嗚呼、寂しくて、寂しくて。
そして、寂しくて。
(みゆきさんのデカジャケを100均のクリップでカーテンに吊り下げてます)
みゆきさんのラストツアーが、途中で延期、そして中止になってから、もうすぐ1年が経とうとしている。
その間、みゆきさんの情報は、あまりにも少なくて、寂しさ以前に、みゆきさんの体調や、心境が心配で、どうしているのだろうと、ずっと、気になっていた。
新型コロナの時期だから、余計にね。
そんな時、昨年の12月に2枚組のCDが発売された。
「ここにいるよ」
みゆきさんらしいタイトルだなあと、しみじみと思ったよ。
CDは、2枚に分かれていて、1枚目は「エール盤」、2枚目は「寄り添い盤」となっている。
初回限定盤には、特典として「Nobody Is Right」が付いている。
これは、正に、みゆきさんのファンに向けたメッセージだと思ったよ。
タイトル名もそうだ。
寂しく思っているファンに対して、「みゆき(さん)は、ここにいるよ。」
ちゃんと、元気でやってるよ、って伝えてくれている。
これだけで、どんなに安心したことか。
「ここにいるよ」というと、アルバムの1曲目の「空と君のあいだに」という曲を誰でもが思いだすだろう。
歌詞の中の「ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも」というフレーズが印象的だ。
そして、その後に続くのが、「君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる」という歌詞である。
みんなが笑ってくれるなら、「みゆきさん」は悪にでもなるよと言ってくれてるかのようじゃないか。
さらに、付録のDVD「Nobody Is Right」だ。
コロナの時期が続くと、兎角、持論の正しさを以って相手を攻撃しようとする人が出てくる。
マスク警察なんて、ひどく迷惑な話だよ。
ただそれは、マスク警察とか呼ばれる人だけじゃなくて、すべての人が、そういう気持ちの芽のようなものが、こころのどこかに発生しちゃうんだよね。
みゆきさんのこのDVDのメッセージは、ファンのみんなに、そんな被害者にも加害者にもなって欲しくないという祈りのような気持ちが伝わってくる。
というか、そのDVDのみゆきさんの映像の素敵なこと、素敵なこと、可愛さの中に凛々しさがあって、もう見とれてしまったじゃない。
特に、バックからのシーンで、みゆきさんの左腕の後ろっ側の滑らかな白さっていったら、もう、気が付いたら、タオルでヨダレをぬぐっていたよ。
、、、と、これはイケマセン、また妄想が始まりそうであります。
兎に角ね、こんな気持ちのこもったというか、メッセージを表面に出したCDとDVDは、何となくみゆきさんらしいねと思うのであります。
しばし、凡は、CDに付いている歌詞ブックのみゆきさんの写真を眺めていたよ。
可愛いね。
うん、どうしようもなく、可愛いんだものね。
とはいうものの、そんなみゆきさんのメッセージを、悪い方に、悪い方に、解釈してしまう。
ああ、凡は、何というネガティブな性格なのだろう。
ああ、凡は、何というヒネクレものなのだろう。
ああ、凡は、何という愚かなる人間なのだろう。
「ここにいるよ」ってタイトルを見た時に、「ここって、どこ?」って思ってしまったのだ。
勿論、実際的には、東京と言うことになるのだろう。
凡は、大阪、みゆきさんは、東京。
、、、遠いよ。
いや、距離的なものじゃない。
凡には、「ここにいるよ」に続くみゆきさんのメッセージが見えるのだ。
凡には、見えてしまう。
凡に向けて、みゆきさんが発したメッセージが。
「ここにいるよ」でも、「凡の居るところには、行かないよ」というメッセージだ。
或いは、「ここにいるよ」でも、「そっちには、みゆき(さん)は、居ないよ」ということでもある。
凡のところにはいない。
そういうメッセージに見えてしまう。
ああ、凡のいるところには、みゆきさんは、いない。
非情なる現実。
それなら、「そばにいるよ」なんてタイトルが良かったのか。
いや、それは凡だって、ウソだと気づく。
だって、実際そばにいないもの。
じゃ、「あっちにいるよ」か。
それは、ちょっと間抜けなタイトルになっちゃうな。
凡的には、好きなタイトル名だけれどね。
あっちを探す旅に、あっちこっち出かけちゃいそうだ。
ひょっとすると、あっちの世界という意味かもだ。
別の次元のパラレルワールド。
それは、すっとんでるな。
でも、みゆきさんは、こんなタイトル付けないだろう。
じゃ、「後ろにいるよ」とか。
後ろにいて、ファンの皆の背中を支えてあげるよ、みたいなね。
うん、意味としてはアリだな。
ただ、凡にして見れば、後にいると言えば背後霊をイメージする。
そう考えると、ちょっと怖いけれど、みゆきさんの背後霊なら背中に憑いてほしい。
でも、凡は、いつもみゆきさんの顔を見ていたいから、出来ることなら、背後じゃなくて、前面がいいなあ。
前面霊。
ずっと、みゆきさんと見つめ合っていられる。
ただ、そんなタイトルは、これまた、みゆきさんは付けないね。
やっぱり、「ここにいるよ」しかなかったんだ。
その理由がある。
ファンを安心させる以外の意味がね。
「ここにいるよ」という言葉に対して、これを聞いた人は、どこにいるかというと、それぞれの場所にいる訳だ。
それぞれが生きている場所。
詰まりは、みゆきさんとの一定距離がある場所だ。
その距離は、物理的な距離の差はあるが、こころの距離という意味では、みんな同じぐらいの距離なんだ。
みゆきさんが好きだという点においてね。
ファンのみんなは全員、みゆきさんと、同じ距離にいることを「ここにいるよ」は暗示している。
詰まりは、平等ということ。
ファン全員、平等。
みゆきさんのファンに対する今までのスタンスの表れのような気がする。
凡は、この平等という事が苦手だ。
多くのファンは、善人だろうから、この平等ということを歓迎するだろう。
自分も平等の中にいる一人なんだと信じられる善人だ。
でも、凡は、平等ということを信じられないんだ。
話をみゆきさんに限定してもね。
みゆきさんは、凡に取っての特別だ。
そして、凡は、みゆきさんにとっての特別になりたいんだ。
そう、スペシャルがいいんだ。
そして、みゆきさんに、スペシャルサービスをしてもらう。
、、、、、あんなことや、こんなんこと、、、イケナイ、イケナイ、また、妄想が始まりそうなので、現実に戻さなきゃ。
ただ、凡が、みゆきさんのスペシャルになるなんて、妄想でも不可能だ。
それにしても、みゆきさんの特別になりたいという思いを置いておいても、凡は、平等が苦手だ。
いや、本当に、平等なら凡も、それを信じるかもしれない。
そして、こころ穏やかにいられるのかもしれない。
でも、100パーセント平等なんてありえない話だ。
ケーキをカットするとか、そんなことなら平等に切り分けることも可能だろう。
でも、人の気持ちや、行動なんて、どう平等に分けるのよ。
例えば、人の気持ちを数値に置き換えて、はい、凡には10パーセント分、心配してあげるなんて言っても、そんなの出来ないでしょ。
ひょっとしたら、実に誠実な方がいて、自分の気持ちに偽らずに平等が可能だとしても、何故か、その平等から抜け落ちているってのが、凡なんだ。
みゆきさんが、いくら、みんなを平等に愛してるよと言ったって、凡だけ愛されていないのじゃないだろうかと考えてしまうのが凡なんだ。
みゆきさんが、ここにいるよ(だから、安心して)って平等に、みんなに告げても、凡だけ、「凡のところにだけは、いないよ」と受け取ってしまうのが凡なんだ。
凡だけ、無視されるのじゃないか。
凡だけ、ハズレなんじゃないのか。
漠然とした、そんな不安をいつも心に抱いている。
そんな凡は、やっぱり寂しくて、寂しくて。
CDのブックレットを見ても、そのタイトルの中から、凡へのスペシャルなメッセージを探そうとしてしまう。
凡は、スピリチュアルなことが好きだ。
なので、色んなことに隠されたメッセージを読み解いてしまう。
それは、何も作者が意図する意図しないにかかわらず、運命的に表れてくるものだ。
例えば、運命数だ。
運命数とは、生年月日の数字を足していって、最後に出た数字が、その人に大きく影響を及ぼしたり、何かを意味したりする。
凡で言うと、1959年05月16日生まれだから、、、
1+9+5+9+5+1+6=36 → 3+6=9。
となって、凡の運命数は、9となる。
みゆきさんは、このやり方でいくと、6だ。
アルバムの曲名の6曲目と9曲目の題名を見ると。
1枚目。
ひまわり“SUNWARD”
負けんもんね
2枚目は。
タクシードライバー
慕情
である。
これを平仮名に分解。
ひまわり“(SU)NWARD”
まけ(ん)もんね
タクシー(ド)ラ(イ)バ(ー)
(ぼ)じ(ょ)う
こう見ると、歌詞の中にメッセージが組み込まれてしまっていることに気が付く。
カッコの文字を抜き出すと。
(SU)(ん)(ド)(イ)(-)(ぼ)(ょ)となる。
これを、何となく組み替えると。
(ぼ)(ん)(SU)(イ)(ド)(―)(ょ)
詰まりは、「凡、好いとーよ。」ってことなのだ。
何故かはわからないが、みゆきさんは、博多弁を駆使することができることになっている。
これが、みゆきさんのメッセージなのだろうか。
あはは、あはははは、あははは、、、、。
寂しすぎて、こんな遊びをしてしまったが、何故か涙が落ちてしまう。
しかしだ。
この「凡、好いとーよ。」というメッセージに、幾ばくかの真実が含まれているなら、「ここにいるよ」の意味も変わってくる。
「ここにいるよ」に続く隠されたメッセージだ。
詰まりは、「だから、凡ちゃん、早く来て、みゆき(さん)のことを抱きしめてよ。」ってことになるじゃない。
そうなんだね。
そう言う事だったのか。
解った。
みゆきさん、凡は今から会いに行くから、両手を広げて待っててね。
なんなら、チューの用意もしておいてよ。
唇とんがらかせてさ。
あははは。
あははは。
それにしても、眠い。
最近、みゆきさんロスで、酒量が増えたようでありまして、今日もまた、みゆきさんの隠されたメッセージに気が付いた時は、すでに、酔っぱらっている。
もう、頭がぼーっとして考えられないよ。
もう、眠たいよ。
もう、意識が消えそうだ、、、、、。
凡、アルコール摂取過多のため、気絶せり。
せっかく、みゆきさんのメッセージを読み解いたのに。
きっと、明日の朝になったら、頭が痛くて、気持ちが悪くて、さっき気が付いたメッセージの事も忘れている筈だ。
それにしても、アルコールだけは、凡のことも、平等に酔わせてくれるのね。
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