想像が膨らむ凡であった。
座席はセマウルほど豪華ではないが、ゆったりとしていて快適だ。
快適なのでソウルまでじゃなく、もっと遠くまで乗っていたいと思った。
でも、ソウル駅には34分で到着。
このムグンファにも立って食べるスタイルの軽食を食べたり出来る車両があるようだ。ソウルのホームに降りてから見つかった。
またしても改札ノーチェックでソウル駅のコンコースに出た。
さあ、これからどうしようか。
ちょうど、ソウル駅にはロッテ・マートという大手スーパーがある。
ここでお土産を見てみよう。
ロッテ・マートは広くて見て回るだけでも楽しい。
大きなカートで店内を見て回る。
すると、そこここで日本語が聞こえてくる。
凡が行ったときはお客の80%ぐらいが日本人だったのではないだろうか。
ソウルのスーパーで日本人にまみれてお土産を買う。
まあ、これも良しとしよう。
そうだ、出発前の計画で「生食」(センシク)という健康食品を買おうという目的があったのだ。
ここなら売っているかもしれない。
生食とは生の野菜などをフリーズドライした粉末のことだ。
凡が気になっているのは生を粉にしているので、調べたわけではないが酵素などがそのまま摂れるじゃないかと期待しているのであります。
係員に「生食は。」って聞くと案内してくれた。
でも、良く見ると「禅食」(ゼンシク)である。
禅食とは穀類などを高温で処理した粉末です。
食べた感じは、きな粉やはったい粉のような香ばしい味で美味しい。
しかし、凡が欲しいのは生食だ。
禅食なら日本できな粉を舐めてればいい。
生だからソウルでしか売ってないから買いたいのだ。
でも、生食を売ってないなら仕方がない。
ここでは生食は諦めて、お土産探しをしよう。
さあ、何をお土産にしようかな。
コメント
おっ、ロッテマートですか!
ここは良いですよね~
自分もここでお土産を買うのが好きですね!
と言うよりも、免税店などではほとんど買わないで、だいたいスーパーで買います!
そもそも他人にはお土産を原則として買ってこない主義にしたんです!
今まではあの人に買ってこなきゃ、この人にもとか、近所に買わないといけないなどと思い、現地での貴重な時間をそんなことに使ったり、気を使って買って帰ってもたいして喜んでもらえない
そんな人たちの為に貴重な時間とお金を使うのを辞めたら、本当に旅が楽しくなりました
旅先での時間が全部自分たちの為に使えるってのは充実してますよ~
なんで今まで気が付かなかったのか、やはり体裁を気にしていたんでしょうね・・・
やっと殻を破れて、自分の為の旅を満喫する事ができるようになりました
気持ち玉有難うございました。
心のおまけにソウルですか!
私の場合、一大決心になります。
昨日一人旅の孫のお伴で、空港見学に行きました。
ひっきりなしに機が飛び立つので驚きました。
私は、世界が狭いです。
ありがとう、とっちゃん。
とっちゃんみたいに決断してしまったら楽になりそうですね。
私もそこまでやれたらいいんだけれど、まだその殻を破れずにいます。
こんど、どこかへ行くときは、考えてみようと思いました。本当に。
ありがとう、ハッピーさん。
お孫さんと空港見学って聞いただけで、何かほんわかとした気分になりました。
でも、飛行機の飛び立つところを近くで見ると迫力がありますよね。
音もすごいしストレス発散になりますね。