平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(32)

凡の脳みそはどうなっているんだろう。
毎日毎日退化していく気がする。
凡は毎日晩酌をするのですが、これが脳にどう影響しているか心配です。
凡はよくインターネットで、「飲酒+認知症」とか「飲酒+喉頭がん」とかを検索します。
そして、それに書かれている症状と一緒の症状があると、落ち込んだりほっとしたり、一喜一憂しているのです。
ならば禁酒をすればいいのだが、そう上手くはいかないのが凡なのであります。
ひょっとしたら、もうボケが始まっているのだろうか。
脳みそと言えば、ミニボンは一度、脳内出血で1ヶ月以上入院したことがある。
小脳のところに海綿状血管腫というのがあって、そこが破裂したのである。
それも吐き気とめまいで近くの病院に行ったのですが、治らず大きい病院でCTスキャンをしてもらったら、脳内出血していて、それが小脳を圧迫して障害が出ていたのだ。
普通ならそのまま入院して治療をするのだが、ミニボンは家に帰ってきました。
何故かというと、その日の3日後に福岡でサザンオールスターズのコンサートがあったからです。
ミニボンは桑田佳祐の大ファンなのであります。
大阪から福岡へ行って、コンサートを見るなんて絶対出来るわけがありません。
立つことも出来ないし、1日中吐きっぱなしの状態でそんなことは出来ません。
しかし、本人は行くだけでもいいから行きたいというのです。
ミニボンの桑田ファンは筋金入りです。
その夜、凡が何とか説得して、次の朝、病院に入院しに行きました。
その後、1ヶ月以上病院のベッドに寝たままでした。
コンサートの予定だったその日に、先生が巡回に来て腕時計を指しながら
「もうコンサート始まってるな。」
と言って笑いました。
脳外科に限らず、外科の先生は明るい人が多いですね。
凡は痛風持ちなのですが、始めに掛かった先生は非常にきっちりした先生で、薬を飲まない日が1日でもあると叱られるのです。
薬が切れてから診察に行くと、
「1日薬が切れていますね。痛風はね症状が出てなくてもね。毎日薬を飲まないといけないんです。」
とこんこんと説教されました。
結局、このお医者さんへは行かなくなりました。
それで、凡が肘を骨折したときに、外科の先生に痛風のことを相談したのです。
「先生、肉とか脂っこいものあまり食べたらダメですよね。」
「いや、かまへん。」
「先生、ビールとか減らしたほうがいいですか。」
「いや、大丈夫や。」
かなり大雑把です。
凡はその先生の言う事をしっかり守って生活をしております。
そうだ、ソウルでも、肉とビールは思いっきり食べるぞ。

コメント

  1. キョン より:

    ミニボンさん大事にしてあげて・・
    しかし凡蔵くん、そういうことでは、大事な物事の時でも
    「マァいいか!」で人生終わっちゃうよ。
    痛風はいけないな、そういうことでは・・
    マァ、自分の体から、キョンには関係ないけどね。
    がんばれ~~~

  2. キョンさん。 より:

    今日も、ありがとうです。
    私の好きな言葉は、
    「仕方がない」「これでいいのだ」とか、
    キョンさんから見たらダメだしされそうな言葉ばかりです。
    でも、私なりに頑張っておりますよ。
    今の時代、頑張らないとどうにもならないですもんね。
    痛風は、普段は症状でないので、ついつい、、、。

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