平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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そうだ、ソウルへ行こう!(33)

ミニボンも、脳内出血をしてでもサザンのコンサートに行きたかったのですが、
凡も骨折してても香港へ行きたくて行った事があります。
それは香港旅行があと、数日に迫った時のことです。
その頃、ミニボンはハムスターを飼っていました。
ハムスターは可愛いですね。
凡も見ているだけで何か癒されます。
それで、ずっとケースに入れておくとストレスが溜まるので1日に1回ケースから出して、部屋を自由に走り回らせるのです。
でも、ハムスターは小さいので小さな隙間があると入っていったり、危険なところに行ったりしたら困るので、ドアのところに板を立てかけて向こうの部屋や、お風呂などに行かないようにしていたのです。
それで香港出発数日前のことです。
凡がトイレへ行こうと板を跨いだ瞬間、ドアのちょっとした出っ張りに足の小指を引っ掛けてしまったのです。
激痛が走りました。
うずくまって痛みに耐えながら、足の小指を見ると外側にコキッと曲がっていました。
そんな方向を向いた小指は見たことがありません。
凡は冷静に、これは骨折したなと思いました。
凡はミニボンに、足の痛みと骨折してるかもしれないことを訴えました。
そうするとミニボンから思わぬ言葉が出てきたのであります。
「骨折してたら香港行かない。」
「骨折して香港行った人、そんなんおらへん。」
それは困ります。
なんと言っても凡は香港へ行きたいのだ。
それなら仕方がない。病院へは行かないでおこう。病院へ行かなければ骨折と診断されないからだ。
それに、不幸中の幸い。
今回は足の小指だ。どうしても必要という指ではない。足の小指さんごめんなさい。
それに、凡の職場の人が、骨折をした場合、複雑骨折でない限り病院に行って固定しない方がいいという説を唱えていたことを思い出した。
ヘタに固定するとずれて固まってしまうこともあるというのだ。
凡はその説を信じて、そして香港へ行く為に病院へは取り敢えずは行かないことにした。
それで、おもむろに足の小指を引っ張りながらもとの角度に戻して、痛みに耐えながらマッサージしました。
その日以来、凡は市販の痛み止めとマッサージで乗り越え、無事香港旅行に行ったのであります。
帰ってきてから病院に行くと、やはり骨折していました。
しかし、マッサージのお蔭かレントゲンを見ると折れた部分が真っ直ぐになっていました。
先生が金属で固定してくれましたが、歩きにくいのですぐに取ってしまいました。
やはり、あの説は正しかった。
そうだ、ソウルへ行く前は骨折はしないぞ。

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